万人ウケするものじゃなくて私が好きなものを売る

 06, 2017 23:57
私は洋服に関してはわりと幅広く好きですが、器に関しては、とても偏りがあります。
 
 
とはいえ、べつに詳しいわけではないから、作家さんに言わせたら、何も知らないくせにと言われそうですが、それでもそれが好きなのだから仕方がないのです。
 
 
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こんにちは。
 
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
 
 
 
私が特に好むような土物の陶器は、正直、万人ウケしないことを、私自身認識しています。
 
 
「みんなに受け入れられるものではない」って。
 
 
たとえば、リアル店舗だけでなく、ブログを書くとき、投稿するときに陶器の写真を載せることが度々あります。
 
そんなとき私が意識して、誰にでも好かれそうな陶器を載せたり飾ったりすれば、もしかしたら沢山の方が気にいるかもしれないし、もっと売れるのかもしれません。
ですが、それは私が嘘をつくことになってしまう気がするのです。
 
 
 
いまでこそ、ほとんどのものが作家ものになりましたが、実は以前、まだRiyonがオープンして間もない頃は、陶芸家を探すことに苦労して、まだ美濃焼の大量生産をとても多く扱っていました。
 
岐阜に行かずとも、東京で行われる展示会や、カタログで注文できるのです。
カタログには、サイズが掲載されていますが、プロが撮っている写真なので、実物よりとてもいい感じに見えます。
 
今でこそ、カタログの写真で、どんな感じなのかだいたい判別できるようになりましたが、以前は定規を手に、1つひとつ丁寧に見ても、いざ届くと「思ったより小さいな」と思うことばかりでした。
サイズのことだけならまだしも、釉薬のかかり方がどうも綺麗すぎるというか、うまく説明できないけれど、大量生産独特なのです。
 
 
それでも値段には見合っていました。
納得がいかないものは、初めから値下げして売ることもありました。
 
ただね、それはとても売れました。
 
 
お値段に見合った大量生産品は、多くの方が気にいるのです。
なぜならクセがないから。
でも、なんだか物足りなかった。
もっといいものがあるはず。
そう思っていました。
 
 
誤解があってはいけませんので付け足すと、大量生産が悪いわけではありません。
お値段が安くても、とてもいい品もあります。有名な作家が作ったわけではないだけで、人の手で丁寧に細かい作業がなされているものも多いです。
作家物が好きと言いながら、未だに取扱をやめないのは、比較的安価のいいものが、安定して手に入るからです。
 
 
それに、そういった商品の1番のメリットは、
 
 
たとえば、「送別会に使いたいから、これをいついつまでに、30個欲しい。」
とご注文いただいた場合、店頭の数では足りなくとも、「たいていメーカーには在庫がある」ことです。数日いただけば、ご用意できることがほとんどです。
 
 
それに、これもかなりポイントが高いのですが、サイズや色が、注文品とほぼ同じ状態であがってきます。
 
 
 
 
ところが、作家ものだと、たいていすぐにはそろいません。
次に窯に火をいれるのはいつになるのか。作家に連絡をとり、間に合うかどうかを確認するとき、ドキドキします。
お客さまのご注文の品ではないですが、注文から1年待たされたこともありました。
 
 
お客さまを黙って1年待たせることはありませんが、数にもよりますが、かなり日にちに余裕がないと、揃えることができないものが多いです。そのうえ、作家さんでも、火の具合はどうすることもできないので、まったく同じ色のものができるとは限りません。
 
 
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見えますかね。このお皿なんて、ヒビが入ってます(笑)(ぶつけてヒビが入ってしまったのではなく、ヒビが入った後に、釉薬をかけて焼いてあるものなんです)
 
 
でも、私はそれが面白い。
ときには作り手さえ想像しないような作品ができあがる、そんな作品に出会えたときの感動はなんとも言えません。
 
 
 
さて、最近では直接ご来店いただくことが難しい、メッセージのやりとりのお客さまも、ありがたいことにとても増えました。ご注文いただくとき、私はなるべくその方のご意向に沿うようにと思ってはいます。
 
 
ただここでも、
誰が見ても嫌だと言わないような、シンプルなデザインのものは私は選びません。
 
 
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あの方(ご注文者さま)の好きそうなものはどれだろう。お店からのご注文の場合は、お店の雰囲気にはどれが合うだろう。そんなふうに選んでいます。
そのとき、万が一在庫の中に、その方にオススメしたいものがなければ、時間に余裕はあるかを確認して、あれば次の仕入れまで待ってもらいます。
 
 
一般的なウケよりも、私の視点。
 
 
 
 
そもそも、私に注文してくれるということは、ある程度、クセのあるものを勧められてもいいとわかっている場合だと思うのです。(ポジティブ解釈)
 
 
もちろん私だってそこまで変わりモノではないので、シンプルなものをいいと思うこともありますが、その場合の「シンプル」にもこだわりがあります。
 
 
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私の仕事は、みんなが好きそうなものを仕入れて、沢山売ることではなく、私と趣味が合う方が、「これいいね!」と、心から気に入って買ってくださるためのお店だと思っています。
 
 
 
器が好きだからこそ、本当に好きなものを売りたいのです。
 
 
 
 
 
 
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