文章とは
- 2023/09/14
- 23:35
夕方、空を見上げると、西に向かって、数え切れないほど多くの鳥が、飛んでゆくのが見えました。

中学生の頃、よく読んでいた山田詠美さんの本に目玉焼き丼が登場して、そうか目玉焼きとごはんは丼にしてもいいんだと気付かされてから、私は今でもよく食べます。
本というのは面白いもので、ストーリーだけでなく、そこに登場するあらゆるもの、
音や匂い、風景、誰かの癖など、もちろんそんなものはリアルでも映像でもないのだから、本当のところ、作者のイメージとは違うのかも知れないけれども、自分なりに捉えたものを何故かずっと覚えていたりして、その、優しくまとわりつく感じが、なんだか心地よいときもあります。
また、内容や文体から、登場人物の目線で物事を見て、あの人ならこういうとき、こうするだろう、こんなことを言うだろう、などと考えてみたり、いつもと同じ風景が違って見えたり、いつもと違う風を感じたりするのは、私だけではないはずです。
そして今、私が「いつもと同じ風景が」 と書いただけで、その「いつもと同じ風景」を思い描かれた方もいらっしゃると思います。
「いつもと同じ風景」は、ひとそれぞれ違います。でも、誰の心にもあるものです。
文章とはすごいものですね。ただの文字なのに。
私の稚拙な文章でも、毎日読んでくださる方々がいらっしゃいます。
ならば、少しでもなにか、そんな方々の心に残せたらいいなと思うのです。
優しくなったり、肩のチカラを抜いて泣きたくなったり、一歩踏み出す勇気になったり。
目の前にいない誰かにも、優しさや強さを伝えられるのが、文章だから。
何も変わらない 時が流れて行く
弱さが 素晴らしいのさ
どんなに飾っても 隠しきれない
心の底が 見えてしまう
人は見えた通りの ものでしかない
弱い心が 痛みを感じて
やさしさはそこから 生まれてくるのだ
人は見えた通りのものでしかない。
早川義夫さんの歌詞や文章は、いつ読んでも、何度読んでも、胸にぐっとくるものがあります。優しい語り口調だけれど、本質をついている。私はどうかと考えさせられます。
弱さを曝け出せる人は、強い。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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本というのは面白いもので、ストーリーだけでなく、そこに登場するあらゆるもの、
音や匂い、風景、誰かの癖など、もちろんそんなものはリアルでも映像でもないのだから、本当のところ、作者のイメージとは違うのかも知れないけれども、自分なりに捉えたものを何故かずっと覚えていたりして、その、優しくまとわりつく感じが、なんだか心地よいときもあります。
また、内容や文体から、登場人物の目線で物事を見て、あの人ならこういうとき、こうするだろう、こんなことを言うだろう、などと考えてみたり、いつもと同じ風景が違って見えたり、いつもと違う風を感じたりするのは、私だけではないはずです。
そして今、私が「いつもと同じ風景が」 と書いただけで、その「いつもと同じ風景」を思い描かれた方もいらっしゃると思います。
「いつもと同じ風景」は、ひとそれぞれ違います。でも、誰の心にもあるものです。
文章とはすごいものですね。ただの文字なのに。
私の稚拙な文章でも、毎日読んでくださる方々がいらっしゃいます。
ならば、少しでもなにか、そんな方々の心に残せたらいいなと思うのです。
優しくなったり、肩のチカラを抜いて泣きたくなったり、一歩踏み出す勇気になったり。
目の前にいない誰かにも、優しさや強さを伝えられるのが、文章だから。
何も変わらない 時が流れて行く
弱さが 素晴らしいのさ
どんなに飾っても 隠しきれない
心の底が 見えてしまう
人は見えた通りの ものでしかない
弱い心が 痛みを感じて
やさしさはそこから 生まれてくるのだ
人は見えた通りのものでしかない。
早川義夫さんの歌詞や文章は、いつ読んでも、何度読んでも、胸にぐっとくるものがあります。優しい語り口調だけれど、本質をついている。私はどうかと考えさせられます。
弱さを曝け出せる人は、強い。
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