ジョン&ヨーコ ダブルファンタジー
- 2021/01/16
- 23:53
ジョン・レノン&オノ・ヨーコ
ダブルファンタジーに行ってきました。私はビートルズのことも、ジョン・レノンのことも、オノ・ヨーコのことも、詳しくはありませんが、オノ・ヨーコの「グレープフルーツジュース」という詩集が好きなこと。そして後で写真を貼るけれども、ジョンとヨーコのエピソードから興味を持っていた天井の「yes」の文字が見たくて、東京での予定に組み込みました。

今日は土曜日。私は午前中に行ったけど、全く混んでいませんでした。あの様子ではおそらく午後も、なんなら日曜も同じだと思います。

一般的に美術館などは写真撮影は不可ですが、こちらでは撮影可でした(動画は不可)。
もっとも、その場で受けた衝撃までをも写真に残すことは出来ませんが、こうして写真を見返すと、心にひっかかったものが顔をだします。

咳が鳴り響く室内(スピーカーから聞こえてくるサウンドインスタレーション、「Cough Piece(咳)」という作品)の中、すべてが真っ白なチェスが置かれていました。
これでは駒を追いかけられません。これは戦闘的要素をなくしたチェスです。

踏むための絵
日本史の教科書に、踏み絵というのがありました。ヨーコは「それがとても怖かった」とし、「自分の中にある少女の自分を解放し、絵を踏もうという衝動に駆られた」とありました。
写真を撮ろうとしたら、踏むための絵に自分の影が写りました。
自分の存在は、自分自身が過去に作り上げてきた経験を元に成り立っていて、それは自信でもあります。私の自信など大したものではないとわかりつつ、それすらも壊すかのようで、これは踏めないと怖くなり、一歩下がりました。

最も見たかったのは、この天井の絵でした。
梯子をのぼり、虫眼鏡で見ると、そこには「yes」の文字があります。
ジョンとヨーコの出逢い。ジョン・レノンの人生は、ここから変わったとされる作品です。
yesとは、人生を肯定する言葉です。なんといい響きなのでしょうか。

彼らが愛と平和を訴え続けたことは、あまりにも有名な話です。1969年。ジョンとヨーコは、自分たちの結婚がどれだけの注目を浴びるのかをわかっていて、あえてこの「ベッド・イン」で、世界平和を訴えたそうです。

大画面のある部屋には、Imagineが流れていました。ジョンは真っ白な、暗い部屋でピアノを弾き、ヨーコはその部屋の窓を次々に開けていきます。
ジョン・レノンのImagineは、オノ・ヨーコの詩、「Imagine」からインスピレーションを受けたもの。その詩はグレープフルーツジュースにも載っています。
ジョン・レノンのImagine。とても美しいMVです(YouTubeにあったので貼っておきますね)。
こちらの展覧会は、2月18日まで。場所はソニー・ミュージック六本木ミュージアムです。
私は日にち指定でチケットを買っていましたが、当日券もあるようです。
ダブル・ファンタジーのHPはコチラ
その後、お店でお客様にそのお話をしていたら、昔「ソノシート」と呼ばれるレコードよりも薄い録音盤で、初めて聴いたのがビートルズだったと、懐かしそうにお話ししてくれました。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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ダブルファンタジーに行ってきました。私はビートルズのことも、ジョン・レノンのことも、オノ・ヨーコのことも、詳しくはありませんが、オノ・ヨーコの「グレープフルーツジュース」という詩集が好きなこと。そして後で写真を貼るけれども、ジョンとヨーコのエピソードから興味を持っていた天井の「yes」の文字が見たくて、東京での予定に組み込みました。

今日は土曜日。私は午前中に行ったけど、全く混んでいませんでした。あの様子ではおそらく午後も、なんなら日曜も同じだと思います。

一般的に美術館などは写真撮影は不可ですが、こちらでは撮影可でした(動画は不可)。
もっとも、その場で受けた衝撃までをも写真に残すことは出来ませんが、こうして写真を見返すと、心にひっかかったものが顔をだします。

咳が鳴り響く室内(スピーカーから聞こえてくるサウンドインスタレーション、「Cough Piece(咳)」という作品)の中、すべてが真っ白なチェスが置かれていました。
これでは駒を追いかけられません。これは戦闘的要素をなくしたチェスです。

踏むための絵
日本史の教科書に、踏み絵というのがありました。ヨーコは「それがとても怖かった」とし、「自分の中にある少女の自分を解放し、絵を踏もうという衝動に駆られた」とありました。
写真を撮ろうとしたら、踏むための絵に自分の影が写りました。
自分の存在は、自分自身が過去に作り上げてきた経験を元に成り立っていて、それは自信でもあります。私の自信など大したものではないとわかりつつ、それすらも壊すかのようで、これは踏めないと怖くなり、一歩下がりました。

最も見たかったのは、この天井の絵でした。
梯子をのぼり、虫眼鏡で見ると、そこには「yes」の文字があります。
ジョンとヨーコの出逢い。ジョン・レノンの人生は、ここから変わったとされる作品です。
yesとは、人生を肯定する言葉です。なんといい響きなのでしょうか。

彼らが愛と平和を訴え続けたことは、あまりにも有名な話です。1969年。ジョンとヨーコは、自分たちの結婚がどれだけの注目を浴びるのかをわかっていて、あえてこの「ベッド・イン」で、世界平和を訴えたそうです。

大画面のある部屋には、Imagineが流れていました。ジョンは真っ白な、暗い部屋でピアノを弾き、ヨーコはその部屋の窓を次々に開けていきます。
ジョン・レノンのImagineは、オノ・ヨーコの詩、「Imagine」からインスピレーションを受けたもの。その詩はグレープフルーツジュースにも載っています。
ジョン・レノンのImagine。とても美しいMVです(YouTubeにあったので貼っておきますね)。
こちらの展覧会は、2月18日まで。場所はソニー・ミュージック六本木ミュージアムです。
私は日にち指定でチケットを買っていましたが、当日券もあるようです。
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その後、お店でお客様にそのお話をしていたら、昔「ソノシート」と呼ばれるレコードよりも薄い録音盤で、初めて聴いたのがビートルズだったと、懐かしそうにお話ししてくれました。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
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