あなたの服を作っているのは誰ですか
- 2017/10/21
- 23:51
渋谷では今、「Amazon Fashion Week TOKYO」というものをやっています。

こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
最近、街のいたるところで宣伝されていたのですが、何なんだろう?と思っていたので、今になって(おそーーーーー)調べたらこういうことだそうです。
「Amazon Fashion Week TOKYO」とは、年2回、世界のファッション都市で開催されているファッションの祭典で、ファッションショーや展示会で発表される最新コレクションから、次のシーズンのトレンドが生まれています。
世界のファッション・ウィークの中でも、情報発信力が大きい、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で行われるものは、 大きな影響力を持っています。

そのイベントで、あるドキュメンタリー映画を観ました。
たとえば、あなたにこんな質問をしたとします。
「あなたが今着ているお洋服は、どこの国で、誰が作ったものですか?」
と。
それをすぐに答えられる人は、おそらく多くはないでしょう。
誰が、どのような環境で作っているのか、知る人は少ない。
私もわかりません。

彼の名は、アレックス・ジェームス。
と言われても、私はピンとこなかったのですが、「Blur(ブラー)」のメンバーだったといえば、お分かりになりますよね。
彼は今酪農家として、羊の飼育、チーズの生産を行っているのだとか。
その地域、コッツウォルズは、羊毛産業の発展を担ってきた地域だそうです。
かつて、アメリカで売られる服の50%は、アメリカで生産されていました。
では今はどうでしょうか?
たったの2%だそうです。
環境汚染の面でも、深刻な問題を抱えています。
大量の洋服が、ゴミとして捨てられ、それが山になっているのです。
しかも、そのほとんどは合成繊維。
要するに、土には還らないのです。
ファストファッションのお店で、お洋服を手に取ると、そこには多言語のラベルがついています。
それだけ、たくさんの国や地域で販売されているということです。
飽きやすい消費者。どんどんかわってゆく流行。
私達が1000円ちょっとでシャツを買うために、バングラデシュなど、貧困な国の人たちは、時給1ドル以下でミシンをかけています。
「あなたが世界を見渡せば、どのような国で縫製産業が盛んであるかを理解できるでしょう。それらの国の多くは法律の規制が弱く、人々は貧しい。どのような悪条件でも喜んで働くのです」(David Welsh氏のインタビューより)
セレブは同じものを2度きたらコメントで指摘されます。
「同じ服を何度も着るなんて。」
「一体何年前の洋服を着ているの?」
衣類を大切にせず、気軽に買ってはすぐに飽きる。
お洋服は楽しいものです。
新しいお洋服は、気分をあげてくれます。
すべてのファストファッションが悪いとは、私は思いません。
ですが、もう少し着る期間を長くするとか、知らないフリをやめることはできるはずです。
過酷な労働条件。こんなに大きな犠牲のための「安い服」に、私たちは何を求めているのでしょうか。
最新のファッションに身を包むことも楽しいですが、気に入った1枚を長く大切に着ることはもっと大切なことです。

ちなみに、ウールは土に還ります。
では、今日はこのへんで。
おやすみなさいませ。
羊の数、かぞえましょうか?
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Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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最近、街のいたるところで宣伝されていたのですが、何なんだろう?と思っていたので、今になって(おそーーーーー)調べたらこういうことだそうです。
「Amazon Fashion Week TOKYO」とは、年2回、世界のファッション都市で開催されているファッションの祭典で、ファッションショーや展示会で発表される最新コレクションから、次のシーズンのトレンドが生まれています。
世界のファッション・ウィークの中でも、情報発信力が大きい、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で行われるものは、 大きな影響力を持っています。

そのイベントで、あるドキュメンタリー映画を観ました。
たとえば、あなたにこんな質問をしたとします。
「あなたが今着ているお洋服は、どこの国で、誰が作ったものですか?」
と。
それをすぐに答えられる人は、おそらく多くはないでしょう。
誰が、どのような環境で作っているのか、知る人は少ない。
私もわかりません。

彼の名は、アレックス・ジェームス。
と言われても、私はピンとこなかったのですが、「Blur(ブラー)」のメンバーだったといえば、お分かりになりますよね。
彼は今酪農家として、羊の飼育、チーズの生産を行っているのだとか。
その地域、コッツウォルズは、羊毛産業の発展を担ってきた地域だそうです。
かつて、アメリカで売られる服の50%は、アメリカで生産されていました。
では今はどうでしょうか?
たったの2%だそうです。
環境汚染の面でも、深刻な問題を抱えています。
大量の洋服が、ゴミとして捨てられ、それが山になっているのです。
しかも、そのほとんどは合成繊維。
要するに、土には還らないのです。
ファストファッションのお店で、お洋服を手に取ると、そこには多言語のラベルがついています。
それだけ、たくさんの国や地域で販売されているということです。
飽きやすい消費者。どんどんかわってゆく流行。
私達が1000円ちょっとでシャツを買うために、バングラデシュなど、貧困な国の人たちは、時給1ドル以下でミシンをかけています。
「あなたが世界を見渡せば、どのような国で縫製産業が盛んであるかを理解できるでしょう。それらの国の多くは法律の規制が弱く、人々は貧しい。どのような悪条件でも喜んで働くのです」(David Welsh氏のインタビューより)
セレブは同じものを2度きたらコメントで指摘されます。
「同じ服を何度も着るなんて。」
「一体何年前の洋服を着ているの?」
衣類を大切にせず、気軽に買ってはすぐに飽きる。
お洋服は楽しいものです。
新しいお洋服は、気分をあげてくれます。
すべてのファストファッションが悪いとは、私は思いません。
ですが、もう少し着る期間を長くするとか、知らないフリをやめることはできるはずです。
過酷な労働条件。こんなに大きな犠牲のための「安い服」に、私たちは何を求めているのでしょうか。
最新のファッションに身を包むことも楽しいですが、気に入った1枚を長く大切に着ることはもっと大切なことです。

ちなみに、ウールは土に還ります。
では、今日はこのへんで。
おやすみなさいませ。
羊の数、かぞえましょうか?
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