慢性疲労症候群をご存じですか?
- 2016/12/12
- 23:57
昨日も書きましたが、人に会うために出かけられるというのは幸せなことだし、その方々への感謝と共に、両親が元気でいてくれることにも、そして私自身が、仕事をしたり、遊んだりできる身体でいられることも、本当にありがたいことだと日々感じます。

こんにちは。
珈琲豆・陶器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
もともと書く予定はなかったのですが、
今日はちょっと、私のカラダのことを書かせていただくことにしました。
いつか書こうと思いながら、楽しくなる内容ではないし、私自身も書くことに抵抗があって、なかなか筆が進みませんでした。
では何故書く気になったのかと申しますと、
同じ症状をお持ちの方で、お医者さんに見てもらっても、病名がつかず、
「では一体何なのか?」
と不安を抱えている方がいらっしゃるかもしれないと思ったからです。
その名は
慢性疲労症候群
「慢性疲労」は多分みんなお持ちだと思います。
「慢性疲労症候群」とは、慢性疲労のことではありません。
主な症状が慢性疲労だからという理由で、その名が付いたらしいです。
最近は、その名では伝わりづらいとか、お仕事が出来ない重症な方でも、「甘えているだけだ」などと言われてしまい、病気の深刻さが伝わらないことから、海外で使われている病名
「筋痛性脳脊髄炎」
に、日本でも変えようという働きもあります。
(「症候群」とついていることからもわかるように、現在の日本では、厳密には病気ではないという扱いになっていると思われます)
では、実際にどういった症状なのか、ご説明しますね。
まず1番顕著なのが
毎日の倦怠感、そして発熱
例えば私は、平熱は35.5度ですが、お昼過ぎくらいから熱っぽさを感じ、37.1~4度まで上がります。
そして倦怠感。
これが毎日です。
元々病弱ではあったのですが、比較的健康といえる身体でした。
しかし19歳になった頃、身体に異変を感じます。
なんだか熱っぽいし、身体がダルい。
当時私は大学生。
ファミレスでアルバイトをしていました。
「学校の後のバイトで疲れているだけかもしれない。これくらいの疲れなら、みんなあるだろう」
そんなふうに思っていました。
ところが、それがあまりにも長く続くので、いよいよ病院に行くことにしました。
「異常なし」
自分の身体に関してはわりと楽観的なので「やっぱりね」と思いつつも、その症状が1年、2年と長引くにつれ、どんどん不安が募っていきました。
何軒かの病院に行きました。
しかし「膠原病」「自律神経失調症」など、どうも納得の行く診断結果は得られませんでした。
もう諦めて、病院にも行かなくなった数年後のある日、私は偶然インターネットで、同じ症状の人をみつけることとなります。
そこで初めて目にしたのが、
「慢性疲労症候群」でした。
少し具体的に書きますね。
慢性疲労症候群は、
発病前の活動が半分以下にも低下する、激しい全身の 倦怠感・疲労感が比較的急激に起こり、しかもそれが長期に渡ります。
その他にも微熱、のどの痛み、関節や筋肉の痛み、こわばった感じやリンパ節のはれ、頭痛など(人によります)がみられます。
難病指定もされず、働けない人も助成金はもらえません。
なぜなら患者が多すぎるからです。
インターネットで調べたところによりますと、人口のおよそ0・3%にみられ、20~50代に発病するそうです。
原因は不明です。
根治的な治療は今のところなく、大量のビタミンCやB12、漢方薬などを用います。
私は早速、埼玉県で診てくれるという先生の元へ行き、検査。
そこで初めて「慢性疲労症候群」とくだされました。
正直、ほっとしました。
いままで何だかわからない、正体不明の不調と付き合っていたので、原因がわかっただけで、少し気がラクになりました。
そこの病院で数年の間、処方された漢方薬やビタミンを摂取していましたが、やめました。
あるときから、ビタミンが保険適用外になったのです。
少しも良くならないのに、ただ高い薬代を払うのなら、そのお金は、楽しいことに使おうと決めました。
今は病院へは行っていません。
もう長いこと患っていますから、キツいと言っていると何もできなくなってしまうので、気合で動いています。
「I Remember Me」
というドキュメンタリー映画があります。
慢性疲労症候群の監督が、その症状の重い患者さんの生活を追ったものです。


