バキバキに割れていたうつわ・最終工程
- 2022/09/11
- 23:51
おやすみの今日は、安定の金継ぎ三昧。
平日は時間を取れないので、休日にしっかり進めようとはりきりすぎてしまうためか、毎回、気づくとどこかしら不調をきたしています笑。長時間同じ体勢で、しかもまだ慣れないので、無駄に力が入っているのかな。謎すぎます笑。
今日はちょっと笑えなかったので、自分のうつわは後日にまわすことにしました。
好きなことがあるのは嬉しいことです。それに早くお客様にお返ししたい。
皆さん優しくて「いつでもいいよ」と言ってくれるのですが、お待たせするのも申し訳なくて。

私の腕を試そうとしてくれたのか、派手に割れていたうつわも

金継ぎの本では、ここまでガチガチにとめていないのですが、私はまだそのレベルに達していないのか、毎回ズレが生じるのでがっつりとめました。
漆は瞬間接着剤と違って、この時点でぴったり合っていても時間が経つとずれてきてしまうため、テープで固定する必要があります。
それでもずれてくるので、少し時間が経ったら、触ってズレがないか確かめます。

1ヶ月ほどで乾燥したら、はみ出た部分を削り取ります。
この時点では破片と破片が接着しただけなので、関係ないところに漆がつくのを防ぐためのマスキングテープを貼り、小さな穴や溝を錆漆で埋めます。
それも乾燥したら、再度はみ出た部分を削りとり、ヤスリがけします。
このうつわはこれでもまだ何箇所か気になる部分があったので、再度錆漆で埋めました。

弁柄漆を下塗り→乾燥→ヤスリがけ→中塗り→乾燥まで終え、

ヤスリがけして漆を塗り、粉を蒔くところまでいきました。あとはまた乾燥を待ちます。

先月お預かりの高台杯。
ほつれているだけなので、早く完成します。
手順は欠けと同じで、まわりに汚れ防止のマスキングテープを貼り、錆漆で埋め、乾燥したら、はみ出た部分を削り取り、ヤスリをかけ整えます。

上のお皿と同じ用に、弁柄漆を下塗り→乾燥→ヤスリがけ→中塗り→乾燥

ヤスリがけして漆を塗り、粉を蒔きました。こちらも乾燥待ち。

昨日お預かりした丸皿と小皿。
小皿は小さな欠け。丸皿は、表に小さな欠け、

裏側が大きく欠損しています。こちらも錆漆で埋め始めたのですが、こんなに大きなら刻苧漆で埋めた方が速かったかな。まぁ、錆ではじめたので徐々に埋めていきます。
Riyonでお買い上げいただいたうつわに関しては、こうして欠けや割れなど、簡単なものに限りますが、今の所金継ぎの勉強も兼ねて、現在無料でうけたまわっております。
ですが、漆をはじめ、材料の価格の高騰が激しめになってきたのと、無料で引き受けていると、お菓子やお茶など、いただきものをしてかえって気を遣わせてしまうのも気になっていたので、来年承る分から、少し材料費をいただくようにしようかなと考えています。
Riyonでお買い上げのうつわは、年内は引続き無料で承りますので、遠慮なくお持ちください。
遠方の方は、申し訳ありませんが往復送料はご負担いただいています。もちろんRiyonでお買い上げのうつわでしたらいくついれていただいてもかまいませんので、お送りいただく前に、破損部分の写真と共にメッセージをください。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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平日は時間を取れないので、休日にしっかり進めようとはりきりすぎてしまうためか、毎回、気づくとどこかしら不調をきたしています笑。長時間同じ体勢で、しかもまだ慣れないので、無駄に力が入っているのかな。謎すぎます笑。
今日はちょっと笑えなかったので、自分のうつわは後日にまわすことにしました。
好きなことがあるのは嬉しいことです。それに早くお客様にお返ししたい。
皆さん優しくて「いつでもいいよ」と言ってくれるのですが、お待たせするのも申し訳なくて。

私の腕を試そうとしてくれたのか、派手に割れていたうつわも

金継ぎの本では、ここまでガチガチにとめていないのですが、私はまだそのレベルに達していないのか、毎回ズレが生じるのでがっつりとめました。
漆は瞬間接着剤と違って、この時点でぴったり合っていても時間が経つとずれてきてしまうため、テープで固定する必要があります。
それでもずれてくるので、少し時間が経ったら、触ってズレがないか確かめます。

1ヶ月ほどで乾燥したら、はみ出た部分を削り取ります。
この時点では破片と破片が接着しただけなので、関係ないところに漆がつくのを防ぐためのマスキングテープを貼り、小さな穴や溝を錆漆で埋めます。
それも乾燥したら、再度はみ出た部分を削りとり、ヤスリがけします。
このうつわはこれでもまだ何箇所か気になる部分があったので、再度錆漆で埋めました。

弁柄漆を下塗り→乾燥→ヤスリがけ→中塗り→乾燥まで終え、

ヤスリがけして漆を塗り、粉を蒔くところまでいきました。あとはまた乾燥を待ちます。

先月お預かりの高台杯。
ほつれているだけなので、早く完成します。
手順は欠けと同じで、まわりに汚れ防止のマスキングテープを貼り、錆漆で埋め、乾燥したら、はみ出た部分を削り取り、ヤスリをかけ整えます。

上のお皿と同じ用に、弁柄漆を下塗り→乾燥→ヤスリがけ→中塗り→乾燥

ヤスリがけして漆を塗り、粉を蒔きました。こちらも乾燥待ち。

昨日お預かりした丸皿と小皿。
小皿は小さな欠け。丸皿は、表に小さな欠け、

裏側が大きく欠損しています。こちらも錆漆で埋め始めたのですが、こんなに大きなら刻苧漆で埋めた方が速かったかな。まぁ、錆ではじめたので徐々に埋めていきます。
Riyonでお買い上げいただいたうつわに関しては、こうして欠けや割れなど、簡単なものに限りますが、今の所金継ぎの勉強も兼ねて、現在無料でうけたまわっております。
ですが、漆をはじめ、材料の価格の高騰が激しめになってきたのと、無料で引き受けていると、お菓子やお茶など、いただきものをしてかえって気を遣わせてしまうのも気になっていたので、来年承る分から、少し材料費をいただくようにしようかなと考えています。
Riyonでお買い上げのうつわは、年内は引続き無料で承りますので、遠慮なくお持ちください。
遠方の方は、申し訳ありませんが往復送料はご負担いただいています。もちろんRiyonでお買い上げのうつわでしたらいくついれていただいてもかまいませんので、お送りいただく前に、破損部分の写真と共にメッセージをください。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
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