美里町の古民家カフェに行ってきました
- 2021/12/19
- 23:51
埼玉県美里町にある、竹zenさんに伺ってきました。
以前、お客様が竹zenさんで、私のお店を紹介してくれたとかで、先日オーナーさんがRiyonに来てくれました。
そのときにお話しさせていただき、古民家カフェが好きな私としては、行かないわけにはいかないと思っていて、今日ようやく伺うことができました。

すごい存在感。木製の街灯?電柱?これもすごい。

入り口を入るとすぐに和のクリスマスツリーが迎えてくれます。
土間なんてなかなかないですよね。

和箪笥とツルウメモドキの枝ぶりのバランスがよくて、その影まで素敵です。

ストーブの上の南部鉄瓶。それだけで、湯気ですらこの空間に意味をもたせます。
このように、入ってすぐに気付くのが、民藝へのこだわり。

お料理は、クリームシチューをいただきました。
うつわも素敵です。
民藝は、その地域で便利なものとして生まれたものです。
しかしそれは「当時」の話。
現代に於いては、暮らしそのものが大きく変化してきましたから、少々使いにくいものがあるのも事実です。
産業、インターネットの普及により、どんどん「実用的」であるものが増え、手に入れるのも簡単になりました。
当時はみんなが買えなければ便利なものにはなり得ませんから、買える価格帯だったのかもしれませんが、今なんかどこにでも100円ショップがありますから、1つひとつ丁寧に職人さんがつくっている品が、廉価なわけありません。

立派な階段箪笥
でもね、じゃあ民藝なんて、今の時代にいらないじゃん、ということにはならないんですね。
私のお店でも陶器を扱っていますが、同じものでも全部ちょっとずつ違います。
たとえば湯呑みを手のひらで包んでみると、これだ!というのが違うのです。
同じ「黒」でもちょっと茶色がかったもの、青みがかったもの、釉薬が流れた跡も、全て違います。
だから人それぞれ、惹かれるものが違うし、使っても、見ていても、温かみがあるのです。
使い勝手がいいと言えなくなった品々は、役割を終えて捨てられていく一方ですが、こうやって守っていく方がいると、次の世代にも伝わっていきます。
本来の使い方とは違う使い方に生まれ変わったりしてね。それもまた、よし。

着物を着ると、大股で歩くことも、走ることもできません。
それと同じ用に、少々不便であったとしても、この趣ある品々が、私たち日本人の振る舞いをかえるのではないでしょうか。
さらに、オーナーのお人柄もあって、温かさを感じるカフェです。
【古民家ギャラリーカフェ 竹zen】
埼玉県児玉郡美里町甘粕807
土日 11:00~16:00 営業
080-5528-9462
完全予約制
と書いたものの、1月〜3月まで、お食事はおやすみだそうです。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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以前、お客様が竹zenさんで、私のお店を紹介してくれたとかで、先日オーナーさんがRiyonに来てくれました。
そのときにお話しさせていただき、古民家カフェが好きな私としては、行かないわけにはいかないと思っていて、今日ようやく伺うことができました。

すごい存在感。木製の街灯?電柱?これもすごい。

入り口を入るとすぐに和のクリスマスツリーが迎えてくれます。
土間なんてなかなかないですよね。

和箪笥とツルウメモドキの枝ぶりのバランスがよくて、その影まで素敵です。

ストーブの上の南部鉄瓶。それだけで、湯気ですらこの空間に意味をもたせます。
このように、入ってすぐに気付くのが、民藝へのこだわり。

お料理は、クリームシチューをいただきました。
うつわも素敵です。
民藝は、その地域で便利なものとして生まれたものです。
しかしそれは「当時」の話。
現代に於いては、暮らしそのものが大きく変化してきましたから、少々使いにくいものがあるのも事実です。
産業、インターネットの普及により、どんどん「実用的」であるものが増え、手に入れるのも簡単になりました。
当時はみんなが買えなければ便利なものにはなり得ませんから、買える価格帯だったのかもしれませんが、今なんかどこにでも100円ショップがありますから、1つひとつ丁寧に職人さんがつくっている品が、廉価なわけありません。

立派な階段箪笥
でもね、じゃあ民藝なんて、今の時代にいらないじゃん、ということにはならないんですね。
私のお店でも陶器を扱っていますが、同じものでも全部ちょっとずつ違います。
たとえば湯呑みを手のひらで包んでみると、これだ!というのが違うのです。
同じ「黒」でもちょっと茶色がかったもの、青みがかったもの、釉薬が流れた跡も、全て違います。
だから人それぞれ、惹かれるものが違うし、使っても、見ていても、温かみがあるのです。
使い勝手がいいと言えなくなった品々は、役割を終えて捨てられていく一方ですが、こうやって守っていく方がいると、次の世代にも伝わっていきます。
本来の使い方とは違う使い方に生まれ変わったりしてね。それもまた、よし。

着物を着ると、大股で歩くことも、走ることもできません。
それと同じ用に、少々不便であったとしても、この趣ある品々が、私たち日本人の振る舞いをかえるのではないでしょうか。
さらに、オーナーのお人柄もあって、温かさを感じるカフェです。
【古民家ギャラリーカフェ 竹zen】
埼玉県児玉郡美里町甘粕807
土日 11:00~16:00 営業
080-5528-9462
完全予約制
と書いたものの、1月〜3月まで、お食事はおやすみだそうです。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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