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SNSのない時代、窯元はこうして探した

長皿の懐の深さは見習いたい。だいたい受け入れてくれます。
今日はうどんだったけど(ちなみに真ん中の薬味が入っているのはぐい呑)、チャーハン、オムライス、ハンバーグ、カルパッチョ、パスタ、焼きそば、串揚げ、焼き鳥、カレー、そしてケーキまで。なんでもいけます。

お持ちでない方は、是非1枚持っておくと便利ですよ。

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さて、明日はお客さま注文の品があるため、益子に行ってきます。

この仕事をはじめて、徐々に付き合う先生も増えたり、たまに減ったり笑。
長くお付き合いさせていただいている方がほとんどです。

今お付き合いしている益子の作家さんとは、どうやって繋がったのかというと、益子の陶器市に何度も行って歩き回り、作品が素敵だなと思う作家さんに声をかけていきました。

当時はインスタはおろか、SNSなんかなくて、いや、そもそもネットに情報が溢れているわけでもなかったため、とにかく歩くことしかできず、お取引している作家さんが少なかったし、なにしろ私自身、今ほどには興味がなかったわけですから、そこまで熱心にはなれませんでした。


むしろ大きく展開した企業さんのカタログを見て注文したほうが、だいたいすぐに手に入るし、わざわざ現地に行って歩き回らなくても、ホコリだらけにならなくても、たくさんの種類の陶器が見れて、しかも大きさも色もほぼカタログと同じものだし、効率的じゃんって思っていました。

でもね、今思うのは、それはそれ。
何がいいとか悪いとか、正解不正解ではなく、一気に大量に作れなくても、こつこつ作る作家さんはまた違くて、すごくて、その想いや作る過程を見たうえで、お料理が盛り付けられているところを意識して見るようにしたらその深さにどんどんはまり、やがて大好きになりました。
自分で仕入れて、自分で売る。お客様の反応がそのまま伝わってくる。

これいいわねって言われたとき、作家さんの想いと、私の想いがお客様の前で交差する気がするのです。

1つのうつわを気に入って、どんなふうに盛り付けようか、何を食べようかって想像する。
お食事はそこから始まってる。おなかが空くから食べるんじゃない。食事そのものを楽しむ。食事は生きることにつながる。毎日必ずする行為。だから楽しんだ方がいい。私はそう考えます。



昨日来てくれたコダテマンのツイート。いつもの食卓がもっと明るくなる瞬間を見つけて、切り取ってくれました。嬉しい以上に、ご家族の団らんの時間を想像して、「良かったー♪」って思います。



(業務連絡。短パンカレーご注文のお客さま。今週ご連絡できると思いますので少し待っててくださいね。皆さまからのご注文+少し余裕を見て注文してあるので、私もほしいという方がいたらおっしゃって♪)

短パンカレー(できたばかりの、短パン社長監修のレトルトカレー)とタナカレー(兵庫、田中畜産の但馬牛×北海道、シノズキッチンのカレースパイス)を、益子、西村先生の楕円鉢に盛り付けてくれています。
ちなみにもうひとつのカレーのツイートは、市松模様の角皿を使ってくれていました(一部しか写ってないけど多分)。

はぁー。うつわっていいですね。
というわけで、おやすみなさいませ。

 
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
 
 
埼玉県熊谷市別府5-80-3  
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日
 
 
 
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Author:Riyon
埼玉県熊谷市。籠原駅から徒歩15分ほど、公園のめぐりにある、珈琲豆と器とお洋服の、小さな小さなセレクトショップ、Riyonです。
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