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1週間前に行った神社を、昨日も訪れると、また少し、枝がにぎやかになっていました。

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先日も書きましたが、満開は言うまでもなく素晴らしいですが、あと少しだなぁと思いながら眺めるこのときも、なんともいえず好きです。

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同じ敷地内でも、南側に位置するこの桜は、八分咲き。

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立派な木。

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隣には、天海が造った井戸もあり、それも含めて風情があります。


花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。

花は満開のときだけを、月は雲ひとつかかっていないものだけを見るものであろうか。(いやそうではない)


雨に向かひて月を恋ひ、垂れ込めて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。

降っている雨に向かって(見えない)月を恋しく思い、簾を垂らした部屋に籠もり、春が過ぎてゆくのを知らずにいるのも、しみじみとして趣が深い。


咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ、見どころ多けれ。

今にも花開きそうな桜の梢や、花びらが散った庭なども、見どころが多い。

歌の詞書にも
『花見にまかれりけるに、早く散り過ぎにければ。』
とも、
『さはることありて、まからで』
なども書けるは、


歌の詞書(ことばがき)も
「花見に出かけたところ、すでに花が散ってしまっていた」とか、「用があって花見に行けなかった」などと書いてあるのは


「花を見て。」
と言へるに劣れることかは。


「花を見て」と言う詞書に続いて、華麗な桜を詠んだ歌に劣っているのだろうか。(いや、そうとはいえない)


花の散り、月の傾くを慕ふならひはさることなれど、ことにかたくななる人ぞ、
「この枝、かの枝、散りにけり。今は見どころなし。」
などは言ふめる。  
よろづのことも、初め終はりこそをかしけれ。



花が散り、月が沈もうとしていくのを惜しむのは、もっともなことではあるが、特に情趣を理解しない人は、
「この枝も、あの枝も散ってしまった。今は(もう)見る価値がない。」
などと言うようである。
どんなことも、初めと終わりこそ、趣が深いものである。

吉田兼好「徒然草」より

まったくそのとおりだと、この一節を読むたびに想います。
 
 
 
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