オペラ座の怪人の歌声は健在だった
- 2020/11/22
- 22:20
初演から32年。7年ぶりの東京公演。
加えて竹芝に新しく生まれ変わった四季劇場にて、杮落とし公演となる、劇団四季「オペラ座の怪人」に行ってきました。

先週お客様とお出かけするとき、お一人の方が「楽しみすぎて眠れなかった!」とおっしゃったので、みんなで、遠足の前日ねと笑っていたのですが、私はまさに昨日興奮してなかなか寝付けませんでした。〇〇さん笑ってごめんなさい!笑
いつもなら燃え尽きたように眠りにつくんですけど。自分でもビックリしちゃった笑。

さて、どの演目であっても、私が劇団四季の劇場に入って一番初めにすること。それはキャストのチェックです。私がというか、多分皆さんそうじゃないかな。
実はネットで見ることもできるのですが、あえて劇場に行って、合格発表のように眺めるのが好きです(学校の合格発表を見に行ったことはないけど)。
もちろん皆さんお上手なので、誰だからダメということはないのですが、お気に入りの俳優さんの名前があると、おぉ!(キラキラ)といった感じですね。
で、なぜいきなりキャストの話をしているのかというと、今日は久々のオペラ座の怪人ということもあり、ファントム役が気になって仕方がなくて、先に見ちゃいました。

佐野正幸さんだといいなって思って。
名前を確認して喜びが込み上げ、次にラウル(クリスティーヌの幼馴染でもあり、クリスティーヌをファントムから守るため、対決する子爵)役に、CATSでリーダー猫、マンカストラップ役を演じてきた加藤迪さんの名前を見つけて楽しみが増え、他のキャストも見ていたら、アンサンブルに高井治さんの名前をみつけました。
実はこの高井さんという方は、私がオペラ座の怪人を観に行っていた頃、というか、そもそも今日ファントム役だった佐野さんがまだラウルを演じていた頃も、ファントムとしてそこに立っていた方です。10年くらい前かな、突然の不調により歌えなくなってしまったのだそうです。
高井さんは、ジェラルド・バトラー(ファントム)主演の映画「オペラ座の怪人」の、金曜ロードショーバージョン、日本語吹替版を演じた人ですって書いてわかる方いるのかな。私、そのTVの放送観てないんですよね。
映画自体には吹替版がなかったから、金ローで放送されるときに劇団四季の人たちが声を入れたんですって。(ちなみにその日本語吹替バージョンは昨年発売されたオペラ座の怪人のDVD?Blu-ray?に入っているらしいです)。

その高井さんが、ファントムとはいかないまでも、アンサンブルとして復活している。
そもそも佐野さんがラウル役だった頃を知らない私にとって、ファントムといえば高井さんか佐野さんか?といったイメージだったため、なんとも言えない気分になりました。正直に言うと、もともと佐野さんのファントムの方が好きだったくせに、なんなんでしょうかこの感覚。
それにしても、久しぶりの佐野さんの歌声でしたが、心にズドンと響いてきました。切ない。誰も救えないファントムの寂しさ。
私達観客にとっては、めったに行けない公演の中の貴重な1回ですが、四季の俳優さんにしてみたら、毎日まいにち公演する中の、何千回という中の1回にすぎません。だけど、まるでたった1回、最後の1回のように全力で歌ってくれる。
しかもこのオペラ座の怪人、すごいのは生のオーケストラであること。
最近劇団四季で、生オケを聴いていなかったので、すごく贅沢な感じがしました。
劇場に入るなり、いろんな楽器のチューニングの音が聞こえてきて、たまにメロディまで聞こえてくると、興奮が増します。
また、劇中暗転しても指揮者とスコアだけが明るく照らし出されていて、それもまた格好いい。
C席だったので、3300円でこの歌声とこのオーケストラの演奏が聴けるなんて、いいのだろうかという気になりました。本当にすごかったです。こんなところで何を書くより、聴いてもらわないことには全然伝わらないくらい、佐野さんの歌声は素晴らしかったです。

新しくなった劇場はウォーターズ竹芝といって、アトレが入っています。

目の前には水上バス乗り場があり、ちょうど出発するところでした。日が傾いてきて綺麗な時間。
12月2日のフジテレビFNS歌謡祭(第1夜)では、劇団四季によるオペラ座の怪人が聴けます。楽しみです。
劇団四季では12月分まで販売されています。
劇団四季スケジュール
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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加えて竹芝に新しく生まれ変わった四季劇場にて、杮落とし公演となる、劇団四季「オペラ座の怪人」に行ってきました。

