文章の書き方の本を読んで早速取り入れようとしたのに出来ない。
- 2021/01/12
- 23:53
一昨日のこと。定休日だったため、お客様へのお問い合わせのお返事、やりかけのDIY、そしてポストに届いているであろう本を取りに、お店に行きました。
ポストを覗くと何も入っていなかったのでがっかりしましたが、仕事をしているうちにバイクの音がして、成毛眞氏の著書、「バズる書き方」を手に入れました。
この本は、オクノヤさんのオススメだったこともあり、私の周りの方々が一斉に読みはじめ、そして一斉に読み終わりました。私はみんなと同じときに読み始め、みんなより読み終えるのは遅かったと思います。
少し進んでは、前の項にパラパラと戻し、また読み直したりしました。
ゆっくり読もうと入ったカフェは1時間もしないうちに閉店時間が近づいていました。私は栞になるものをはさんで、そっとテーブルに置きました。

ため息が出ました。
プロでこそないものの、私も一応毎日こうして文章をかいているので、読みやすさなどは意識してきたつもりでした。たとえば「〇〇だと思います」「〇〇です」「〇〇なのです」などの文末は適切か。同じ文章の中で、強調したいことを除いて、同じ意味の文が重複していないか。漢字・ひらがな・カタカナ。どの表現をしたらパッと見て読みやすいのか、あるいは伝わりやすいのかなどなど。
小学生、中学生のときに教わったであろうことを総動員させながら、自分なりに書いています。
読み進めながら
「これはできている」「なるほど、これは今度から意識してみよう。」
と答え合わせをするうちに、だんだん混乱してきてしまいました。
答え合わせというのは、自分にできないことを見つけ出し、改善し、出来るようになるためにすることですが、やはりこれだけの文章を世に送り出す方は、さりげないのです。細部にわたり、上手くいえないのだけれども、わざとらしさが一切ないのです。
サラリとした文章こそ、読者が読みやすい、理解しやすい文章なのだと感じました。
同時にそれは、とても難しいように感じました。
ある頁では、作家の書き出しに触れているのですが、具体例としていくつか挙げたあと、「紙幅の関係からここまでに留めるが」と書かれ、文章の引用を見開きの片方の頁で終わるようにしてありました。押し付けないユーモアと親切心を感じました。
前述したように、子供の頃に習ったことだけでも、文章自体を書くことはできます。
しかしながら、思ったことをただ綴るだけではない、大人になってからの「読み手」を意識した書き方というのは、これほどの方でも何度も推敲するほど、神経を行き届かせているのだと知りました。
その人そのひとの、独特な書き方の癖というのは面白いものではありますが、あまり行き過ぎてしまうと、偏っていつも同じ様な、つまらないものになってしまいます。そうなると刺激もなく、読んでくれる人を楽しませることなどできません。
この本を紹介してくれたオクノヤさんは、昨日のこの本についてのブログに加筆、修正を加えていました。私も読んだからには早速この本を意識した文章を書き。。。たいのはやまやまですが、ちょっと混乱していてまだ書けません。
またここから始めるつもりで、出来ることから意識していこうと思います。
「バズる書き方」といっても、ブログやSNSでの発信をしている人だけでなく、たとえそれが社内であっても、人に読まれることを想定したなんらかの文章を書く方には、わかりやすい参考書になると思います。
いつでも読み返せるところに置いておくべき1冊です。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

にほんブログ村
にほんブログ村
ポストを覗くと何も入っていなかったのでがっかりしましたが、仕事をしているうちにバイクの音がして、成毛眞氏の著書、「バズる書き方」を手に入れました。
この本は、オクノヤさんのオススメだったこともあり、私の周りの方々が一斉に読みはじめ、そして一斉に読み終わりました。私はみんなと同じときに読み始め、みんなより読み終えるのは遅かったと思います。
少し進んでは、前の項にパラパラと戻し、また読み直したりしました。
ゆっくり読もうと入ったカフェは1時間もしないうちに閉店時間が近づいていました。私は栞になるものをはさんで、そっとテーブルに置きました。

ため息が出ました。
プロでこそないものの、私も一応毎日こうして文章をかいているので、読みやすさなどは意識してきたつもりでした。たとえば「〇〇だと思います」「〇〇です」「〇〇なのです」などの文末は適切か。同じ文章の中で、強調したいことを除いて、同じ意味の文が重複していないか。漢字・ひらがな・カタカナ。どの表現をしたらパッと見て読みやすいのか、あるいは伝わりやすいのかなどなど。
小学生、中学生のときに教わったであろうことを総動員させながら、自分なりに書いています。
読み進めながら
「これはできている」「なるほど、これは今度から意識してみよう。」
と答え合わせをするうちに、だんだん混乱してきてしまいました。
答え合わせというのは、自分にできないことを見つけ出し、改善し、出来るようになるためにすることですが、やはりこれだけの文章を世に送り出す方は、さりげないのです。細部にわたり、上手くいえないのだけれども、わざとらしさが一切ないのです。
サラリとした文章こそ、読者が読みやすい、理解しやすい文章なのだと感じました。
同時にそれは、とても難しいように感じました。
ある頁では、作家の書き出しに触れているのですが、具体例としていくつか挙げたあと、「紙幅の関係からここまでに留めるが」と書かれ、文章の引用を見開きの片方の頁で終わるようにしてありました。押し付けないユーモアと親切心を感じました。
前述したように、子供の頃に習ったことだけでも、文章自体を書くことはできます。
しかしながら、思ったことをただ綴るだけではない、大人になってからの「読み手」を意識した書き方というのは、これほどの方でも何度も推敲するほど、神経を行き届かせているのだと知りました。
その人そのひとの、独特な書き方の癖というのは面白いものではありますが、あまり行き過ぎてしまうと、偏っていつも同じ様な、つまらないものになってしまいます。そうなると刺激もなく、読んでくれる人を楽しませることなどできません。
この本を紹介してくれたオクノヤさんは、昨日のこの本についてのブログに加筆、修正を加えていました。私も読んだからには早速この本を意識した文章を書き。。。たいのはやまやまですが、ちょっと混乱していてまだ書けません。
またここから始めるつもりで、出来ることから意識していこうと思います。
「バズる書き方」といっても、ブログやSNSでの発信をしている人だけでなく、たとえそれが社内であっても、人に読まれることを想定したなんらかの文章を書く方には、わかりやすい参考書になると思います。
いつでも読み返せるところに置いておくべき1冊です。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

にほんブログ村
