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何歳になっても恋の歌を歌う人たち

先週の日曜日、吉祥寺に行きました。
昼間、うつわやさんに行きましたとか、井の頭公園に行きましたとか書いたのだけれども、目的は夜のライブでした。
 
 
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こんにちは。
 
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
 
 
 
 
私の尊敬する早川義夫さんのライブです。
今回は原マスミさんも一緒でした。
 
 

 
 
結構想いは真剣なんだけど、夕飯をケーキと珈琲で済ませようとしていた私は、このときお腹がすきすぎていて、同じテーブルの知らない方が目の前で食べているチキンの匂いにやられていました。
 
なんていう話はかなりどうでもいい。
 
 
でもちょっと待って。
 
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(食べました。)
 
 
早川さんの話に戻ります。
私は早川さんがジャックスだった頃を知りません。生まれてもいないから。
何度もブログに書いているけれども、「たましいの場所」という本がとても好きで、弱いことも美しいのだと知ったし、ときに熱く、ときにスローに、私の生活のリズムをいい意味で狂わせてくれます。
 
 
 
原マスミさんとも、何度となく共演されていたことはしっていたし、早川さんのライブスケジュールはたまにチェックしていたのですが、東京でのライブのとき、どうもタイミングが合わなくて、かなり久しぶりのライブになりました。
行くべき時に行けるだろうと我慢していました。
 
 
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そんな原さんのことを、早川さんは以前ブログでこう紹介しています。
 
 
「原さんは歌いながら、顔をプルプルと震わせる。首をカクンカクンと上下する。あれはずるい。女の子はきっといちころだ。語りかける歌声、詞、メロディ、ギター、相手との距離感が見えて、リアルだ。
 普通、男は自惚れていて、どんな男でも自分が一番だと思っている。たとえば自分の彼女が、「わたし、あの人がいい」って、別な男のところへ去って行ったら、すっかり自信を失う。あるいは、「あんな男のどこがいいんだ」と彼女のセンスを疑いあきれかえる。だが、相手が原マスミさんならば仕方がない。あきらめる。悲しいけれど。」
 
 
原マスミさんは1955年生まれ。千葉県館山市出身。1982年にデビューしています。
私より20コ以上、上ということになります。
でも、まるで歌っている姿は少年のようでした。
 
 
原さんのイラストをみたとき、あれ?と思ったのだが、後で調べたところ、昔読んだ、よしもとばななの「哀しい予感」の表紙のイラストを描いたのが原さんなのだという。
 
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読んだのはもうずいぶん前で、内容すら忘れてしまったものの、なぜかこのイラストは覚えていました。
 
 
 
早川さんは、
「死ぬ直前まで恋の歌を歌うなんてね」
と笑っていたけれども、失礼だがあのお歳で、あれだけ純粋に「好きだ」と歌って、嘘に聞こえないのは早川さんのほかに誰がいるのだろうと思うのです。
 
ただ、初めて聴いた原マスミさんの歌も、ものすごい純度でした。
蒸留水とでも言いましょうか。
お2人とも少し恋の仕方が違って、でもとにかく美しかったです。
 
 
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でもきっと、何の先入観も持たない私の目に少年のように映ったのならば、きっとそのとき(少年時代)の気持ちと何ら変わりない気持ちで歌っているに違いないと思うのです。
 
 
弱さを人前で嘆いたり歌にしたりするのは強いことだ。
 
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いろんなことが見ている人ほど、表現はシンプルなのかもしれません。
 
 
 
 
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