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語らなくても伝わってくるレストランの話。

先日、小竹正さんの展示会に行って、チーフでありデザイナーである末崎さんに、1年ぶりにお会いすることが出来ました。
本社が福岡なので、コロナ禍でなかなか会えなくなってしまったのでね。
今回、そんな1年ぶりの末崎さんと、お食事にいかせていただきました。


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以前学芸大学にあったホテル、CLASKAに入っていた、KIOKUHのシェフが、芝に新たに「eos」をオープンしました。
KIOKUHはもともとはオクノヤさんに教えていただいたお店なのですが、昨年末崎さんと一緒に行ったときに、はじめてお食事をしました。
末崎さんが東京滞在中は週に2度も食べに行くというお気に入りのお店でした。


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お手洗いにおいてあるタオルは、肌触りがとてもいいなと思ったら今治タオルでした、そういった細かいところにも心配りが見られます。

その、お手洗いの洗面台や、テーブル、調理台も、全て同じ素材で統一されていました。タイルが埋め込まれているみたいでおもしろいなと思っていたら、修行時代にフランスから持ち帰ったワインや、お友達と過ごしたワインボトルを砕いたものを埋め込んだのだそうです。

唯一無二のテーブルなんですね。


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築70年の家具職人の建てた民家だそうですが、テラス席のベンチの足が気になり、聞いてみると、いい感じの石を足にしてもらったんですって。アート。


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レーズンウィッチは知っているけど、そのフォアグラバージョンが、日本庭園の枯山水にそびえる石のように存在感をだしていました笑。

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イワシとすももとなにか笑。雑でごめんなさい。(もはや覚えていられない)

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バターナッツかぼちゃと、こだわりの牛肉と、舞茸のぬか漬け。アクセントにクセのあるスパイスがかかっていて、珈琲の風味をつけたエスプーマ的なものがかかっていました。
って。。。
書いても全くわかんないですよね。私もそうです笑。

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アオハタとはまぐりが、桃のソースとキャベツの湖に入っていました。ホントかなー(おいおい)。うろ覚えです笑。桃って言ってた気がするんだけどなー笑。

他にもいろいろいただいたのですが、中でも、洋梨とデラウェアの皮で作った酵母を使って焼いた、フォカッチャのような、外はカリッとしていて中がもっちもちのパン。あれが近所のパン屋さんで売っていたら。。。塩気とほんのり甘みもあり、とっても美味しかったです。

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(ワインと見せかけて、お洒落で美味しい葡萄ジュース。T5 キャンベルアーリー)


末崎さんは、シェフのお料理に「ストーリーを感じる」としきりにおっしゃいます。

美味しいのはもちろんですが、深みを感じるのは、奇をてらうこととは似て非なるもの。
素材の可能性と、シェフご自身がお料理を楽しむこと、そしてお客さんの想像を超えた驚きと喜びを与えること。

ずっと控えめにお話しされるシェフのそうした仕事への真摯に向きあう姿が、一品ひとしなに出ています。

これって、どんな職業の世界でも同じことだと思うのです。

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それにしても、末崎さんとお話ししていると、もっとやらなきゃ!と思わされるし、アイデアが湧いてきます。

大好きなうちのお客さまに、同じだけの熱量を向けてくれるから、とても嬉しく思います。
来年はきっと、皆さんに会いにきてくれるんじゃないかな。

今から楽しみですね。

 
 
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
 
 
埼玉県熊谷市別府5-80-3  
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日
 
 
 
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Author:Riyon
埼玉県熊谷市。籠原駅から徒歩15分ほど、公園のめぐりにある、珈琲豆と器とお洋服の、小さな小さなセレクトショップ、Riyonです。
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