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ウエストサイドストーリー

一昨年の年末、楽しみにしていた映画が、最近やっと公開になったので、今日は地元の映画館にて、観てきました。
「ウエストサイドストーリー」

私と母は、ミュージカルが好きで、父は映画が好きなのですが、唯一と言っていいほど重なり合うのがこのウエストサイドストーリーでして、バレンタインなので父孝行もしなくちゃということもあり、今日は10年?いやそれ以上ぶり?に家族3人で映画館に行きました笑。

61年に公開された、あまりにも有名な映画ですので、皆さんよくご存知かとは思いますが、忘れている方もいるかもしれないので、ざっくりとあらすじを書きますね。

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1950年代のニューヨーク。
貧困と差別、偏見による社会への不満を抱えた若者たち。

欧州系移民ジェッツと、プエルトリコ系移民シャークスは、日々、縄張り争いで衝突していました。
ある日ダンスパーティーで、ジェッツの元リーダーで、今はギャングから足を洗い、薬局でバイトをしているトニーと、シャークスのリーダー、ベルナルドの妹マリアは、恋に落ちます。

しかし、そんな二人が祝福されるわけもありません。
トニーにとっては、ジェッツの現リーダー、リフは親友、そしてシャークスのリーダー、ベルナルドは愛するマリアの兄。
ある日、決闘を知ったトニーは、止めに入り。。。


と、もしかして昔の作品も観ていない方もいらっしゃるかもしれないので、この辺にしておきます。思い出しましたか?



61年版
元ジェッツリーダーのトニー:リチャード・ベイマー  マリア:ナタリー・ウッド
シャークスのリーダー(マリアの兄)ベルナルド:ジョージ・チャキリス アニータ(ベルナルドの恋人):リタ・モレノ

ちなみに61年版で、ジェッツのメンバーだったハーヴィー・エヴァンスが、何とデパートの警備のおじさん役でカメオ出演(昨年末にお亡くなりになったらしいです)。同じくジェッツのメンバーだった、バート・マイケルズもカメオ出演されているとのことですが、どこにいたのかわからず。


今回はスティーブン・スピルバーグが監督を務めています。

日本は島国ということもあるのか、あまり人種差別というものを知らずに、(少なくとも私は)生きてきました。
だから、このウエストサイドストーリーの歴史的、あるいは政治的背景など何もしらない私は、この差別をどう捉えたらよいのか、なぜ衝突するのか、恥ずかしながら正直わからないのです。だからここには書きません。
ただ、アメリカには肌の色や言葉など、つきまとう問題がたくさんあることは、昨今のニュースを見ているだけ(おそらくほんの一部に過ぎない)でもわかります。

ジェッツとシャークスの決闘が始まるシーンの影の重なり方など、ハラハラする見せ方や、実際にその場にいるような錯覚を起こすような臨場感など、61年版とはまた違う描写もあり、私は想像していたよりもとてもよかったです。


トニー役はアンセル・エルゴート。。。私、俳優さんの名前とかほぼ知識がゼロで、存じ上げなくてすみません。
マリア役、レイチェル・ゼグラーは当時女子高生で、3万人の中からオーディションで選ばれたそうです。


そして今回、最も目を引かれたのがアニータ役(シャークスのリーダーであり、マリアの兄である、ベルナルドの恋人)。
後で調べたら、アリアナ・デボーズという女優さん。



この予告にも少しダンスシーンがあるのですが、すごいです。
キレッキレだし美しいし。この方のダンスが加わるのとそうでないのとでは仕上がりがまるで違ったのではないかと思うほどです。

あと、これも気づかなかったのですが、やはり気になる役の女優さん(リフの恋人役)を調べたら、シーアの有名な曲『シャンデリア』のMVで踊っていた子どものダンサー、マディー・ジーグラーでした(大きくなったねぇ)。


さらに、エンドクレジットで名前を見つけるまで気づかなかった、リタ・モレノ。61年版アニータを演じていた女優さんです。
トニーが働く薬局の店主、バレンティーナ役を演じていました。観ていただければわかるんですけど、このバレンティーナがまた重要な役どころで。今はなき旦那さんが白人、自分はプエルトリコ人という設定なので、トニーとマリアの希望のような存在ですよね。
それにしてもリタ・モレノ、90歳とか。。。信じられない美しさと存在感です。

 
 
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