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割れにくい陶器の詰め方

陶器を発送するときには、やはり緊張します。無事に届きますようにと。
保険はかけているし、頑丈にしているつもりですが、やはり割れずに届いたというお知らせが来るまでは、ちょっと心配。
 
 

 
 
こんにちは。
 
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
 
 
 
 
陶器を運ぶなどという機会は、みなさまはそうそうないとは思うのですが、お引っ越しなど、陶器を運んだり、送ったりすることもあるかもしれません。
 
今日は、私が遠方からのご注文で、送らせていただく場合、なるべく心がけていることをご紹介しますね。
 
 
 
〈包み方〉
 
面倒かもしれませんが、お皿は1枚1枚エアキャップ(プチプチ)で、なければ新聞紙でもいいので包みましょう。
どうしても面倒なときや、紙がたりないときは、1枚おきでもいいです。とにかく直接陶器と陶器がぶつかりあわないようにします。
 
急須など、口や持ち手部分があるものは、ちょっとぶつかっただけでもとても割れやすいので、かなり厚めに口や持ち手を保護しましょう。
 
 
〈(ダンボールなど)箱に詰める〉
 
頑丈そうなダンボールや箱の底に、エアキャップ又は丸めた新聞紙などを敷き詰めます。
次に、包んだお皿を、立てていれます。
 
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(あ、これは、このダンボールの大きさでよいのかチェックしている段階なので、何も下に敷いていません)
 
大事なことなので繰り返します。
 
お皿は立てていれます。
 
 
このとき大抵皆さん、横に置くと思います。
でもそうすると割れやすいのです。
 
 
これは言うまでもありませんが、どうしても重ねなければいけない場合は、重くて大きな食器を下にし、上に軽いものをのせます。持ったときにバランスを崩さないよう、左右であまり重さが違わないほうがいいです。
 
 
もし隙間ができてしまったら、新聞紙などを丸めて詰め、ギュウギュウにしてください。
この緩衝材はとても大事です。なるべく陶器が動かないようにしましょう。
 
 
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1箱に沢山詰めたいからと、ダンボールの蓋が持ち上がるほど詰めてはいけません。
上に別の箱をのせたら、割れてしまいます。
 
 
 
 
 
次に、初めて陶器を使うときの注意点も書いておきますね。
 
 
米のとぎ汁を入れた鍋に、器を入れます。(水位は器がかぶるくらい)
火にかけ、沸騰する手前で弱火にします。(15分くらい)。
火を止め、そのまま冷めるまでおいておきます。
うつわを水から取り出し、しっかり乾かします。
 
 
 
陶器は、目には見えませんが、土ですので隙間があります。その隙間を埋めてくれる役割を果たします。
 
それが面倒であれば、30分~1時間ほど、水につけておきます。それも面倒なら、せめて水で濡らしてください。
 
 
さらに私は、しばらく使わなかった陶器を使うときや、特に釉薬のかかっていない、ザラザラした陶器を使うときにも毎回水で濡らします。そうすることで、匂いや色の沈着を防げるからです。
特に、キムチや魚など、匂いの強いものを入れるときには余計にやったほうがいい。
 
陶器に入ったヒビ(貫入)に、お茶などの色が入り込んだ状態を「味」とする見方もあるのですが、やはりキレイに使いたいというときは、漂白剤を普通に使って大丈夫です。
 
 
 
いかがだったでしょうか。
そんな感じで、陶器を長く大切に扱ってくださいね♪
 
 
 
 
 
 
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