やる気を与えてもらうことはできない

2016/07/15
23:53

先日、サンシャインにて、ダイバージェントのセミナーが行われました。

こんにちは。

珈琲豆・陶器・洋服
熊谷のセレクトショップ【Riyon】みわです。

海外は、、、買付こそ行くものの、進出はしません(笑)
したら私が1番驚きます(笑)

私はこの日、直前まで千駄ヶ谷にある取引先に行っていたのですが、担当の方に、
「この後何か用事があるんですか？」
と聞かれて
「はい。場違いのセミナーに行きます」
と真剣に答えたくらいです

当日になって正直、なんで申し込んじゃったんだろうと思いながら、池袋へ移動していました。

でも、小学生みたいな感想ですが、結論から言うと
「行ってよかった！」

お話されたのは、【株式会社オンデーズ】田中社長、【株式会社フュービック】黒川社長です。
そして、ファシリテーター（進行）は、我らが短パン社長。
（いろんな意味で、まさに私たちにとってファシリテーターです）

【株式会社オンデーズ】は、２０１３年に東南アジアに進出。わずか３年でシンガポールや台湾など、９カ国５６店舗を出店しています。

興味深いのは、
「エリアマネージャー解散総選挙」

出来そうな人ではなく。やりたい人にやらせるべきだ。
それがオンデーズ流選挙。

上司に人事権があるわけではないので、気を遣う必要もない。
そのかわり、任期があるため、
普通なら、１年間何のミスもしなければ、翌年もそのままでいられますが、オンデーズの場合、何かしらの成果を挙げなければ、翌年も選ばれるということはありません。

田中社長の目は、何年も先を、そして世界を見据えている。その目は厳しいはず。
それなのに、とるにたらないことであるかのように話される。
話し方、内容全てに勢いがあるのが、とても印象的でした。

黒川社長の【株式会社フュービック】は、Dr.ストレッチなどを展開する会社です。
HPのメッセージには、こんなことが書かれています。
（抜粋します）

17年航海を続けていると、そこそこ経験を積みだした乗組員と僕がいた。
船の大きさは若干大きくはなった。

行き先だけは見つめているけど、
決まっている事や食べられる食糧の量はいつも未定だ。

ただ間違いなく自慢できる事がある。

うちの船は乗組員皆で動かしているって楽しさと、
目指している場所がある事。
そして、皆がそこを目指す「勇気」を持っている事。

いつまでも夢を追い、
仲間とそんな事について真剣に話し合い
航海できる船でありたいと本気で思っている。

不安定な昨今、約束されている全てのものが、
机上の空論と解釈されてもおかしくない時代だ。

ぼくは思っている。
乗組員や船長に必要なものは、
いかに「生命力」を持つ者が力を合わせられるかだと。

そこからお互い学べる事も沢山あるし、
お互い成長できるコミュニケーションを図り、
チーム力・団結力を出せるか。

お話を聴いたからといって、
「あーそっか！じゃあそうしよう！」
とはなりません。
（なりませんというか、現状ではできません。）

エクスマセミナーとはまたちょっと違う、炭酸のようなものでした。
目がさめるとでもいいましょうか。
そんな刺激的な時間でした。
気づくと夢中になって聴いている自分がいました。

「私にはまだ早い」
私はすぐに、そう言って逃げる癖があります。
だけど、先を歩く人のこぼした言葉を拾うことは、きっと自分の中の底辺を押し上げてくれる。

自分が気付く気さえされば。
そんなことを思いました。