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ロマンスの夜

昨秋、中止になった東京国際フォーラムでの宮本浩次氏のコンサート「ロマンスの夜」2days。

今日は、そのチケットを持っている人のみ、抽選権を持つコンサートで、東京ガーデンシアター(1日のみ)は、2日間のチケットを持っている方全員をカバーするものではありませんでしたが、抽選ではあったものの、中止にせずなんとか開催してくれました。


宮本さんは歌声もいいけれど、全身で歌うから、表情も観たくて。双眼鏡(を使わないと全く表情は見えないので)で覗いては、それぞれの歌の、それぞれの主人公に、宮本さんというフィルターを通し、想いを馳せます。
乙女が胸を焦がしていたかと思えば、大人の色気を出し、ときに狂気すら入り交じる。
2時間で、多くの女性の生き様を観ました。と同時に、宮本さんの素晴らしさもより感じました。


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今日嬉しかったのは「翳りゆく部屋」。
この曲はソロではなく、エレカシとしてカバーしたもの。初めて聴いたのはいつだったか、、、かなり昔ですが、エレカシのコンサートDVDでした。
そのときにユーミンの曲であることを知りました。
経験もないその歌の主人公の心情を想い、胸が苦しくて泣きました。

他の曲もすべてよかったのですが、今回のアルバムで初めて知った曲「愛の戯れ」(平山みきさんのことも存じ上げず)もとてもいい曲で、宮本さんを通して歌われるに相応しいといいますか、これもまたなんとも言えない、1本の映画を観たようでもありました。
最後に歌ってくれたジュリーの、「カサブランカ・ダンディ」(この曲も初めて知りました)は、宮本さんの美しさが出ているように感じました。


私がエレファントカシマシというバンドを認識したのは、「悲しみの果て」や「今宵の月のように」がヒットした頃のこと。
当時はまだ大学生で、1996、97年頃です。

しかし私が、本当の意味でエレカシの凄さに気付き、聴き出したのはそれから随分後、今から17年程前のことです。


私にそれだけの時間が流れたように、宮本さんにも同じだけの時間が流れ、ソロとしての「宮本浩次」氏の姿は、エレカシとは少し違ったものでした。

どちらがいいとか悪いとかではなくて、素晴らしい歌手、文豪、宮本浩次氏の様々な表現を、同じ時代に生きて、この目で見ることができることを幸せに思います。
 
 
 
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