四万温泉・積善館
- 2023/09/20
- 23:15
続いて向かうのは四万(しま)温泉エリア。
伊参(いさま)エリアから、四万温泉へと向かう途中、国道に入るとメロディーラインになっていることに気付きました(メロディラインの途中から国道に入ったので、中途半端にしか聴けず、何の曲かはわからなかったのですが)。メロディーライン終わりという看板と共に「いつも何度でも」と記されていました。
『千と千尋の神隠し』の主題歌です。
ちなみにメロディーラインとは、車で(安定した速度で)走ると、道路の溝によって、音楽が聞こえてくるというもの。

目的地を目指しつつ、せっかくなので、通り沿いの甌穴(おうけつ)へ。
甌穴とは、川の流れが渦巻き状になることより石や砂が同じところを循環し、 川底の岩盤と接触して侵食されてできた丸い穴だそうです。数万年もの長い月日をかけて、自然が作り出したもの。

大小あわせて8個の甌穴があります。
時間の関係で、私は上から覗き込んだだけですが、下に降りていく階段もあります。

四万温泉へ到着。
この温泉は、桓武天皇(737~806)の時代、征夷大将軍の坂上田村麻呂が、 この地で入浴したことが始まりと言われています。
名前の由来は、四万(よんまん)の病を癒す霊泉と言われることから。
そして、先程のメロディーラインの「いつも何度でも」がここにつながるわけですが、

「千と千尋の神隠し」、モデルの1つと言われている、四万温泉の積善館さんへ。
せっかくの温泉ですが、入る時間がなかったのは残念です。

現存する日本最古の温泉宿建築だそうです。
関善兵衛さんが始めた宿。明治時代、第15代関善兵衛さんが、儒教の『積善の家に余慶あり(善いことを積み重ねた家には必ず良いことが起こる。)』という⾔葉に関連させて、呼び名の「せきぜん」を『積善』としたのだとか。

勢いよく流れる川と、時計の針が止まっているかのような重厚感ある建物がまた、異次元のような空間を創り出しています。

うっかり、建物の外観を撮り忘れてしまったのですが、お食事は橋のたもとに建つ「薬膳や 向新」さんへ。

こちらも積善館さんの営むお店で、窓からは橋が見えます。

薬膳のおかゆをいただきましたが、とても食べやすくておいしかったです。

9月も半ばだというのに、まだまだ暑い日が続きますが、四万では小さな秋を見つけることができました。

そうそう、四万エリアでも、中之条ビエンナーレの作品を見ることができます。駐車場の関係で、あきらめたスポットもありましたが、充分楽しめました。

お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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伊参(いさま)エリアから、四万温泉へと向かう途中、国道に入るとメロディーラインになっていることに気付きました(メロディラインの途中から国道に入ったので、中途半端にしか聴けず、何の曲かはわからなかったのですが)。メロディーライン終わりという看板と共に「いつも何度でも」と記されていました。
『千と千尋の神隠し』の主題歌です。
ちなみにメロディーラインとは、車で(安定した速度で)走ると、道路の溝によって、音楽が聞こえてくるというもの。

目的地を目指しつつ、せっかくなので、通り沿いの甌穴(おうけつ)へ。
甌穴とは、川の流れが渦巻き状になることより石や砂が同じところを循環し、 川底の岩盤と接触して侵食されてできた丸い穴だそうです。数万年もの長い月日をかけて、自然が作り出したもの。

大小あわせて8個の甌穴があります。
時間の関係で、私は上から覗き込んだだけですが、下に降りていく階段もあります。

四万温泉へ到着。
この温泉は、桓武天皇(737~806)の時代、征夷大将軍の坂上田村麻呂が、 この地で入浴したことが始まりと言われています。
名前の由来は、四万(よんまん)の病を癒す霊泉と言われることから。
そして、先程のメロディーラインの「いつも何度でも」がここにつながるわけですが、

「千と千尋の神隠し」、モデルの1つと言われている、四万温泉の積善館さんへ。
せっかくの温泉ですが、入る時間がなかったのは残念です。

現存する日本最古の温泉宿建築だそうです。
関善兵衛さんが始めた宿。明治時代、第15代関善兵衛さんが、儒教の『積善の家に余慶あり(善いことを積み重ねた家には必ず良いことが起こる。)』という⾔葉に関連させて、呼び名の「せきぜん」を『積善』としたのだとか。

勢いよく流れる川と、時計の針が止まっているかのような重厚感ある建物がまた、異次元のような空間を創り出しています。

うっかり、建物の外観を撮り忘れてしまったのですが、お食事は橋のたもとに建つ「薬膳や 向新」さんへ。

こちらも積善館さんの営むお店で、窓からは橋が見えます。

薬膳のおかゆをいただきましたが、とても食べやすくておいしかったです。

9月も半ばだというのに、まだまだ暑い日が続きますが、四万では小さな秋を見つけることができました。

そうそう、四万エリアでも、中之条ビエンナーレの作品を見ることができます。駐車場の関係で、あきらめたスポットもありましたが、充分楽しめました。

お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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