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違和感を覚える本は生活に刺激をくれる

ここのところ、本屋さんで本を買わなくなりました。
特にそれが東京のお店の場合。ましてや単行本だったりすると、重いな。荷物になるなと思ってしまうからです。
 
 
「いいや、あとでネットで買おう。」
記憶に留めるか、スマホにメモをして、本屋さんを後にします。
 
 
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こんにちは。
 
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
 
 
 
外苑西通り店のスターバックスが、もうすぐ閉店だというのを知ったのは半月ほど前の、短パン社長の投稿からでした。
「11月中に東京で朝を迎えるのは多分今日が最後。あやかちゃんはいるかな。」
昨日の朝、東京で目覚めた私は、ふと思い立ち、スターバックスに向かいました。
 
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「あのぉ。あやかちゃんはおやすみですか」
私は注文ついでにレジの女性に尋ねました。
「もうこのお店に来るのも最後かなと思って、寄らせていただきました」
私の行きつけではないにも関わらず、その店員さんの表情を見て、何とも言えない気持ちになりました。
「ここがなくなると寂しくなります」
そう言いながら、彼女は手際よくトレーに準備をします。長いんだろうなぁ。
 
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すぐ横には、沢山のお客さんからのメッセージが寄せられています。これは短パン社長のメッセージ。ただ惜しむだけでなく、前向きなメッセージになっています。
「またね」っていい言葉ですね。
 
 
あやかちゃんもいないことだし、早く飲んで、すぐに帰ろう。
と思っても大抵そうはいかず、スマホを手にし、何かしらはじめてしまう。スタバというのはそれを認めてくれているところです。珈琲が飲みたいだけならコンビニでいい。家でもいい。というか私、珈琲やさんなので、お店に戻れば売るほどあります。
 
 
ほんの少し疲れたとき、誰かを待つとき、思考を整理するとき、ブログを書くとき、友達と話したいとき。
「ちょっと寄っていこうかな」
そんなサードプレイスが、スターバックスです。お客さんは互いに自分のことに夢中で、人に興味を示さない。
それがまたスタバの良さでもあるのだと思うのです。
特別な誰かではない自分、大勢のなかに溶け込む場所。
 
 
昔、「ユーガットメール」という映画があって、メグライアンがスタバに寄るシーンがあったのを覚えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
私がスタバの存在を知ったのは、その映画だったと記憶しています。田舎者の私にとって、ニューヨーカーはなんて格好いいんだろうと思わされたシーンでもありました。
 
 
 
スタバを出て、外苑前駅に向かいました。と、私はいま来た道を引き返し、横断歩道を渡りました。
寄ったのはCIBONE。久々です。
 
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本を買いました。
 
 
私は太宰治が比較的好きなので、又吉さんの文章もきっと好きなのではないかと思いつつ、火花すら読んでいません。
でも、なんとなくペラペラとめくってみたら、この文章を自分のものにしたくなりました。
決め手は、読点が少なくて、私的には読みにくい本だったから。
私は素人ながらもブログを書くとき、読んでいる人の息継ぎを考えて句読点をつけています。
それなのに彼の文はどうでしょうか。
みんなが歩きやすい靴を売っているのに、まるで昔から履いている、擦れた草履を差し出されているようです。
なんて興味深いんだろう。
バッグが重くなってしまいました。
 
 
読みはじめてすぐに、こんなことを思いました。
言葉って。頭のなかに浮かんだ言葉って。声に出して発するより、そのまま胸の奥にしまっておいた方が、おしゃべりなのではないか。
 
もちろん、大切なことは口に出さなきゃ伝わりません。
でも声に出すと、無理に多くを言おうとしたり、説明的になったりして、途端に嘘くさくなったり、足りなくなったり、逆に多くなったり、誤解させたり、なんだかちょっと違うな。私がいいたいこと、多分伝わってないなと思うことがしばしばあります。
 
 
たとえばブログにしたって、この本の特徴のように、きっともっと肩の力を抜いて、自分の本当のペースや書きたい文体で書くことが大切なのではないかと思うのです。
私は又吉さんをTVでしか拝見したことがないけれども、彼の語り口調だと、この文体が、読点があっている。
 
私は別に二重人格ではないけれど、こんなことを言ったら変な人だと思われるんじゃないかって、直接人とあっていると、言わずに言葉を飲み込んでいることがあるので、それらを文章でなら言えるのであれば、それも私の言葉です。
会って喋っているときも、ここで文章を書く私も、どちらも私です。(当たり前だけど)
 
 
あなたもきっと、言えずにいることがあるでしょう?それこそが、本当のことだものね。自分のなかで幾度となく反芻しているもの。
 
 
 
 
Riyon
 
 
埼玉県熊谷市別府5-80-3  
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日
 
 
 
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プロフィール

Riyon

Author:Riyon
埼玉県熊谷市。籠原駅から徒歩15分ほど、公園のめぐりにある、珈琲豆と器とお洋服の、小さな小さなセレクトショップ、Riyonです。
Open 11:00~18:00 日/月曜/祝日はおやすみです。  

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