静かな人の方がいろんなことが聞こえてくる
- 2017/08/17
- 23:51
ディフーザーをいただきました。
これをくださった方は、明るいけれども、べらべらと要らないことまで喋る方ではない。

香りのプレゼントは、趣味が出る。
この方は、プレゼントをくれるとき、決まっていいものをくれる。
いいものを知らなければ、いいものを見る目も養われないのだといわんばかりに。
こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
10代から、20代の半ばくらいまで、よく喋る人、いろんなことを教えてくれる人を、スゴいと思っていました。
多くのことを語れる人は、多くの知識がある人だ。
こんなに自信満々にいろんなことを語れるだなんて、この人はよほど勉強してきたに違いない。
だからこんなにもいろんなことがわかってしまうのか。
なんて凄いんだろう。
そう思っていた時代がありました。
でもある時から、「黙っている人こそがすごいのではないか」と思うようになりました。
ある人が、あることを知っていながら、黙っていたことを知ったときでした。
それが誰だったのか、今となっては忘れてしまったのですが、そのときの「何故黙っていたのだ」という感覚は、今でもわずかながら残っています。
20代も終わりになってからでした。
知っていることをたくさん教えてくれる人は凄い。
けれども私の尊敬する人は、多くを語らない。
それは口数が多いとか少ないとかの問題ではありません。
本当に多くのことをしている人は、そんなものです。
知識をひけらかさない。
にんげんだもの。本当はわかりやすく、てっとりばやく、認められたいはずなのです。「すごいね」って。
でも、才能や経験から得た知恵や知識を、普段は「はーい!それ、俺がやりましたー!」「それ私、知ってます!」「俺が」「私が」と主張するのではなく、さりげなくやるというのはなかなか出来ないことです。
あぁ。そんなことまで気遣ってくれたのだとか、あのとき、あの人はあえてああ言ったんだとか。
だからそういう人は、
「俺がやりました」
などと言わなくても、分かる人にはちゃんと伝わるのです。
その後、早川義夫さんの本を読んで、さらにその思いが強まりました。
明るいように見えるけど、そんなにべらべらと喋る方ではないのに、歌や本の中では、こちらが息継ぎもうまく出来ないほどに、どどどと波が押し寄せてくる感情が届く。
早川さんはこうおっしゃっています。
わからないというのが答なのではないか。
しゃべらないほうが利口なのではないか。
脳は語るけれど。心や魂はいつだって黙っている。
早川さんは、歌手をやめて、本屋を始めました。
でも数年でやめて、また歌手になりました。
本屋さんのときのことを、こう記しています。
本屋をやめて思ったことの一つ。
ああ。もっと個性を出せば良かったと思った。
小さな町での小さな本屋での専門店化は勿論難しいが、専門店というのではなく、自分が売りたい本を売ろうという気持ちをもっと持つべきだと思った。
棚は限られているのだから、あれもこれも置かず、ある分野はすっぱり諦め、何を捨てるかに重点を置き、お客さんとともに、少しずつでいいから、棚に個性を出していくべきだと思った。
本なんて、誰でも売れるのだ。
自分が売れるものは、自分しかないじゃないか。
たとえば黙っていても、扱っている本や、いえ、本に限ったことではないのだけれどもそういう商品や、文章で、表情で、わかるものもある。
人の作った空気から感じ取ることは、喋っていたら聞こえないのだ。
だからたまに黙って、心が感じるままに、その声に、耳を澄ませることも大事なのだと思う。
ではこのへんで。
今日も1日お疲れさまでした。
いい夢を♪
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Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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いいものを知らなければ、いいものを見る目も養われないのだといわんばかりに。
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多くのことを語れる人は、多くの知識がある人だ。
こんなに自信満々にいろんなことを語れるだなんて、この人はよほど勉強してきたに違いない。
だからこんなにもいろんなことがわかってしまうのか。
なんて凄いんだろう。
そう思っていた時代がありました。
でもある時から、「黙っている人こそがすごいのではないか」と思うようになりました。
ある人が、あることを知っていながら、黙っていたことを知ったときでした。
それが誰だったのか、今となっては忘れてしまったのですが、そのときの「何故黙っていたのだ」という感覚は、今でもわずかながら残っています。
20代も終わりになってからでした。
知っていることをたくさん教えてくれる人は凄い。
けれども私の尊敬する人は、多くを語らない。
それは口数が多いとか少ないとかの問題ではありません。
本当に多くのことをしている人は、そんなものです。
知識をひけらかさない。
にんげんだもの。本当はわかりやすく、てっとりばやく、認められたいはずなのです。「すごいね」って。
でも、才能や経験から得た知恵や知識を、普段は「はーい!それ、俺がやりましたー!」「それ私、知ってます!」「俺が」「私が」と主張するのではなく、さりげなくやるというのはなかなか出来ないことです。
あぁ。そんなことまで気遣ってくれたのだとか、あのとき、あの人はあえてああ言ったんだとか。
だからそういう人は、
「俺がやりました」
などと言わなくても、分かる人にはちゃんと伝わるのです。
その後、早川義夫さんの本を読んで、さらにその思いが強まりました。
明るいように見えるけど、そんなにべらべらと喋る方ではないのに、歌や本の中では、こちらが息継ぎもうまく出来ないほどに、どどどと波が押し寄せてくる感情が届く。
早川さんはこうおっしゃっています。
わからないというのが答なのではないか。
しゃべらないほうが利口なのではないか。
脳は語るけれど。心や魂はいつだって黙っている。
早川さんは、歌手をやめて、本屋を始めました。
でも数年でやめて、また歌手になりました。
本屋さんのときのことを、こう記しています。
本屋をやめて思ったことの一つ。
ああ。もっと個性を出せば良かったと思った。
小さな町での小さな本屋での専門店化は勿論難しいが、専門店というのではなく、自分が売りたい本を売ろうという気持ちをもっと持つべきだと思った。
棚は限られているのだから、あれもこれも置かず、ある分野はすっぱり諦め、何を捨てるかに重点を置き、お客さんとともに、少しずつでいいから、棚に個性を出していくべきだと思った。
本なんて、誰でも売れるのだ。
自分が売れるものは、自分しかないじゃないか。
たとえば黙っていても、扱っている本や、いえ、本に限ったことではないのだけれどもそういう商品や、文章で、表情で、わかるものもある。
人の作った空気から感じ取ることは、喋っていたら聞こえないのだ。
だからたまに黙って、心が感じるままに、その声に、耳を澄ませることも大事なのだと思う。
ではこのへんで。
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