思いやりとは必ずしも優しい言葉とは限らない
- 2017/04/21
- 23:53
えーっと。
書こうかどうか迷ったのですが、ちょっと感動することがあったので、やはり書くことにします。
トークライブの翌日のこと。
起きた時から身体の異変には気付いていましたが、このくらいならなんとかなると高をくくっていました。
こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
熊谷のセレクトショップ【Riyon】みわです。
ふと思いついて、一緒に宿泊していたアキーコに「夜、GHEE(短パン社長行きつけのカレー屋さん)に行く?」と聞きました。
ただ、そのためには私の仕事の間、待っていてもらわなければいけません。にもかかわらず、彼女はいつもより少し高い声で「うん!」と嬉しそうに答えたのでした。

コナンカフェでいい子に待つアキーコ。
展示会にも付き合ってくれました。

ところがです。私の体調は悪くなる一方でした。
でも言えなかった。
アキーコとは、会う機会こそ多いものの、なかなか「短パン社長の聖地に一緒にいく」ということは出来ないので、この日は絶好の機会だったからです。
でも、いよいよ、このままでは気づかれるのは時間の問題だと思うくらいになりました。
2社目の展示会を急いで終えると、私は彼女に、体調が悪いことを打ち明けました。
案の定
「カレーはむりやろ」
と、彼女は言いましたが
「吐き気止めを飲んだから、これでよくなるはず」
という私の言葉に、それ以上は何も言わずに、一緒にお店に向かってくれました。
そして、お店を目前にして、アキーコは私にこう言ったのです。
「私が食べるから、みわたん隣で見てなよ!」
私は驚きました。
なぜなら私の中には、こんな台詞がないからです。
私なら強めに言ってやめさせるでしょう。
「また次の機会に来よう」
次の機会なんて、いつ来るかわからなくても、そう言うにちがいありません。
そんな言葉より、「思いやり」に満ちた言葉だとは思いませんか。

当然のことながら、最も小さいSサイズですら食べきれるはずありませんでした。
彼女は黙って私の残したカレーを食べてくれました。
(ものすごく美味しいので、体調のいいときにまた行きます)
 

私は歩くのも精一杯で、GHEEの前から千駄ヶ谷駅行きのバスに乗り込みました。
その後、いつものように、アキーコを含む心友たちとのトークルームでのやりとりで、私は彼女へのお礼も含めて、状況を説明しました。
やっとの思いで家に帰り、シャワーを浴びると、私はパソコンをべッドの上でひらきました。
ふとスマホを見ると、
「みわこ早く寝ろ」
と言うアキーコ。
「いや、この人ブログ書くまで寝ないから、もう今日は終わりにしよう!解散!」
と言うウチコ。
どんなに具合が悪くても、セミナー後だったこともあり、胸は熱いものでいっぱいでした。
私は思いの丈を文章におこしました。
そしてそれを書き終えると、ベッドに横たわり、こう思いました。
それぞれの、一番の想いで、言葉を選んでくれたんだ。。。
翌日、ウチコさんに、こう言われました。
「具合が悪いとき、人に言えない気持ちはわかる。だけど私も、ある人に「体調が良くなるまで待ってるから」と言ってもらったことがあるんだ。だから、私たちもみわたんの体調が良くなるまでちゃんと待ってるから」
私は、以前もブログに書いたとおり、慢性疲労症候群を患っているため、人より疲れやすく、毎日発熱し、そのため思ったように身体が動かないことがしばしばあります。
だからつい、自分が情けなくて、そして人様にそんなことで迷惑をかけたくなくて、自分の身体の言うことを聞かずに動きます。
「私だって出来る」
って。
もっともっと、やりたいことがいっぱいあるのに、悔しいって。
誰しも、大切な友達や家族のためなら、優しい言葉をかけてあげたいと思うでしょう。
でも、自分が知っている言葉以上に、相手に気を遣わせない言葉はもっと存在するのかもしれません。
「やらなくていいよ」
だけが、思いやりではないのです。
相手の性格を知った上で、最善の言葉をかける。
私は胸に手を当てて、彼女たちのことを考えました。
人にもっと、優しくできる自分でありたいなと。
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営業時間 :11時~18時
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書こうかどうか迷ったのですが、ちょっと感動することがあったので、やはり書くことにします。
トークライブの翌日のこと。
起きた時から身体の異変には気付いていましたが、このくらいならなんとかなると高をくくっていました。
こんにちは。
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熊谷のセレクトショップ【Riyon】みわです。
ふと思いついて、一緒に宿泊していたアキーコに「夜、GHEE(短パン社長行きつけのカレー屋さん)に行く?」と聞きました。
ただ、そのためには私の仕事の間、待っていてもらわなければいけません。にもかかわらず、彼女はいつもより少し高い声で「うん!」と嬉しそうに答えたのでした。

