劇団四季「人間になりたがった猫」

太田のエアリスホールに、劇団四季「人間になりたがった猫」を観にいってきました。



ファミリーミュージカルなので、小さなお子さん連れの方もとても多くいらしていました。

全国公演は、近くに来てくれることがあってもたいてい１日だけなので、休みとかぶるとも限らず、なかなか観に行く機会がないのですが、今日は日曜日、久しぶりの四季を楽しむことができました。
しかもこの演目は初めてです。



ミュージカル鑑賞は母娘共通の趣味。


【あらすじ】

人間になりたい猫のライオネルは、　ご主人である魔法使いによって、ひょんなことから人間の体を手に入れ、人間が住む町、ブライトフォードを目指します。

途中で出逢った、薬売りと一緒に町に到着したライオネル。スリやインチキ勝負師を見破ることで、町民に一目置かれるようになります。しかしそれが衛兵隊長、スワガードの目に留まり、ライオネルは騙されてしまいます。
町の人々はスワガードの無茶苦茶なやり方に、日々不満を募らせていますが、どうすることも出来ません。

そんな中、ライオネルは親からホテルを受け継いだジリアンと出逢います。ジリアンはスワガードのお気に入り。スワガードはジリアンに相手にされないので、嫌がらせとしてホテルの経営が出来ないようにしていました。

ある日スワガードの策略で、ジリアンのホテルが火事に。。。

純粋無垢なライオネルは、散々嫌な目にあって、人間が怖いと思いながらも、復讐することなく、人々のために奔走します。



ライオネル役、森田一輝さんは、子供の頃からダンスをやっていて、小学3年生のときにこの作品を観て「この役を絶対にやりたい！」と思ったそうです。
ライオンキングのシンバ役でもたまに聞く話ですが、夢がどんなに大きなものでも、そもそもその夢を思い描かなければ、立つことのないステージ。素晴らしいですし、勇気や希望をもらえます。

それに、物語自体もとてもおもしろく、お子さんが見てもわかりやすいと思いますし、純粋なライオネルが、大事なことを教えてくれる作品です。



（２０２１、CATS）
ライオネル役、森田一輝さん。あのレベルでCATSに出てないとか。。。と、今までのCATSのキャストを振り返ったら、、、お名前ありました。
マンゴジェリー役。マンゴジェリーといえば、泥棒カップル猫で、バレエというよりアクロバット披露が多いので、バレエが上手いという印象はありませんでした。今日は本当に美しいバレエを観せていただけました。



（２０２０．コーラスライン）
なんなら森田さん、コーラスラインで、ダンスが超得意なマイク役もやってる（納得）。
他の皆さんも、様々な演目で、様々な役で拝見したことのある方が多かったです。


明日は群馬県富岡市での公演。
その後、東海、北陸、近畿、中国、九州、四国とまわるようです。

「人間になりたがった猫」公演スケジュール＆チケット情報

ちなみに私は劇団四季の会員なので、一般料金５,０００円のところ、４,５００円で観られました。公演によって料金は異なるようですが、四季会員料金や学生料金など、サイトにてご確認ください。
あのレベルがこの価格で観られるなんて、しかも地元で観られるなんて、有り難いです。

まだチケットも残っている地域、日にちもあるようですので、ご興味がある方は是非。




 
 
 
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