樋口一葉の恋

 19, 2017 23:19
お客さまとのお食事会。
えーっと。食べすぎました。
 
 
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こんばんは。
 
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
 
 
 
 
昨日、
「恋する一葉」
という番組を父に勧められていて、めずらしく早くにブログを書き終えた私は、夜、それをゆっくりと見ました。
 
 
ご存知の通り、樋口一葉は5千円札になっています。
が、その生活は、決して楽なものではなかったあたり、
番組に出てきた瀬戸内寂聴さんは
「皮肉なものね」
とおっしゃっていました。
 
 
一葉はモテていたようです。
イケメンの馬場孤蝶(ばばこちょう)、平田禿木(ひらたとくぼく)など、数々の文学青年に言い寄られていたんですね。
 
 
 
そんな一葉の日記に度々登場するのが、
半井桃水(なからいとうすい)という、一回り上の男性。
 
 
桃水は奥さんを亡くしていて、独り身でした。
新聞の連載小説で多忙な日々を送る人気作家。
 
 
そこに、19歳の一葉が弟子入りしたわけです。
尊敬する人がそばにいれば、恋の一つもするだろうなぁと思っていたら、どうやら一目惚れだったみたい。
 
 
 
 
「私はまだこのような事に馴れていないので、耳はほてり、唇は乾き、
何と言ってよいか言葉もなく、ただひたすらおじぎをするばかりでした。
 
 
よそ目にはどんなにか、愚か者に見えた事だろうと思うと、恥ずかしい限りでした。
 
先生は三十歳ぐらいでしょうか、お姿や容貌などを特に書き記すのは大変失礼な事ですが、思った通りを書いておきます。
 
顔色は大変よろしく、おだやかで、少し微笑まれたお顔は、ほんとに三歳の幼児もなつくように思われました。
 
背たけは普通の人よりも高く、肉付きよく肥えていらっしゃるので、ほんとうに見上げる程でした。」
 
 
この後も、桃水のことは日記にしばしば登場するようですし、中には
「教えをこうために行っている」
などと、わざわざ書かなくてもいいことまで、まるで誰かに言い訳でもするかのように書いているあたり、胸に湧いたものを打ち消しながらも、その想いの丈を書かずにはいられなかったのかもかもしれません。
 
 
 
あるとき一葉が
「明日会いに行きます」
と桃水に手紙を送ると、行き違いに桃水から手紙が届き
 
 
「明日会いにおいで」
と書かれていたそうです。嬉しくなった一葉は、
 
 
かく迄も似合ふことのあやしさよと一笑す。
(こんなにまで心が通じ合うものかと、不思議に思われて嬉しくなるのでした。)
 
 
 
いつの世も、恋をする気持ちは一緒ですね。
若い女の子が、はにかむ様子が伝わってきます。
 
 
 
 
桃水は一葉の才能を見抜き、一葉に、作家としてのデビューの場を与えたうえに、母と妹の生活をも支える一葉のために、資金援助もしていました。
ですが世は明治。
男性と女性が話しているだけでも色々言われる時代、2人はいつしか会うことが難しくなっていったようです。
 
 
 
自分が結核に侵されていると知っていたせいか、一葉はある時期、たけくらべやにごりえなど、後の世に代表作として知られる作品を短期間で書き上げることになります。
 
 
 
清少納言だ紫式部だと讃えられた一葉でありましたが、それは純粋に褒められているのではなく、「女」であることも、一つの理由であったと感じていたのかもしれません。
だからこそ、晩年は毒舌家と言われた斉藤緑雨と気が合い、頻繁に会っていたのでしょうか。
 
 
「あなたの作品は泣きての後の冷笑(あざわらい)の気持ちで書かれている」
緑雨は一葉の文学を、こう評しました。
 
 
そんな緑雨を、一葉は
「この男は敵にしてもおもしろいし、味方ならなおのこと心強い」
と日記に記しているようです。
 
 
24歳の短い生涯。最後の日記も緑雨について触れていたそうです。
「この男の心中が理解できない私ではない どうして今更世間の評判を気にする事があろうか」。
 
 
 
 
樋口一葉は、死ぬ前に、自分の文才を世間が認めたことを知ることができたという意味では、幸せな作家だったといえます。
ただ、小説で生活をすることは出来なかったため、この「恋する一葉」では、女優を目指す女子大生の葛藤と重ね合わせて進んでいくのです。
 
 
実はこの番組だけでは樋口一葉のことをブログに書けるほどには理解できなかったため、半井桃水について検索したところ、その恋心を論文のように記されている記事にまでたどり着きました。
 
 
長かったので全部はよんでいませんが、そこにかかれたエピソードからは、明治の女流作家も、恋する、一人の普通の女性であったのだと、親近感をおぼえました。
 
 
 
では今日はこのへんで。
今日も1日お疲れさまでした。
おやすみなさいませ♪
 
 
 
 
 
 
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