「もの」の呼び名をお土産にかえる
- 2016/12/28
- 23:53
問題です。
毎週木曜日、深夜にフジテレビで放送されている、師匠、短パン社長の出演コーナーは「ダイバイヤー」ですが、そのコーナーが入っている番組自体の名称は何でしょう?

チッチッチッチッチッ。

こんにちは。
珈琲豆・陶器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
はい。正解です!
「ハイ_ポール」
写真に答えが出ちゃってましたね(笑)
この番組、様々なコーナーで構成されているのですが、その中に、芸人の西野亮廣さんが担当する「ハミダシター」というコーナーがあります。
どの業界にもいる、強い意志をもって、既存の枠組みからはみ出してしまった「ハミダシター」と対談するコーナーです(最近見てない気がします。もうやらないのかな)。
自分では気づかなかった話なんかが出てきて、それが結構おもしろいんですね。
その西野亮廣さんが先日、こんなことを書いていました。
西野さんは今までに、4冊の絵本を出していますが、最初は2~3万部しか売れず、3作目の『オルゴールワールド』から、やり方を変えたそうです。
作品を売るのは大変だ。だが、人は毎日「何か」を買っている。
米、パン、水、牛乳…値段が高くても、冷蔵庫、テレビ、エアコンだって買っている。
なるほど、《生活必需品》は買っているわけだ。
パンや水は必要だけれど、僕の絵本なんて生きていく上で、それほど必要ではない。
ならば、僕の絵本を《必要なモノ》にしてあげればいい。
次に、売れている(ついつい買ってしまう)作品をリストアップしてみた。
そういえば、修学旅行で宮島に行った時にペナントを買ってしまった。
友達とシンガポールに行った時に、マーライオンの置物を買ってしまった。
前々から、「ペナントが欲しい」、「マーライオンの置物が欲しい」と思っていたわけじゃない。
人は作品にはお金は出さないけれど、思い出にはお金を出す。
それは、『おみやげ』が、思い出を残す(思い出を思い出す)装置として《必要》だから。
つまり、生活必需品で、米やパンや水や牛乳といった、そちら側に分類されていたわけだ。
ならば、自分の作品を『おみやげ化』してしまえばいい。
その為には『体験』が必要だ。
そこで、絵本の原画を無料でリースして、全国どこでも誰でも、僕の絵本の原画展を開催できることにしてみた。
そして、その代わりに、出口に絵本を置いてもらった。
そしたら飛ぶように売れた。
それは絵本としてではなく、原画展の『おみやげ』として。
人は体験に流れる。
『体験×おみやげ』が、より力を持つ時代が来ると思った。
たしかに、おみやげというのは「もの」ではありません。
漢字で土産と書くように、その土地にちなんだものを買うわけだから、まさに想い出。
アルバムのように、手にとって眺めたり触ったり出来るものです。
私達が「写真」を大切にするのも、印刷された紙切れが好きなのではなく、想い出が印刷されているから。
もちろんスマホのカメラロールもそう。
「カメラ」「写真」は、スマホのアプリの中で、ものすごく重要な機能です。
その証拠に、もしもスマホをなくしたり壊したりしたときに困るのは、スマホ本体もそうですが、それ以上に中身のスケジュール、メモ、電話帳、そして誰かとのLINEのやりとり(これも想い出に分類される)、写真です。
スマホ本体はお金で替えがききますが、想い出は替えがききません。(だからクラウドに保存したりするわけですよね)

私達がいつの時代も大切にするものは、多かれ少なかれ、感情が揺さぶられる出来事なのですね。
では今日はこのへんで。
おやすみなさい♪
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Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
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写真に答えが出ちゃってましたね(笑)
この番組、様々なコーナーで構成されているのですが、その中に、芸人の西野亮廣さんが担当する「ハミダシター」というコーナーがあります。
どの業界にもいる、強い意志をもって、既存の枠組みからはみ出してしまった「ハミダシター」と対談するコーナーです(最近見てない気がします。もうやらないのかな)。
自分では気づかなかった話なんかが出てきて、それが結構おもしろいんですね。
その西野亮廣さんが先日、こんなことを書いていました。
西野さんは今までに、4冊の絵本を出していますが、最初は2~3万部しか売れず、3作目の『オルゴールワールド』から、やり方を変えたそうです。
作品を売るのは大変だ。だが、人は毎日「何か」を買っている。
米、パン、水、牛乳…値段が高くても、冷蔵庫、テレビ、エアコンだって買っている。
なるほど、《生活必需品》は買っているわけだ。
パンや水は必要だけれど、僕の絵本なんて生きていく上で、それほど必要ではない。
ならば、僕の絵本を《必要なモノ》にしてあげればいい。
次に、売れている(ついつい買ってしまう)作品をリストアップしてみた。
そういえば、修学旅行で宮島に行った時にペナントを買ってしまった。
友達とシンガポールに行った時に、マーライオンの置物を買ってしまった。
前々から、「ペナントが欲しい」、「マーライオンの置物が欲しい」と思っていたわけじゃない。
人は作品にはお金は出さないけれど、思い出にはお金を出す。
それは、『おみやげ』が、思い出を残す(思い出を思い出す)装置として《必要》だから。
つまり、生活必需品で、米やパンや水や牛乳といった、そちら側に分類されていたわけだ。
ならば、自分の作品を『おみやげ化』してしまえばいい。
その為には『体験』が必要だ。
そこで、絵本の原画を無料でリースして、全国どこでも誰でも、僕の絵本の原画展を開催できることにしてみた。
そして、その代わりに、出口に絵本を置いてもらった。
そしたら飛ぶように売れた。
それは絵本としてではなく、原画展の『おみやげ』として。
人は体験に流れる。
『体験×おみやげ』が、より力を持つ時代が来ると思った。
たしかに、おみやげというのは「もの」ではありません。
漢字で土産と書くように、その土地にちなんだものを買うわけだから、まさに想い出。
アルバムのように、手にとって眺めたり触ったり出来るものです。
私達が「写真」を大切にするのも、印刷された紙切れが好きなのではなく、想い出が印刷されているから。
もちろんスマホのカメラロールもそう。
「カメラ」「写真」は、スマホのアプリの中で、ものすごく重要な機能です。
その証拠に、もしもスマホをなくしたり壊したりしたときに困るのは、スマホ本体もそうですが、それ以上に中身のスケジュール、メモ、電話帳、そして誰かとのLINEのやりとり(これも想い出に分類される)、写真です。
スマホ本体はお金で替えがききますが、想い出は替えがききません。(だからクラウドに保存したりするわけですよね)

私達がいつの時代も大切にするものは、多かれ少なかれ、感情が揺さぶられる出来事なのですね。
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