足利・織姫神社に行ってきました
- 2021/10/27
- 23:05
お友達のまいちゃんと足利に行ってきました。まずは織姫神社から。
私は車で行きましたが、電車ですと、足利駅から徒歩20分といったところでしょうか。

229段の階段。昇りきれるか不安だったけど、このときは全然平気で、むしろこの日の夜、ブーツで昇ったときの方がきつかったです笑。

昇りきるととてもいい景色。天気がよければもっと綺麗だったんだろうな。

縁結びの神様だそうです。神社の名前も、朱の色も素敵ですよね。

ランチは境内にあるお蕎麦屋さんへ。
縁結びということで、ピンクのおそばをいただきました。窓の外には紅葉も見えて、景色のよいお店でした。

帰りは階段ではなく、七色の鳥居の方を降りていきました。
七色の鳥居には1つひとつ意味があるそうです。

赤色はよき人と、縁結び
黄色はよき健康と、縁結び
緑色はよき知恵と、縁結び
青色はよき人生と、縁結び
若草色はよき学業と、縁結び
朱色はよき仕事と、縁結び
紫色はよき経営と、縁結び

なんだかありがたい気分。
ちなみに、あちこちの神社に行くのは大丈夫なのかと気にする私に、寺社に勤務するまいちゃんは「大丈夫だよ」と言っていました。
もっとも、そんなことで神様が喧嘩するとは思えません。

その後、歴史の教科書にも出てきた、最古の学校、足利学校へ。
足利駅から徒歩10分ほどです。

とても立派な建物です。
足利学校の創建については諸説あるそうですが、歴史が明らかになるのは、室町時代、上杉憲実(うえすぎのりざね)が、現在国宝に指定されている書籍を寄進し、鎌倉円覚寺から僧・快元(かいげん)を招いて初代校長とし、足利学校の経営にあたらせてからだそうです。

木製の像や、書物など(複製)が展示されています。

さて、入り口に、宥坐の器(ゆうざのき)というものがありました。
器に水を入れられるようになっています。
器が空だと傾き
ほどよいと真っ直ぐに立ち
入りすぎるとひっくり返ります。
孔子は云いました。
「ああ、どうして一杯になって覆らないものがあろうか」
と。
即ちこれ中庸というもので、「調和が取れていることが大事である」との教えであるそうです。

そこでこんなエピソードがあります。
子路が
「敢えて問います。
満ち足りた状態を維持出来る方法はありますか?」と聞くと、
孔子は言います。
「優れた智があればこれを守るのに愚を装い
功績が天下に行き渡るときは謙譲し
勇力を持つ者は臆病な態度をとり
富力がある者は謙遜をする」
これが世にいう抑損の道(極端な行動を引き止め、満を持して行くことができる道)と称するものなのだそうです。

学問というのは、限界がありません。
「人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。」とは中島敦の言葉ですが、
学問には限界がないといっても、机の前にいるだけでなく、社会の中に立たないと、学べないことも出てきます。
まだまだだ、と、謙虚な姿勢を持ち、勤勉に、全ての調和をとりながら生きていくことこそが学びであると感じました。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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私は車で行きましたが、電車ですと、足利駅から徒歩20分といったところでしょうか。

229段の階段。昇りきれるか不安だったけど、このときは全然平気で、むしろこの日の夜、ブーツで昇ったときの方がきつかったです笑。

昇りきるととてもいい景色。天気がよければもっと綺麗だったんだろうな。

縁結びの神様だそうです。神社の名前も、朱の色も素敵ですよね。

ランチは境内にあるお蕎麦屋さんへ。
縁結びということで、ピンクのおそばをいただきました。窓の外には紅葉も見えて、景色のよいお店でした。

帰りは階段ではなく、七色の鳥居の方を降りていきました。
七色の鳥居には1つひとつ意味があるそうです。

赤色はよき人と、縁結び
黄色はよき健康と、縁結び
緑色はよき知恵と、縁結び
青色はよき人生と、縁結び
若草色はよき学業と、縁結び
朱色はよき仕事と、縁結び
紫色はよき経営と、縁結び

なんだかありがたい気分。
ちなみに、あちこちの神社に行くのは大丈夫なのかと気にする私に、寺社に勤務するまいちゃんは「大丈夫だよ」と言っていました。
もっとも、そんなことで神様が喧嘩するとは思えません。

その後、歴史の教科書にも出てきた、最古の学校、足利学校へ。
足利駅から徒歩10分ほどです。

とても立派な建物です。
足利学校の創建については諸説あるそうですが、歴史が明らかになるのは、室町時代、上杉憲実(うえすぎのりざね)が、現在国宝に指定されている書籍を寄進し、鎌倉円覚寺から僧・快元(かいげん)を招いて初代校長とし、足利学校の経営にあたらせてからだそうです。

木製の像や、書物など(複製)が展示されています。

さて、入り口に、宥坐の器(ゆうざのき)というものがありました。
器に水を入れられるようになっています。
器が空だと傾き
ほどよいと真っ直ぐに立ち
入りすぎるとひっくり返ります。
孔子は云いました。
「ああ、どうして一杯になって覆らないものがあろうか」
と。
即ちこれ中庸というもので、「調和が取れていることが大事である」との教えであるそうです。

そこでこんなエピソードがあります。
子路が
「敢えて問います。
満ち足りた状態を維持出来る方法はありますか?」と聞くと、
孔子は言います。
「優れた智があればこれを守るのに愚を装い
功績が天下に行き渡るときは謙譲し
勇力を持つ者は臆病な態度をとり
富力がある者は謙遜をする」
これが世にいう抑損の道(極端な行動を引き止め、満を持して行くことができる道)と称するものなのだそうです。

学問というのは、限界がありません。
「人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。」とは中島敦の言葉ですが、
学問には限界がないといっても、机の前にいるだけでなく、社会の中に立たないと、学べないことも出てきます。
まだまだだ、と、謙虚な姿勢を持ち、勤勉に、全ての調和をとりながら生きていくことこそが学びであると感じました。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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