イーハトーブはどこに?

 14, 2016 23:40
本は、どうしても好きな作家に偏りがちだけれど、大きな本屋さんでは、平積みされている本や、特設コーナーの本を見るのも楽しみです♪
 
 
 
こんにちは。
 
珈琲豆・陶器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
 
 
 
先日、二子玉川の蔦屋に久々に行ってウロウロしていたら、
 
 
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宮沢賢治生誕120年というコーナーが、設けられていました。
 
 
宮沢賢治と言えば、「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」「風の又三郎」など、数多くの作品が残されています。
 
あなたが好きな作品は何ですか?
 
 
 
 
私は子供の頃、「銀河鉄道の夜」の映画を観に行き、ものすごく恐怖を覚え、とぼとぼと帰ってきたことを思い出しました。
 
「銀河鉄道」などというタイトルから、おそらくもっとファンタジー的要素を期待していたのかも知れません。
孤独、貧困、死など、まだ幼い私には抱えきれない大きな陰のようなものを、まざまざと見せつけられたような作品でした。
 
 
忘れてしまった方もいらっしゃるかと思いますので、簡単にストーリーを書きますね。
 
 
主人公のジョバンニは、母は病、父は漁に出たきり、しかも密漁によって投獄されていると、いじめを受けています。
ある夜、ひとりで星空を眺めていると、親友のカムパネルラと共に、銀河鉄道に乗っているのです。

 
 
そこにはあらゆる人々が乗ってきて、食事をわけてもらったり、話を聞いたりすることで、さまざまな生き方に出逢います。
 
 
 
天上と言われるサザンクロス(南十字)で、大半の乗客たちは降りてゆき、ジョバンニとカムパネルラが残されてしまいます。
二人は「ほんとうのみんなのさいわい」のために共に歩もうと誓いを交わします。

 
 
その後カムパネルラは「あすこにいるの、僕のお母さんだよ」といい残し、いつの間にかいなくなってしまいます。
 
 
草むらで目を覚ましたジョバンニ。
カムパネルラが川に落ちたザネリを助けようとして溺れてしまい、行方不明になったことを知るのです。

 
 
そしてその瞬間、カムパネルラの言葉が何を意味していたのかを悟ります。
 
 
 
 
私はだいたいのあらすじしか覚えておらず、間違うといけないので、このブログはネットであらすじを検索してから書いています。
でも、そこである言葉を見て、私の記憶に深く残った台詞はこれだったのだと、思い出しました。
 
 
ジョバンニは言いました。
 
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのように、ほんとうにみんなの幸(さいわい)のためならば僕のからだなんか百ぺん灼(や)いてもかまわない。」
 
 
この台詞は、私の胸にしばらくの間突き刺さっていました。
どういうことなのかよく理解できていませんでしたが、とても印象深かった。
 
「うん。僕だってそうだ。」 
カムパネルラの眼にはきれいな涙《なみだ》がうかんでいました。
「けれどもほんとうのさいわいはいったいなんだろう」
 ジョバンニが言いました。

 
 
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宮沢賢治の世界は、入り込むのに少し時間がかかるというか、懐古的かと思えば、観たことも感じたこともないような新しいことを想像させたりします。
 
例えば伊坂幸太郎のように勢いよく読み進めるというよりは、もっとスローペースで味わう感じ。
どちらもいいけれど、ゆっくり進むものは少しの切なさを含みます。
 
 
 
切なさは、優しさに通ずると、私は思っています。
胸の奥の、どこか深いところが少しキュウっと痛くなって、
 
「あぁ。もう少し余裕をもって生きよう。人にもっと優しくいよう」
 
そんなことを思わされます。
 
 
 
 
 
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