中之条ビエンナーレその3。中之条エリア
- 2021/10/26
- 23:19
中之条ビエンナーレは盛りだくさんすぎて、ブログに何日もかかりそうだったので、昨日急に駆け足になり、今日で無理やり終わらせることにしました笑。

伊参エリア最後は、旧五反田学校。明治42年に建てられ、昭和44年まで小学校として使われていたそうで、町の指定重要文化財となっています。

外から見る限り、建物の中で何が起きているのか想像もつかなかった。
人間と同じ。

下に載せた作品と同じ、西島雄志氏の作品。
銅線をラジオペンチで丸めて作品を作っているそうです、
とても美しいですが、よく見ると、埋まっていない部分があります。それでも人は、無意識に補って見ています。
床に置かれた鏡によって、下から覗かなくては見えない部分も見えます。見えていない部分は想像します。
なんと美しいのでしょうか。
伊参エリアをあとにして、向かった先は中之条エリア。
真っ先に向かったのは旧廣盛酒造。
理由は、

今回どうしても見たかった、西島雄志氏の「真神」(まかみ)を鑑賞するため。
先程の西島氏の作品です。
以下、解説より
「真神とはニホンオオカミが神格化したもの。
「存在」「気配」「生命」を表現しようとしたとき「神」に行き着いた。
気高く偉大な雰囲気を纏った「神」的なものを視覚化した。」
ここでは人もそこそこいたので、あまり長く見ていることができなかったのですが、影と光のコントラストが、より生を露わにし、息をすると重く、純度の高い空気を感じました。

風は、目には見えない。
風を感じるには、風を受けた、風以外の物体を見るしかない。
これは、風を受けたカメラが写した景色。
これもひとつの風の形と言える。

今回、2エリアをまわりました。
作品は、何も考えずにぼんやりと眺めていることもあれば、何かをつかみたくて挑戦するかのように見ることもある。
そんなことをしているうちに、とてつもなく惹かれる作品がでてくる。
あるいはそれは、作品でないこともある。
たとえば、伊参スタジオの階段を昇っていくときに、踊り場の窓から見えるそとの景色と、階段のある風景だったりもする。
意図して作られたものでなくとも、味のあるものはある。
たとえばそれはどんなところがいいのか説明しろと言われれば、私には説明することができない。
一人で行っているので、誰かとしゃべったりしないし、共有もしない。
しかも誰かに説明しようとすると、途端に嘘っぽくなるのはなぜなんだろう。私はそんなことがいいたいわけではない。と、説明した後にいつも思ってしまいます。
うまく言語化することができません。
よくわからないけど惹かれる。
世の中にはそんなものが多いですね。
〈中之条ビエンナーレ〉
【会場】群馬県中之条町 町内各所
【期間】2021年10月15日(金)-11月14日(日)
9:30-16:00
【パスポート】当日1500円 / 高校生以下 鑑賞無料
内容が変わる可能性もあるので、お出かけの際は下記リンクから確認してください。
中之条ビエンナーレHPはコチラ
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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伊参エリア最後は、旧五反田学校。明治42年に建てられ、昭和44年まで小学校として使われていたそうで、町の指定重要文化財となっています。

外から見る限り、建物の中で何が起きているのか想像もつかなかった。
人間と同じ。

下に載せた作品と同じ、西島雄志氏の作品。
銅線をラジオペンチで丸めて作品を作っているそうです、
とても美しいですが、よく見ると、埋まっていない部分があります。それでも人は、無意識に補って見ています。
床に置かれた鏡によって、下から覗かなくては見えない部分も見えます。見えていない部分は想像します。
なんと美しいのでしょうか。
伊参エリアをあとにして、向かった先は中之条エリア。
真っ先に向かったのは旧廣盛酒造。
理由は、

今回どうしても見たかった、西島雄志氏の「真神」(まかみ)を鑑賞するため。
先程の西島氏の作品です。
以下、解説より
「真神とはニホンオオカミが神格化したもの。
「存在」「気配」「生命」を表現しようとしたとき「神」に行き着いた。
気高く偉大な雰囲気を纏った「神」的なものを視覚化した。」
ここでは人もそこそこいたので、あまり長く見ていることができなかったのですが、影と光のコントラストが、より生を露わにし、息をすると重く、純度の高い空気を感じました。

風は、目には見えない。
風を感じるには、風を受けた、風以外の物体を見るしかない。
これは、風を受けたカメラが写した景色。
これもひとつの風の形と言える。

今回、2エリアをまわりました。
作品は、何も考えずにぼんやりと眺めていることもあれば、何かをつかみたくて挑戦するかのように見ることもある。
そんなことをしているうちに、とてつもなく惹かれる作品がでてくる。
あるいはそれは、作品でないこともある。
たとえば、伊参スタジオの階段を昇っていくときに、踊り場の窓から見えるそとの景色と、階段のある風景だったりもする。
意図して作られたものでなくとも、味のあるものはある。
たとえばそれはどんなところがいいのか説明しろと言われれば、私には説明することができない。
一人で行っているので、誰かとしゃべったりしないし、共有もしない。
しかも誰かに説明しようとすると、途端に嘘っぽくなるのはなぜなんだろう。私はそんなことがいいたいわけではない。と、説明した後にいつも思ってしまいます。
うまく言語化することができません。
よくわからないけど惹かれる。
世の中にはそんなものが多いですね。
〈中之条ビエンナーレ〉
【会場】群馬県中之条町 町内各所
【期間】2021年10月15日(金)-11月14日(日)
9:30-16:00
【パスポート】当日1500円 / 高校生以下 鑑賞無料
内容が変わる可能性もあるので、お出かけの際は下記リンクから確認してください。
中之条ビエンナーレHPはコチラ
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
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埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
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