筋痛性脳脊髄炎の会から取り寄せて、観てみたのですが涙が止まりませんでした。
でも、私は動けるんです。
働けるし、自分の足で歩くことも出来る。
よく人に「色んな所に行ってるね」と言われるのですが、よく出かける理由のひとつは、動けることのありがたさを感じているからだと思っています。
ベッドから起き上がろうにも、身体が鉛のように重い日も、幾度となくあります。
でも負けたくはありません。
だからもしも6ヶ月以上、その症状に悩まされている方がいらっしゃるなら、「慢性疲労症候群」について、調べてみてください。
そして、お心当たりがあれば、お近くの病院を調べて、1度診てもらうのもいいかもしれません。
とはいえ薬はないので、ビタミンや補中益気湯という漢方を出されるだけかもしれませんが。
なんだかわからない体調不良は嫌なものです。
それで不安な要素が少しでも取り除かれればと思います。
身体が起き上がるなら、そして歩くことができるなら、それはありがたいことです。
どうしても身体が言うことをきかない日もあるけれど、今出来ることに感謝しましょう。
私の話が、どなたかのお役にたてるのであれば幸いです。
おやすみなさいませ。
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もともと書く予定はなかったのですが、
今日はちょっと、私のカラダのことを書かせていただくことにしました。
いつか書こうと思いながら、楽しくなる内容ではないし、私自身も書くことに抵抗があって、なかなか筆が進みませんでした。
では何故書く気になったのかと申しますと、
同じ症状をお持ちの方で、お医者さんに見てもらっても、病名がつかず、
「では一体何なのか?」
と不安を抱えている方がいらっしゃるかもしれないと思ったからです。
その名は
慢性疲労症候群
「慢性疲労」は多分みんなお持ちだと思います。
「慢性疲労症候群」とは、慢性疲労のことではありません。
主な症状が慢性疲労だからという理由で、その名が付いたらしいです。
最近は、その名では伝わりづらいとか、お仕事が出来ない重症な方でも、「甘えているだけだ」などと言われてしまい、病気の深刻さが伝わらないことから、海外で使われている病名
「筋痛性脳脊髄炎」
に、日本でも変えようという働きもあります。
(「症候群」とついていることからもわかるように、現在の日本では、厳密には病気ではないという扱いになっていると思われます)
では、実際にどういった症状なのか、ご説明しますね。
まず1番顕著なのが
毎日の倦怠感、そして発熱
例えば私は、平熱は35.5度ですが、お昼過ぎくらいから熱っぽさを感じ、37.1~4度まで上がります。
そして倦怠感。
これが毎日です。
元々病弱ではあったのですが、比較的健康といえる身体でした。
しかし19歳になった頃、身体に異変を感じます。
なんだか熱っぽいし、身体がダルい。
当時私は大学生。
ファミレスでアルバイトをしていました。
「学校の後のバイトで疲れているだけかもしれない。これくらいの疲れなら、みんなあるだろう」
そんなふうに思っていました。
ところが、それがあまりにも長く続くので、いよいよ病院に行くことにしました。
「異常なし」
自分の身体に関してはわりと楽観的なので「やっぱりね」と思いつつも、その症状が1年、2年と長引くにつれ、どんどん不安が募っていきました。
何軒かの病院に行きました。
しかし「膠原病」「自律神経失調症」など、どうも納得の行く診断結果は得られませんでした。
もう諦めて、病院にも行かなくなった数年後のある日、私は偶然インターネットで、同じ症状の人をみつけることとなります。
そこで初めて目にしたのが、
「慢性疲労症候群」でした。
少し具体的に書きますね。
慢性疲労症候群は、
発病前の活動が半分以下にも低下する、激しい全身の 倦怠感・疲労感が比較的急激に起こり、しかもそれが長期に渡ります。
その他にも微熱、のどの痛み、関節や筋肉の痛み、こわばった感じやリンパ節のはれ、頭痛など(人によります)がみられます。
難病指定もされず、働けない人も助成金はもらえません。
なぜなら患者が多すぎるからです。
インターネットで調べたところによりますと、人口のおよそ0・3%にみられ、20~50代に発病するそうです。
原因は不明です。
根治的な治療は今のところなく、大量のビタミンCやB12、漢方薬などを用います。
私は早速、埼玉県で診てくれるという先生の元へ行き、検査。
そこで初めて「慢性疲労症候群」とくだされました。
正直、ほっとしました。
いままで何だかわからない、正体不明の不調と付き合っていたので、原因がわかっただけで、少し気がラクになりました。
そこの病院で数年の間、処方された漢方薬やビタミンを摂取していましたが、やめました。
あるときから、ビタミンが保険適用外になったのです。
少しも良くならないのに、ただ高い薬代を払うのなら、そのお金は、楽しいことに使おうと決めました。
今は病院へは行っていません。
もう長いこと患っていますから、キツいと言っていると何もできなくなってしまうので、気合で動いています。
「I Remember Me」
というドキュメンタリー映画があります。
慢性疲労症候群の監督が、その症状の重い患者さんの生活を追ったものです。


筋痛性脳脊髄炎の会から取り寄せて、観てみたのですが涙が止まりませんでした。
でも、私は動けるんです。
働けるし、自分の足で歩くことも出来る。
よく人に「色んな所に行ってるね」と言われるのですが、よく出かける理由のひとつは、動けることのありがたさを感じているからだと思っています。
ベッドから起き上がろうにも、身体が鉛のように重い日も、幾度となくあります。
でも負けたくはありません。
だからもしも6ヶ月以上、その症状に悩まされている方がいらっしゃるなら、「慢性疲労症候群」について、調べてみてください。
そして、お心当たりがあれば、お近くの病院を調べて、1度診てもらうのもいいかもしれません。
とはいえ薬はないので、ビタミンや補中益気湯という漢方を出されるだけかもしれませんが。
なんだかわからない体調不良は嫌なものです。
それで不安な要素が少しでも取り除かれればと思います。
身体が起き上がるなら、そして歩くことができるなら、それはありがたいことです。
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