お客様の盛り付け
- 2023/06/10
- 23:59
つい先日、ブログでもご紹介したこちらの花型のお皿。

お買い上げいただいたお客様が、早速使ってくれました。

白いうつわに、パスタの赤が映えます。こちらのお客様、いつもご紹介している方ですが、相変わらずパスタの高さと余白が素晴らしいです。
奥に見える小鉢は、同じように白で統一。小鉢、そして山中漆器の優しい木目のワインカップと、高さの違ううつわが並ぶことで立体感もでます。

登り窯(薪窯)で焼かれた表情が、いい味をだしている(向かって左手、ダークブラウンの)小鉢。
そしてガラスの小鉢が使われています。
本来テイストの異なるものはなかなか合わせにくいものですが、このガラスは手作りなのか、ゆらぎがあり、温かみを感じるため、渋いうつわとも相性がいいですね。

「こんなに時間をかけてお皿を選んだのは初めてです」
そうおっしゃったのは、先日初来店のお客様。そんなふうにおっしゃったのがウソのような盛り付けのセンスです。
どこのご家庭にもメインのためのお皿はあると思います。
先程のお客様のパスタにも言えることですが、サイズだけで言ったら、正直一回り小さなお皿でも事足ります。
でも、あえて量にたいして一回り大きなサイズを使うことで、見た目の印象は変わります。
大きなうつわにたいして溢れんばかりに盛り付けることは、豪快な印象を受け、食欲をそそり、ご家族や友人など、大人数のときのシェアにはいいですが、落ち着いて食べたいとき、上品にもりつけたいとき、やはりこちらのお客さまの様に、お皿に3割程度の余白があると美しくバランスよく見えます。

同じ窯元で作られた器をのせ、お盆のように使われているのも見事です。
片方は炭化といって、やや黒っぽいので、茶と黒を中和させる、優しい白の豆皿がバランスをとっています。

初来店からまもなく、第二弾では、上の写真でも使ってくださっていますが、豆皿もいくつかお買い上げいただきました。
色鮮やかな野菜が効いています。このお料理の場合、一番先に目が行くのは、人参のオレンジではないでしょうか?
ですので、人参がまんべんなく見えていることが実は重要です。そしてポイントとして、ここではひじきを直接のせるのではなく、白い豆皿を使うことで、ひじきの色がお皿に対して暗く見えないように工夫されていますし、立体感もでて、しかもひじきの汁が他のお料理にうつることもないので、一石三鳥。
本当にうつわにこだわって選んだことがないのでしょうか、、、疑いたくなります笑。それくらいどれも素敵な盛り付けです。

海を思わせる碧いうつわに、海鮮丼。
よくお客様に、大鉢を丼ものにと提案させていただきます。丼としてはちょっと大きいのではないかとおっしゃる方も多いのですが、まさにこのように、真ん中にこんもりと盛り付けると、とてもきれいで、お皿もほどよく見えて尚美味しそうに見えます。
また、お吸い物の赤の漆器がアクセントになっていますよね。奥の丸皿に、白い豆皿(お茶漬けのための控え選手ですかね?)と湯呑が置かれているのも素敵。

カレーうどんは、丼である必要がない。
いつも「こんなのはどうかな?」を提案してくださるお客さま。ちなみにうどんは水香苑さんの水沢うどんだそうです(そちらも含めてありがとうございます)。
やはりお買い上げいただいたばかりの、しずく型の豆鉢をアクセントに使い、山中漆器の、素敵なデザインの汁椀に、白玉しるこを。
藍染のテーブルランナーも効いてますよね。

Riyonでお買い上げいただいたじゃがいもを、豆乳でヴィシソワーズにし(豆乳のヴィシソワーズはやったことがないので、是非真似したい)、美味しそうなまろやかなお豆腐は土物の、穴窯(薪の窯)で焼かれたうつわ、そして卯の花は信楽焼、村越先生の舟の様な形のお皿へ。
お客様の盛り付けシリーズは、「参考になる」とのお声をいただきます。
皆さん素敵に盛り付けてくださって、お店みたいですよね。本当にすごいです。
またお客さまからお写真をいただいたら、ご紹介させていただきますね。
というわけで、明日はお休みなので、益子に買い付けに行って参ります。
おやすみなさいませ。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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お買い上げいただいたお客様が、早速使ってくれました。

