お食事の中心は食事そのものと関係ない会話であることが多い
- 2020/09/10
- 23:51
お食事というのは基本的にお腹を満たすためにするものだけれども、目的がそれだけなら食べるものなんてなんでもいいはずで、美味しいものを食べたい、自分では作れないものが食べたい、ビジネスをスムーズに進ませたい、一流のサービスを受けたい、お友達とお喋りをしたい、うつわやインテリアも楽しみたい、などなど、その時々によって目的は様々。
誰と行くのか、何のために行くのかによって、選ぶお店も変えますよね。
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。

(小豆島のそうめんをカッペリーニのように仕立てたもの。鮎、ムール貝、きゅうり、紫蘇の花、バジル、あとなんだっけ忘れました)
昨日はメーカーさんのチーフ、10月にイベントを行う末崎さんと初めてお食事に行きました。20年くらいのお付き合いになるのですが、初めてです。

(オクラとしらすに唐辛子を和えたものをオクラの花でまいてある)
いつも行くところ、食べるもの、着るもの、素敵な末崎さんが、ここまで気にいるお店のお食事、盛り付けってどんなものだろうって、そのほんの1ページにすぎないかもしれないけれど、面白かったです。末崎さんは福岡の方ですが、展示会などで東京に来るたびにそこへ行くのが楽しみで、あるときなどは1週間に3回も行かれたのだとか。

(私の記憶が正しければ、確かこのハーブの葉の下は、牡蠣と馬肉と言っていた気がします)
お気に入りのお店がある。というお話をうかがったとき、店名を聞いたら行ったことのあるお店でした。以前別の方に教えていただき、カフェとして利用したことがあるのだけれども、お食事まで出来るとは知りませんでした。
このお店は建物全体の老朽化により今年いっぱいで閉店が決まっており、徐々に小さくされていて、既に昨日はお料理を提供する日ではなくなっていたのですが、末崎さんの頼みならと、特別にシェフがコースを用意してくれたのです。

(鱧と生ハムとビーツしか覚えていない。ソースはトマトの濃厚な出汁にとろみをつけたもの)
今回はそのような事情もあり、店名は控えさせていただきますが、盛り付けがあまりにも素晴らしく、皆さまにシェアしたくて、SNSへの掲載をご了解いただきました。

(何かの魚とお肉。トリュフ、あと何か。)
紹介したいとか言ってるわりには覚えてないんだけど、とにかく絵本の中のような楽しい色彩とバランスを楽しんでほしい。
何かのお料理とお料理のあいだに、透明な液体が、グラスに入って運ばれてきました。ゆっくりとテーブルにおいていきます。
一見、水に見える。
「これは・・・水ですか?」と聞くと、「含みを持って置いてみましたが・・・水です。目黒の水です笑」ですって。
なんやそれ!ただの水やん!

運んでくれてる方は音楽プロデューサーをされているそうで、ここのシェフやお店に惚れ込んでアルバイトとして働いているのだとか。面白い方でした。
なんでも疑ってかかりたくなるほど、謎の多い料理。

(食べるだけで女子力が上がりそうなかわいいデザートなんだけど、手前のアイスはわさびでした。人生そう甘くはいきません。
私はビジネスでお食事に行くことはないので、その目的の大半は、美味しいお食事やお喋り。そしてうつわや盛り付けです。
ひとりのときも多いのでそれはまた別として、誰かと行くときはお喋りに夢中で、お店の方がお料理を運んできてくれたときだけ一瞬黙って、すぐまた「それでさ、」となるものです。
誰かと行くときはその方と行く意味があるわけだから、それでもいいんだろうけど、昨日はちょっと違いました。
お食事が、そのまま会話の中心となるお料理。
「鮎の肝と骨を赤ワインで煮てフォアグラを混ぜたものです」
「え。。。あ、はい(途中から覚えられない)」みたいなね笑。パンにつけて食べたんですけど、言われないと、いえ、言われてもなんなのかわからなかったです。赤ワイン塩とか、お魚とお肉を一緒に摂るとか、バジルと紫蘇を一緒に使うとか、いちいち驚いていました。いちいち面白かったです。
だから、その驚きと感動で、会話がすべて埋まっていきました。本当に楽しかった。絵本の中の冒険みたいなお料理だった。

