上手くて当たり前と思っていてもそれ以上の技術
- 2020/09/26
- 23:57
昨夜、劇団四季のコーラスラインを観るために、川口総合文化センターリリアに行ってきました。
着く前からめちゃめちゃお腹が空いていたので、途中静かな部分もあるし、お腹の音が気になって集中できないのも嫌だったので、ダッシュで駅前のマックに入り、マックフライポテトSとコーヒーSをくださいと言いました。
店員さんはこう返しました。
Sでよろしいですか?
どういう意味だよ!!!と、心の中でツッコみつつ、アツアツのポテトSとコーヒーSを、取り憑かれたかのように口に運び、口の中をヤケドし、会場へと向かいました。

というお話がしたいわけではありません。

コーラスラインといえば、ブロードウェイではキャッツに抜かれるまでロングラン公演を行っていた、人気の演目。
コーラスラインというのは、舞台の上でここから前には出ないという、コーラスの人たちが立つライン。主役ではない、役のつかないダンサーのことです。
このミュージカルは、そんな夢を持ってオーディションに臨んだ人たちの、履歴書にのっていないお話。

オーディションがすすみ、最終選考に残ったのは17人のダンサーたち。
中でもキャシーはコーラスから抜け出し、主役を2度務めるほどの実力の持ち主。

(劇団四季より)
コーラスラインに出るほどの役者さんたちなので、自然とハードルも高くしてしまいます。
キャシーなど、ダンスが上手なんて当たり前すぎて書く必要もない。
だけど、それでも書きたくなるほど宮田愛さんのダンス、佇まいが美しかったです(上の写真は宮田さんではない)
歌やダンスより、演技力が一際目立つ役、ポール。
男性なのに男性になりきれず、悩み、苦しみ、昔からミュージカルが好きでダンスをやっていたこともあり、ショービジネスの世界に足を踏み入れます。
ハーレムのショーに女性の格好で出演していたあるとき、劇場に来た両親にバレてしまいます。そんな話を、演出家ザックに話すシーンがあるのですが、それがまた素晴らしかった。
演じたのは村田晃一さん。以前CATSの鉄道猫、スキンブルシャンクスで観ていたはずですが、ポールが憑依していました。
マギー役は、CATSのヴィクトリア役で見ていた小島絵里衣さん。歌もダンスも素晴らしかった。
さっきから素晴らしかったしか言ってないけど、それ以外に言葉が見つかりません。マイク、ディアナ、ヴァル。他の皆さんも、地方公演だからって手も抜かないし、むしろここで手を抜いたら、本当に落とされるオーディションのようでした。

ある人がケガをしてしたとき、演出家ザックがみんなに問いかけます。
「もし踊れなくなったらどうする?」と。
そんなこと、考えたこともないし、考えたくもない。だけどそれぞれ想像してみる。
そこでディアナが歌いだすのです。
「悔やまない 選んだ道が どんなに辛く
この日々が 報われず 過ぎ去ろうと
中略
悔やまない 好きだからこそ 命燃やし
すべてを捨てて
生きた日々に悔いはない
ひたすらに この道を」
(「愛した日々に悔いはない」より)
私も大好きな曲です。そして、どんな道を歩む人にも刺さる歌。
書ききれないくらい、思うことがたくさんあります。次はいったいいつ見れるのだろう。
本当に素晴らしい、コーラスライン。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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着く前からめちゃめちゃお腹が空いていたので、途中静かな部分もあるし、お腹の音が気になって集中できないのも嫌だったので、ダッシュで駅前のマックに入り、マックフライポテトSとコーヒーSをくださいと言いました。
店員さんはこう返しました。
Sでよろしいですか?
どういう意味だよ!!!と、心の中でツッコみつつ、アツアツのポテトSとコーヒーSを、取り憑かれたかのように口に運び、口の中をヤケドし、会場へと向かいました。

というお話がしたいわけではありません。

コーラスラインといえば、ブロードウェイではキャッツに抜かれるまでロングラン公演を行っていた、人気の演目。
コーラスラインというのは、舞台の上でここから前には出ないという、コーラスの人たちが立つライン。主役ではない、役のつかないダンサーのことです。
このミュージカルは、そんな夢を持ってオーディションに臨んだ人たちの、履歴書にのっていないお話。

オーディションがすすみ、最終選考に残ったのは17人のダンサーたち。
中でもキャシーはコーラスから抜け出し、主役を2度務めるほどの実力の持ち主。

(劇団四季より)
コーラスラインに出るほどの役者さんたちなので、自然とハードルも高くしてしまいます。
キャシーなど、ダンスが上手なんて当たり前すぎて書く必要もない。
だけど、それでも書きたくなるほど宮田愛さんのダンス、佇まいが美しかったです(上の写真は宮田さんではない)
歌やダンスより、演技力が一際目立つ役、ポール。
男性なのに男性になりきれず、悩み、苦しみ、昔からミュージカルが好きでダンスをやっていたこともあり、ショービジネスの世界に足を踏み入れます。
ハーレムのショーに女性の格好で出演していたあるとき、劇場に来た両親にバレてしまいます。そんな話を、演出家ザックに話すシーンがあるのですが、それがまた素晴らしかった。
演じたのは村田晃一さん。以前CATSの鉄道猫、スキンブルシャンクスで観ていたはずですが、ポールが憑依していました。
マギー役は、CATSのヴィクトリア役で見ていた小島絵里衣さん。歌もダンスも素晴らしかった。
さっきから素晴らしかったしか言ってないけど、それ以外に言葉が見つかりません。マイク、ディアナ、ヴァル。他の皆さんも、地方公演だからって手も抜かないし、むしろここで手を抜いたら、本当に落とされるオーディションのようでした。

ある人がケガをしてしたとき、演出家ザックがみんなに問いかけます。
「もし踊れなくなったらどうする?」と。
そんなこと、考えたこともないし、考えたくもない。だけどそれぞれ想像してみる。
そこでディアナが歌いだすのです。
「悔やまない 選んだ道が どんなに辛く
この日々が 報われず 過ぎ去ろうと
中略
悔やまない 好きだからこそ 命燃やし
すべてを捨てて
生きた日々に悔いはない
ひたすらに この道を」
(「愛した日々に悔いはない」より)
私も大好きな曲です。そして、どんな道を歩む人にも刺さる歌。
書ききれないくらい、思うことがたくさんあります。次はいったいいつ見れるのだろう。
本当に素晴らしい、コーラスライン。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
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埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
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