安さがウリのお店と競争するの?
- 2017/02/26
- 17:51
ラッピングをするため、ちょっと目を離した隙に、雇った覚えのない販売員が、
「お似合いになりますよ~」
と、お客さまに売り込みをはじめていました(笑)

いつも来てくださる高野さまと西村さま。
仲が良くて、いつも笑いがたえないお二人
こんにちは。
珈琲豆・陶器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
藤村先生はよくおっしゃいます。
「他店より1円でも安く売ります!」
という情報を発信していると、1円でも安く買いたいお客さまが集まってきます。
お客様は買いたいものが「これ」と明確に決まっていたら、1円でも安く買いたいのは当たり前だと思うのですが、だからといって安さだけをウリにしていたら、絶対に大手にはかないません。
「近くに、安さがウリの大きなお洋服やさんができちゃったから、うちは全て、今の値段の30%引きにしよう!」
そんなことをして意味があるでしょうか?
そして、常連のお客さまは喜ぶでしょうか?
その安さがウリの大型店と、価格で張り合おうとして、同じくらいに安くしたら、小さなお店はやっていけません。
(そもそも扱っている商品は、たとえ似ていたとしても異なるものですから、お値段だけ張り合うのもおかしな話なのですが。)
近くにそんなお店が出来たといっても、もともとそういうお店なんてどこにでもあります。
「安いもの」を求めるお客様なら、隣町だろうがなんだろうが、安さがウリのお店まで買い物に行っていると思います。
逆にいえば、そんなお店があるのに、わざわざ自分の小さなお店を選んで来てくださるお客様は、何を買いに来てくださっているのでしょうか?
藤村先生の言葉を借りれば、それは
「安売りをするのではなく、自分の商品やサービス、会社の価値を高め、正しく価値を伝えていたら、そういうお客さましか来ないっていうことです。」
「あなたの発信でお客さまの質が決まるのです。
だから、どういう人とつきあいたいか。
どういう人とはつきあいたくないか。
これを明確にして、意図している人に共感されたり、好きになってもらったりすることが大事だということです。」
お客様は、言葉には出さないかもしれないし、なんなら無意識かもしれない。
でも、あなたの、そして私のお店を選んでいる理由がかならずあるはずなのです。
たとえばお客さまが
「このニットかわいいね」
とおっしゃって手にとられて、それがどんなにいい品であっても、お勧め出来る商品とは限りませんよね。
そのお客さまが、ご自身で抱えていらっしゃるコンプレックスを、より強調してしまうときです。
お客様は、会話の中で大抵自分のコンプレックスを口に出しています。
いつもそれが、ご自身の中で、お洋服選びのポイントになっているからです。
コンプレックスは、他人が決めるものではありません。
ご本人が決めることです。
他人から見て、どんなに足が細くても、「私は足が太い」と思っていたらそれをなんとか細く見せたいと思うのは当然だし、お腹も、二の腕も、おしりも、顔の形も、肩も、胸も、首も。
全て、他人からみてどうであるかはあまり関係がありません。
実際、私がお客様とお話していて耳にするその方のコンプレックスの大半が、気にするレベルのことではありません。
でも、ご本人が気にされているのなら、なるべくそれをカバー出来るお洋服選びをします。
そうでないと、お客様はただ、抱えているコンプレックスを「隠す」ものを選んでしまうからです。
同じような理由で、それを着ていく先に合わないと思えば、やはりお勧めはできません。
旅行先が寒い地域の場合。「それでは寒いのではないですか?」とか、
旅行に行って「あちこち沢山歩く」とおっしゃっているお客様には、「歩きやすいぺたんこ靴と合わせたときにどうなのか?」とか、そこまで考えるべきだと思います。
全てのことに気付けるわけではなくとも、知っている限りの知識で、お客様が今現在抱えている、そしてこの先に起こりうる、不満や不便を解消し、満足できる結果(体験)へと導く。
小さなことだけれど、それが小さなお店にできる「サービス」ではないでしょうか。
はじめにご紹介したお客様のように、お店で、お客様の笑顔を1回でも増やすことが出来るのならば、これからもそういった場所で有り続けられるようにしたい。
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Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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「お似合いになりますよ~」
と、お客さまに売り込みをはじめていました(笑)

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仲が良くて、いつも笑いがたえないお二人
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藤村先生はよくおっしゃいます。
「他店より1円でも安く売ります!」
という情報を発信していると、1円でも安く買いたいお客さまが集まってきます。
お客様は買いたいものが「これ」と明確に決まっていたら、1円でも安く買いたいのは当たり前だと思うのですが、だからといって安さだけをウリにしていたら、絶対に大手にはかないません。
「近くに、安さがウリの大きなお洋服やさんができちゃったから、うちは全て、今の値段の30%引きにしよう!」
そんなことをして意味があるでしょうか?
