マンガ禁止令がもたらしたもの
- 2017/02/14
- 23:55
今日は1日、陶器にまみれていました。
写真は、先日作家さんのところで、選んでいるときのものです。

終わらない。終わらない。陶器の山が、終わらない(笑)
楽しみにしてくださる方が、何人か思い浮かぶので、早く出したいのですが、もう少しお待ち下さいね。
(ほんのすこしだけ今日並べました。でも、まだあるのです)
こんにちは。
珈琲豆・陶器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
私は子供の頃、親からマンガ禁止令を出されていました。
(アニメはほどほどならOKでした)
中学を卒業するまで「マンガは読んではいけない」と言われて育ちました。
幼少期のプレゼントと言えば、専ら絵本。
少し大きくなってからは、活字だけの本でした。
実際は中学生にもなると、ごく稀にですが隠れて買ったり、友人に借りたりして読んでいたのですが、でも基本的には活字ばかりの本を読んでいました。
それはそれで特に苦痛ではありませんでした。
本が好きだったからです。
活字ばかりの本とマンガの違いは、お気づきの通り「絵」です。
活字ばかりの本には絵がないので、たとえばそこに
「部屋で本を読んでいた」
と書いてあっても、どんな部屋で、どんな格好をして、どんな体勢で読んでいるのかわからないのです。
だから、自分で想像することになりますよね。
この主人公なら、どんな部屋に住んでいるだろうか?
いい加減な人だから、散らかっているに違いない。
可愛いのが好きだから、もしかしたらミッキーのぬいぐるみなんかが置いてあるかもしれない。
クールだから、部屋もモノトーンでまとめられてるかもしれない。
主人公の性格や行動パターンから想像することができます。
想像しにくい主人公もまた、好きでした。
わからないことに、魅力が詰まっていたから。
太宰治のように、台詞で想像というよりも、登場人物の性格まで書いてあって、わかりやすい人もいます。
どんな人で、どんな部屋に住んでいるのかなんて、わからなくても困らないことですが、その頭の中の描写が細ければ細かいほど、より主人公や登場人物の感情に近づけると思うのです。
「何故この人はこんな行動をとったのだろう。」
「あの人が、あんなことを言ったから、こんな気持ちになったに違いない。」
感情移入しすぎてしまうこともあるくらいでした。
おかげで読解力がついたのか、勉強嫌いな私でも、現国だけはまぁまぁな成績をとっていました。
でも、最近知ったのですが、本が嫌いで、マンガやアニメが大好きな子供に、やみくもにそれらを禁止するのはよくないそうです。
子供は、自分の好きなアニメのことなら詳しいですよね。
詳しいということはどういうことかというと、何度も観たり、集中して観たりしているから、物語のすじみちや、主人公をはじめとする登場人物の想いなどがわかっているということ。
それは、読解力とそう変わらないそうです。
だから観終わった後で
「ねぇ、あの子は、なんであんなことを言ったんだろうね?」
などと質問してみると、得意になって説明してくれるというのです。
なるほど何事も、人に説明するときは、内容をよく理解していなければできませんものね。
話しながら自分の頭の中も整理されるかもしれません。
活字の本だけでなく、アニメもマンガも、2回、3回と読んだり観たりするうちに、1回目では気付けなかったことに気付くこともありますし、始めに出てきたあのシーンは、ここに繋がったのかなどと、伏線に気付くこともあるのは、全てに共通して言えることです。
映像や絵があっても、ストーリーがあることに変わりはないので、それをどうやって国語力に結びつけるかは、親の工夫次第なのだそうです。
だから、頭ごなしに「ダメだ」と決めつけることは出来ないのですね。
そう考えるとたしかに、子供にとって、映像や絵があると、自分では思いもしなかった表情をしていたりして、こんな気持ちになったときはこんな表情になるのかと、そういった勉強にもなるのかもしれません。
では、今日は、木曽さんがオススメしてくれた本を少し読んで、寝ようと思います。
おやすみなさいませ。
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終わらない。終わらない。陶器の山が、終わらない(笑)
楽しみにしてくださる方が、何人か思い浮かぶので、早く出したいのですが、もう少しお待ち下さいね。
(ほんのすこしだけ今日並べました。でも、まだあるのです)
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私は子供の頃、親からマンガ禁止令を出されていました。
(アニメはほどほどならOKでした)
中学を卒業するまで「マンガは読んではいけない」と言われて育ちました。
幼少期のプレゼントと言えば、専ら絵本。
少し大きくなってからは、活字だけの本でした。
実際は中学生にもなると、ごく稀にですが隠れて買ったり、友人に借りたりして読んでいたのですが、でも基本的には活字ばかりの本を読んでいました。
それはそれで特に苦痛ではありませんでした。
本が好きだったからです。
活字ばかりの本とマンガの違いは、お気づきの通り「絵」です。
活字ばかりの本には絵がないので、たとえばそこに
「部屋で本を読んでいた」
と書いてあっても、どんな部屋で、どんな格好をして、どんな体勢で読んでいるのかわからないのです。
だから、自分で想像することになりますよね。
この主人公なら、どんな部屋に住んでいるだろうか?
いい加減な人だから、散らかっているに違いない。
可愛いのが好きだから、もしかしたらミッキーのぬいぐるみなんかが置いてあるかもしれない。
クールだから、部屋もモノトーンでまとめられてるかもしれない。
主人公の性格や行動パターンから想像することができます。
想像しにくい主人公もまた、好きでした。
わからないことに、魅力が詰まっていたから。
太宰治のように、台詞で想像というよりも、登場人物の性格まで書いてあって、わかりやすい人もいます。
どんな人で、どんな部屋に住んでいるのかなんて、わからなくても困らないことですが、その頭の中の描写が細ければ細かいほど、より主人公や登場人物の感情に近づけると思うのです。
「何故この人はこんな行動をとったのだろう。」
「あの人が、あんなことを言ったから、こんな気持ちになったに違いない。」
感情移入しすぎてしまうこともあるくらいでした。
おかげで読解力がついたのか、勉強嫌いな私でも、現国だけはまぁまぁな成績をとっていました。
でも、最近知ったのですが、本が嫌いで、マンガやアニメが大好きな子供に、やみくもにそれらを禁止するのはよくないそうです。
子供は、自分の好きなアニメのことなら詳しいですよね。
詳しいということはどういうことかというと、何度も観たり、集中して観たりしているから、物語のすじみちや、主人公をはじめとする登場人物の想いなどがわかっているということ。
それは、読解力とそう変わらないそうです。
だから観終わった後で
「ねぇ、あの子は、なんであんなことを言ったんだろうね?」
などと質問してみると、得意になって説明してくれるというのです。
なるほど何事も、人に説明するときは、内容をよく理解していなければできませんものね。
話しながら自分の頭の中も整理されるかもしれません。
活字の本だけでなく、アニメもマンガも、2回、3回と読んだり観たりするうちに、1回目では気付けなかったことに気付くこともありますし、始めに出てきたあのシーンは、ここに繋がったのかなどと、伏線に気付くこともあるのは、全てに共通して言えることです。
映像や絵があっても、ストーリーがあることに変わりはないので、それをどうやって国語力に結びつけるかは、親の工夫次第なのだそうです。
だから、頭ごなしに「ダメだ」と決めつけることは出来ないのですね。
そう考えるとたしかに、子供にとって、映像や絵があると、自分では思いもしなかった表情をしていたりして、こんな気持ちになったときはこんな表情になるのかと、そういった勉強にもなるのかもしれません。
では、今日は、木曽さんがオススメしてくれた本を少し読んで、寝ようと思います。
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