コナンカフェでいい子に待つアキーコ。
展示会にも付き合ってくれました。

ところがです。私の体調は悪くなる一方でした。
でも言えなかった。
アキーコとは、会う機会こそ多いものの、なかなか「短パン社長の聖地に一緒にいく」ということは出来ないので、この日は絶好の機会だったからです。
でも、いよいよ、このままでは気づかれるのは時間の問題だと思うくらいになりました。
2社目の展示会を急いで終えると、私は彼女に、体調が悪いことを打ち明けました。
案の定
「カレーはむりやろ」
と、彼女は言いましたが
「吐き気止めを飲んだから、これでよくなるはず」
という私の言葉に、それ以上は何も言わずに、一緒にお店に向かってくれました。
そして、お店を目前にして、アキーコは私にこう言ったのです。
「私が食べるから、みわたん隣で見てなよ!」
私は驚きました。
なぜなら私の中には、こんな台詞がないからです。
私なら強めに言ってやめさせるでしょう。
「また次の機会に来よう」
次の機会なんて、いつ来るかわからなくても、そう言うにちがいありません。
そんな言葉より、「思いやり」に満ちた言葉だとは思いませんか。

当然のことながら、最も小さいSサイズですら食べきれるはずありませんでした。
彼女は黙って私の残したカレーを食べてくれました。
(ものすごく美味しいので、体調のいいときにまた行きます)
 

私は歩くのも精一杯で、GHEEの前から千駄ヶ谷駅行きのバスに乗り込みました。
その後、いつものように、アキーコを含む心友たちとのトークルームでのやりとりで、私は彼女へのお礼も含めて、状況を説明しました。
やっとの思いで家に帰り、シャワーを浴びると、私はパソコンをべッドの上でひらきました。
ふとスマホを見ると、
「みわこ早く寝ろ」
と言うアキーコ。
「いや、この人ブログ書くまで寝ないから、もう今日は終わりにしよう!解散!」
と言うウチコ。
どんなに具合が悪くても、セミナー後だったこともあり、胸は熱いものでいっぱいでした。
私は思いの丈を文章におこしました。
そしてそれを書き終えると、ベッドに横たわり、こう思いました。
それぞれの、一番の想いで、言葉を選んでくれたんだ。。。
翌日、ウチコさんに、こう言われました。
「具合が悪いとき、人に言えない気持ちはわかる。だけど私も、ある人に「体調が良くなるまで待ってるから」と言ってもらったことがあるんだ。だから、私たちもみわたんの体調が良くなるまでちゃんと待ってるから」
私は、以前もブログに書いたとおり、慢性疲労症候群を患っているため、人より疲れやすく、毎日発熱し、そのため思ったように身体が動かないことがしばしばあります。
だからつい、自分が情けなくて、そして人様にそんなことで迷惑をかけたくなくて、自分の身体の言うことを聞かずに動きます。
「私だって出来る」
って。
もっともっと、やりたいことがいっぱいあるのに、悔しいって。
誰しも、大切な友達や家族のためなら、優しい言葉をかけてあげたいと思うでしょう。
でも、自分が知っている言葉以上に、相手に気を遣わせない言葉はもっと存在するのかもしれません。
「やらなくていいよ」
だけが、思いやりではないのです。
相手の性格を知った上で、最善の言葉をかける。
私は胸に手を当てて、彼女たちのことを考えました。
人にもっと、優しくできる自分でありたいなと。
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