胸の奥に語りかける絵の具

 19, 2017 22:37
今日は、今は亡き祖父の絵を飾り直すため、かつてのアトリエに入りました。
 
 
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こんにちは。
 
珈琲豆・陶器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
 
 
 
 
祖父は絵描きでした。
 
 
子供の頃からずっと描いていたらしく、第2次世界大戦で兵隊に行ったときも、鉛筆と小さなスケッチブックを持っていき、絵を描き続けていました。
 
 
そんな祖父ですから、当然私が物心ついたときも、「祖父」といえば、「いつも絵を描いている」イメージがありました。
 
 
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ところが私は、祖父のアトリエに遊びに行くたびに、
ああ、この部屋は絵の具だらけで、なんて汚いんだろう。絵の具の臭いも嫌だなぁ。
そんなふうに思っていました。
 
 
 
 
たまに、ギャラリーの担当者が自宅に来ては、祖父の絵を持っていき、ご自身で値段を付けて売ってくれていました。
その担当者は、祖父の絵をとても気に入ってくださっていました。
 
 
あるときにはファンの方が、ご自宅を新しく建てる際、沢山の祖父の絵を飾り、スポットライトで演出するというお部屋を作ってくださったそうです。
 
 
評価は私自身ではなく、そのように他の方を通して感じるものでしかありませんでした。
 
 
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祖父は主に薔薇の絵が好きで、そのために薔薇を育て、自分の思うタイミングで切り、花器に飾り、絵を描いていました。
 
 
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数年前祖父が亡くなったとき、父と母はアトリエを少しずつ整理して、絵を飾り、アトリエを小さな美術館にしました。
 
 
 
私自身は、あまりアトリエに入ることもありませんでした。
数日前、久しぶりに入り、私はそこにいるおじいちゃんの姿をしっかりと思い浮かべることが出来ました。
 
 
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あのときのままの、イーゼルとパレット、大量の筆。
サインは入っているので、どうやら描き終わってはいるようですが、ここにこうしていたんだと、胸が一杯になりました。
 
 
 
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今となっては、誰からの評価の声が私の耳に入らなくとも、自分自身の言葉で言える。
「おじいちゃんの絵はすばらしいね」
と。
 
 
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今でも思い出すのです。
入院中、お見舞いに行った私に向けて、
「身体に気をつけてな」
と言ったこと。
自分は身体が悪くて入院しているのに。
 
 
それを思い出す度に、目頭が熱くなってしまう。
 
 
おじいちゃんは私をすごく愛してくれたのに、
私はもう、感謝の気持ちを伝えられない。
 
 
でも、こうして沢山の絵を前に感じるこの気持ちは、間違いなく祖父への愛だと思う。
 
 
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明日、いつもRiyonにご来店いただくお客さまが、絵を観に来てくださいます。
 
 
気に入ってくれるといいな。
私の自慢の、おじいちゃんの絵。
 
 
 
 
 
 
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