先週お客様とお出かけするとき、お一人の方が「楽しみすぎて眠れなかった!」とおっしゃったので、みんなで、遠足の前日ねと笑っていたのですが、私はまさに昨日興奮してなかなか寝付けませんでした。〇〇さん笑ってごめんなさい!笑
いつもなら燃え尽きたように眠りにつくんですけど。自分でもビックリしちゃった笑。

さて、どの演目であっても、私が劇団四季の劇場に入って一番初めにすること。それはキャストのチェックです。私がというか、多分皆さんそうじゃないかな。
実はネットで見ることもできるのですが、あえて劇場に行って、合格発表のように眺めるのが好きです(学校の合格発表を見に行ったことはないけど)。
もちろん皆さんお上手なので、誰だからダメということはないのですが、お気に入りの俳優さんの名前があると、おぉ!(キラキラ)といった感じですね。
で、なぜいきなりキャストの話をしているのかというと、今日は久々のオペラ座の怪人ということもあり、ファントム役が気になって仕方がなくて、先に見ちゃいました。

佐野正幸さんだといいなって思って。
名前を確認して喜びが込み上げ、次にラウル(クリスティーヌの幼馴染でもあり、クリスティーヌをファントムから守るため、対決する子爵)役に、CATSでリーダー猫、マンカストラップ役を演じてきた加藤迪さんの名前を見つけて楽しみが増え、他のキャストも見ていたら、アンサンブルに高井治さんの名前をみつけました。
実はこの高井さんという方は、私がオペラ座の怪人を観に行っていた頃、というか、そもそも今日ファントム役だった佐野さんがまだラウルを演じていた頃も、ファントムとしてそこに立っていた方です。10年くらい前かな、突然の不調により歌えなくなってしまったのだそうです。
高井さんは、ジェラルド・バトラー(ファントム)主演の映画「オペラ座の怪人」の、金曜ロードショーバージョン、日本語吹替版を演じた人ですって書いてわかる方いるのかな。私、そのTVの放送観てないんですよね。
映画自体には吹替版がなかったから、金ローで放送されるときに劇団四季の人たちが声を入れたんですって。(ちなみにその日本語吹替バージョンは昨年発売されたオペラ座の怪人のDVD?Blu-ray?に入っているらしいです)。

その高井さんが、ファントムとはいかないまでも、アンサンブルとして復活している。
そもそも佐野さんがラウル役だった頃を知らない私にとって、ファントムといえば高井さんか佐野さんか?といったイメージだったため、なんとも言えない気分になりました。正直に言うと、もともと佐野さんのファントムの方が好きだったくせに、なんなんでしょうかこの感覚。
それにしても、久しぶりの佐野さんの歌声でしたが、心にズドンと響いてきました。切ない。誰も救えないファントムの寂しさ。
私達観客にとっては、めったに行けない公演の中の貴重な1回ですが、四季の俳優さんにしてみたら、毎日まいにち公演する中の、何千回という中の1回にすぎません。だけど、まるでたった1回、最後の1回のように全力で歌ってくれる。
しかもこのオペラ座の怪人、すごいのは生のオーケストラであること。
最近劇団四季で、生オケを聴いていなかったので、すごく贅沢な感じがしました。
劇場に入るなり、いろんな楽器のチューニングの音が聞こえてきて、たまにメロディまで聞こえてくると、興奮が増します。
また、劇中暗転しても指揮者とスコアだけが明るく照らし出されていて、それもまた格好いい。
C席だったので、3300円でこの歌声とこのオーケストラの演奏が聴けるなんて、いいのだろうかという気になりました。本当にすごかったです。こんなところで何を書くより、聴いてもらわないことには全然伝わらないくらい、佐野さんの歌声は素晴らしかったです。

新しくなった劇場はウォーターズ竹芝といって、アトレが入っています。

目の前には水上バス乗り場があり、ちょうど出発するところでした。日が傾いてきて綺麗な時間。
12月2日のフジテレビFNS歌謡祭(第1夜)では、劇団四季によるオペラ座の怪人が聴けます。楽しみです。
劇団四季では12月分まで販売されています。
劇団四季スケジュール
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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