そして、常連のお客さまは喜ぶでしょうか?
その安さがウリの大型店と、価格で張り合おうとして、同じくらいに安くしたら、小さなお店はやっていけません。
(そもそも扱っている商品は、たとえ似ていたとしても異なるものですから、お値段だけ張り合うのもおかしな話なのですが。)
近くにそんなお店が出来たといっても、もともとそういうお店なんてどこにでもあります。
「安いもの」を求めるお客様なら、隣町だろうがなんだろうが、安さがウリのお店まで買い物に行っていると思います。
逆にいえば、そんなお店があるのに、わざわざ自分の小さなお店を選んで来てくださるお客様は、何を買いに来てくださっているのでしょうか?
藤村先生の言葉を借りれば、それは
「安売りをするのではなく、自分の商品やサービス、会社の価値を高め、正しく価値を伝えていたら、そういうお客さましか来ないっていうことです。」
「あなたの発信でお客さまの質が決まるのです。
だから、どういう人とつきあいたいか。
どういう人とはつきあいたくないか。
これを明確にして、意図している人に共感されたり、好きになってもらったりすることが大事だということです。」
お客様は、言葉には出さないかもしれないし、なんなら無意識かもしれない。
でも、あなたの、そして私のお店を選んでいる理由がかならずあるはずなのです。
たとえばお客さまが
「このニットかわいいね」
とおっしゃって手にとられて、それがどんなにいい品であっても、お勧め出来る商品とは限りませんよね。
そのお客さまが、ご自身で抱えていらっしゃるコンプレックスを、より強調してしまうときです。
お客様は、会話の中で大抵自分のコンプレックスを口に出しています。
いつもそれが、ご自身の中で、お洋服選びのポイントになっているからです。
コンプレックスは、他人が決めるものではありません。
ご本人が決めることです。
他人から見て、どんなに足が細くても、「私は足が太い」と思っていたらそれをなんとか細く見せたいと思うのは当然だし、お腹も、二の腕も、おしりも、顔の形も、肩も、胸も、首も。
全て、他人からみてどうであるかはあまり関係がありません。
実際、私がお客様とお話していて耳にするその方のコンプレックスの大半が、気にするレベルのことではありません。
でも、ご本人が気にされているのなら、なるべくそれをカバー出来るお洋服選びをします。
そうでないと、お客様はただ、抱えているコンプレックスを「隠す」ものを選んでしまうからです。
同じような理由で、それを着ていく先に合わないと思えば、やはりお勧めはできません。
旅行先が寒い地域の場合。「それでは寒いのではないですか?」とか、
旅行に行って「あちこち沢山歩く」とおっしゃっているお客様には、「歩きやすいぺたんこ靴と合わせたときにどうなのか?」とか、そこまで考えるべきだと思います。
全てのことに気付けるわけではなくとも、知っている限りの知識で、お客様が今現在抱えている、そしてこの先に起こりうる、不満や不便を解消し、満足できる結果(体験)へと導く。
小さなことだけれど、それが小さなお店にできる「サービス」ではないでしょうか。
はじめにご紹介したお客様のように、お店で、お客様の笑顔を1回でも増やすことが出来るのならば、これからもそういった場所で有り続けられるようにしたい。
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