仕事ってなんだろう

2023/05/09
23:59

新しい職に飛び込むに当たり、どこで踏み切るべきなのか。
若い方を交えて話しているとき、そんな話題になりました。

私がどう答えるべきだったのかはわかりませんが。

仕事だからといって、辛くて当たり前で、それが仕方がないというわけではありません。

どんな仕事だって、大変なことはあるけれど、それを上回る喜びを感じられるかどうかで、自分自身がそれを求めているかどうかが測れるのではないかと思います。
仕事を通して、誰かの不便を解消したり、誰かの笑顔が見られたり、誰かの役に立ったり。

それがアイデンティティの全てではないけれども、一部を担っていることは確かです。

真面目な方ほど、自分が決めた仕事なんだから、割り振られた仕事なんだから、きちんとやらなきゃ！と、自分で自分を追い込んで、楽しさをどこかにおいてきてしまうと思うのです。

でも、始めてみなければ自分にあっているかどうかなんてわからないし、「ダメならやめちゃえばいい」くらいの気持ちでいないと、１歩を踏み出すことさえできないと思います。

私は、自分の仕事が何であるかを人様に話す必要があるとき、うつわとお洋服と珈琲豆を取り扱うお店をしているとざっくり話して、あとはもう、お客様との関係性を話してしまいます。
なぜなら、それが私の仕事が何を提供するものであるかの、もっとも正解に近い答えであると思うから。

私なんかが偉そうなことは言えないのだけれども、「おかげさまで」と、心からの笑顔で言える仕事につけることが、幸せにつながると思うのです。