白いうつわに、パスタの赤が映えます。こちらのお客様、いつもご紹介している方ですが、相変わらずパスタの高さと余白が素晴らしいです。
奥に見える小鉢は、同じように白で統一。小鉢、そして山中漆器の優しい木目のワインカップと、高さの違ううつわが並ぶことで立体感もでます。

登り窯(薪窯)で焼かれた表情が、いい味をだしている(向かって左手、ダークブラウンの)小鉢。
そしてガラスの小鉢が使われています。
本来テイストの異なるものはなかなか合わせにくいものですが、このガラスは手作りなのか、ゆらぎがあり、温かみを感じるため、渋いうつわとも相性がいいですね。

「こんなに時間をかけてお皿を選んだのは初めてです」
そうおっしゃったのは、先日初来店のお客様。そんなふうにおっしゃったのがウソのような盛り付けのセンスです。
どこのご家庭にもメインのためのお皿はあると思います。
先程のお客様のパスタにも言えることですが、サイズだけで言ったら、正直一回り小さなお皿でも事足ります。
でも、あえて量にたいして一回り大きなサイズを使うことで、見た目の印象は変わります。
大きなうつわにたいして溢れんばかりに盛り付けることは、豪快な印象を受け、食欲をそそり、ご家族や友人など、大人数のときのシェアにはいいですが、落ち着いて食べたいとき、上品にもりつけたいとき、やはりこちらのお客さまの様に、お皿に3割程度の余白があると美しくバランスよく見えます。

同じ窯元で作られた器をのせ、お盆のように使われているのも見事です。
片方は炭化といって、やや黒っぽいので、茶と黒を中和させる、優しい白の豆皿がバランスをとっています。

初来店からまもなく、第二弾では、上の写真でも使ってくださっていますが、豆皿もいくつかお買い上げいただきました。
色鮮やかな野菜が効いています。このお料理の場合、一番先に目が行くのは、人参のオレンジではないでしょうか?
ですので、人参がまんべんなく見えていることが実は重要です。そしてポイントとして、ここではひじきを直接のせるのではなく、白い豆皿を使うことで、ひじきの色がお皿に対して暗く見えないように工夫されていますし、立体感もでて、しかもひじきの汁が他のお料理にうつることもないので、一石三鳥。
本当にうつわにこだわって選んだことがないのでしょうか、、、疑いたくなります笑。それくらいどれも素敵な盛り付けです。

海を思わせる碧いうつわに、海鮮丼。
よくお客様に、大鉢を丼ものにと提案させていただきます。丼としてはちょっと大きいのではないかとおっしゃる方も多いのですが、まさにこのように、真ん中にこんもりと盛り付けると、とてもきれいで、お皿もほどよく見えて尚美味しそうに見えます。
また、お吸い物の赤の漆器がアクセントになっていますよね。奥の丸皿に、白い豆皿(お茶漬けのための控え選手ですかね?)と湯呑が置かれているのも素敵。

カレーうどんは、丼である必要がない。
いつも「こんなのはどうかな?」を提案してくださるお客さま。ちなみにうどんは水香苑さんの水沢うどんだそうです(そちらも含めてありがとうございます)。
やはりお買い上げいただいたばかりの、しずく型の豆鉢をアクセントに使い、山中漆器の、素敵なデザインの汁椀に、白玉しるこを。
藍染のテーブルランナーも効いてますよね。

Riyonでお買い上げいただいたじゃがいもを、豆乳でヴィシソワーズにし(豆乳のヴィシソワーズはやったことがないので、是非真似したい)、美味しそうなまろやかなお豆腐は土物の、穴窯(薪の窯)で焼かれたうつわ、そして卯の花は信楽焼、村越先生の舟の様な形のお皿へ。
お客様の盛り付けシリーズは、「参考になる」とのお声をいただきます。
皆さん素敵に盛り付けてくださって、お店みたいですよね。本当にすごいです。
またお客さまからお写真をいただいたら、ご紹介させていただきますね。
というわけで、明日はお休みなので、益子に買い付けに行って参ります。
おやすみなさいませ。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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