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手放したくない!細部にまでこだわった尾﨑先生の作品たち

尾﨑先生の作品について、昨日1日では足りなかったので、今日もちょっとご紹介します。

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昨日もご紹介した、奇跡の窯雫のお皿を、もう一度撮ってみました。

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昨日よりは!昨日よりは!少しはよく見えるように撮れたかと思います笑。何十枚も撮ってみたけど、私の技術ではここまでです笑


こんばんは。埼玉県熊谷市で、和のうつわと、お洋服と、珈琲豆のセレクトショップをしています。
Riyonのみわこです。

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うつわがお好きな方にお見せしたいものが多くて困ります。以前注文しておいた角皿。一見似ているようで、それぞれ柄も違うし、織部の色合いも少しずつ違うので、そういった意味でも楽しめます。

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どの作品もじっくり見ていただきたい。しつこいようですが、全部手放したくないくらいです笑笑。それくらい気に入っています。

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前回人気ですぐになくなってしまった豆皿(箸置かも?)。今回もいただいてきました。
これは志野織部(しのおりべ)というものです。貫入(細かいヒビ)に、黒い色が入り込んでいるのがわかりますか。

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織部は、焼き上がりに膜が貼っているので、作家さんは酸につけてその膜を剥がします。
でも先生は栃渋につけているので、こうして貫入にいい感じに黒が入り込んでくれるのだそう。後ろに写っているのが栃渋です。

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ちなみに、Instagramのストーリーズにあげて、今回最もリアクションの多かったお皿がコチラです(全ての作品を投稿したわけではないけれど)。
個人的にもすごく気に入っているんだけど、結構みなさん渋いのお好きなんだなって嬉しくなりました。小さめの、上品で控えめなお皿です。


このような作品には、それぞれ様々な柄が描かれています。これは桃山、江戸時代から、岐阜県の焼き物、美濃焼によく描かれている伝統的な文様で、関東で見かけることはあまりありません。

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1612年作とか書いて、サントリー美術館とかに置いてあっても疑われなそう。織部の片口酒器。
酒器といっても、必ずしも日本酒に使わなければいけないのではなく、普通に煮物やポテサラなんかに使ってもらえます。

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細部にまで先生のこだわりが見えます。

こうしていろんな作品を見ていて思うんだけど、やらなくても問題ないことをやっちゃうのが尾﨑先生のすごいところ。
芸術家なんですよね。

こうした素晴らしい作品に出逢ったとき、うつわがお好きなお客さまのお顔が浮かび、早く見せたくてうずうずします。そしてお客様の出逢いの瞬間に立ち会い、喜びが更に増します。

私がワクワクして、宝探しにでかけていくと、そうやって喜んでくれる方がいる。いい仕事をさせていただいています。
 
 
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
 
 
埼玉県熊谷市別府5-80-3  
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日
 
 
 
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プロフィール

Riyon

Author:Riyon
埼玉県熊谷市。籠原駅から徒歩15分ほど、公園のめぐりにある、珈琲豆と器とお洋服の、小さな小さなセレクトショップ、Riyonです。
Open 11:00~18:00 日/月曜/祝日はおやすみです。  

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