以前、裏庭の記憶からインスピレーションを受けたというお料理があったから、裏庭のイメージで作ってもらいましたと、お花を贈っていました。粋。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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誰と行くのか、何のために行くのかによって、選ぶお店も変えますよね。
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。

(小豆島のそうめんをカッペリーニのように仕立てたもの。鮎、ムール貝、きゅうり、紫蘇の花、バジル、あとなんだっけ忘れました)
昨日はメーカーさんのチーフ、10月にイベントを行う末崎さんと初めてお食事に行きました。20年くらいのお付き合いになるのですが、初めてです。

(オクラとしらすに唐辛子を和えたものをオクラの花でまいてある)
いつも行くところ、食べるもの、着るもの、素敵な末崎さんが、ここまで気にいるお店のお食事、盛り付けってどんなものだろうって、そのほんの1ページにすぎないかもしれないけれど、面白かったです。末崎さんは福岡の方ですが、展示会などで東京に来るたびにそこへ行くのが楽しみで、あるときなどは1週間に3回も行かれたのだとか。

(私の記憶が正しければ、確かこのハーブの葉の下は、牡蠣と馬肉と言っていた気がします)
お気に入りのお店がある。というお話をうかがったとき、店名を聞いたら行ったことのあるお店でした。以前別の方に教えていただき、カフェとして利用したことがあるのだけれども、お食事まで出来るとは知りませんでした。
このお店は建物全体の老朽化により今年いっぱいで閉店が決まっており、徐々に小さくされていて、既に昨日はお料理を提供する日ではなくなっていたのですが、末崎さんの頼みならと、特別にシェフがコースを用意してくれたのです。

(鱧と生ハムとビーツしか覚えていない。ソースはトマトの濃厚な出汁にとろみをつけたもの)
今回はそのような事情もあり、店名は控えさせていただきますが、盛り付けがあまりにも素晴らしく、皆さまにシェアしたくて、SNSへの掲載をご了解いただきました。

(何かの魚とお肉。トリュフ、あと何か。)
紹介したいとか言ってるわりには覚えてないんだけど、とにかく絵本の中のような楽しい色彩とバランスを楽しんでほしい。
何かのお料理とお料理のあいだに、透明な液体が、グラスに入って運ばれてきました。ゆっくりとテーブルにおいていきます。
一見、水に見える。
「これは・・・水ですか?」と聞くと、「含みを持って置いてみましたが・・・水です。目黒の水です笑」ですって。
なんやそれ!ただの水やん!

運んでくれてる方は音楽プロデューサーをされているそうで、ここのシェフやお店に惚れ込んでアルバイトとして働いているのだとか。面白い方でした。
なんでも疑ってかかりたくなるほど、謎の多い料理。

(食べるだけで女子力が上がりそうなかわいいデザートなんだけど、手前のアイスはわさびでした。人生そう甘くはいきません。
私はビジネスでお食事に行くことはないので、その目的の大半は、美味しいお食事やお喋り。そしてうつわや盛り付けです。
ひとりのときも多いのでそれはまた別として、誰かと行くときはお喋りに夢中で、お店の方がお料理を運んできてくれたときだけ一瞬黙って、すぐまた「それでさ、」となるものです。
誰かと行くときはその方と行く意味があるわけだから、それでもいいんだろうけど、昨日はちょっと違いました。
お食事が、そのまま会話の中心となるお料理。
「鮎の肝と骨を赤ワインで煮てフォアグラを混ぜたものです」
「え。。。あ、はい(途中から覚えられない)」みたいなね笑。パンにつけて食べたんですけど、言われないと、いえ、言われてもなんなのかわからなかったです。赤ワイン塩とか、お魚とお肉を一緒に摂るとか、バジルと紫蘇を一緒に使うとか、いちいち驚いていました。いちいち面白かったです。
だから、その驚きと感動で、会話がすべて埋まっていきました。本当に楽しかった。絵本の中の冒険みたいなお料理だった。

以前、裏庭の記憶からインスピレーションを受けたというお料理があったから、裏庭のイメージで作ってもらいましたと、お花を贈っていました。粋。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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