お店に並んでいると作家さんのお仕事は見えません
- 2020/05/18
- 21:35
今日も、昨日の益子のおはなしの続きです。
というわけで、今日はお店がお休みなので、床に新聞紙と陶器を広げたいだけ広げて足の踏み場もないですが、まずはお客さまご注文分からチェック。裏側を軽くヤスリがけしてからお送りしますね😊 pic.twitter.com/QsxoaGiqJU
— みわ♪お洋服とうつわと珈琲豆Riyon (@chococoooa) May 18, 2020
西村先生のもとへは、多くのお客さまからのご注文品をとりに行くのが一番の目的でした。(あ、ブログを見て、先日お醤油さしのご注文しに来てくださったお客さま。カップも含めて確保できています♪ご来店お待ちしていますね。)
先生は奥様がカフェをされているので、お昼の混雑時をさけて、まずはランチから。

もちろんうつわは西村先生の作品です。手前、グリーンの木の葉皿が爽やかですね。

こちらの白い鉢もそうです。西村先生は、全く違うテイストのものを作られるので、お客さまにこれとこれは同じ作家さんですよなどと説明すると、皆さん驚かれるの。

このグラスはさすがに違うけど笑、この新緑と青い空のコントラストを楽しみながら、お食事や珈琲をいただくことができます。本当に、今ベストシーズンといえるんじゃないかな。
田んぼもめちゃめちゃ綺麗ですよ。

いつもの、黒にプラチナのかかったシリーズも色々といただいてきています。

これも一部かかっているのですが、見えますか?この平皿かっこいいんですよ。

ちなみにお手洗いの洗面ボウルもプラチナとゴールドがかかっていました。

さて、この線紋も先生のお得意とするシリーズのひとつ。こちらはスープカップです。ちなみにこちらのカフェでは、焼きおにぎりにスープをかけるお料理に使われていました。とても素敵です。
先生の奥様も、お気に入りなのだとか。先程のお食事の写真の、茶碗蒸しもこれと同じ手法で作られています。

でもね、作るにはものすごく手間がかかるんです。
まず他の作品とおなじように、土を成形→細かく測りながら正確に線を彫り→化粧がけ→そこに先生が自ら掘ってきた白い化粧土を埋め込み→本焼き→線と線の間に、赤や黒、プラチナなどを塗って→また焼くという手間のかかりよう。読むだけでも嫌になっちゃうでしょ?笑

一般的にこうした作品は、ただうつわやさんの棚に並んでいるだけなので、その工程までは見えなくて当然です。
でも、こうした作家さんたちの作業の繰り返しで、皆さんのお手元に届いているのです。

だから、全部表情が違います。さらに窯の中で、どこの位置に置いてあったかによっても違いがでますから、買うときにお店にたくさん置いてあったとしても、それはただ一つのうつわです。
だからかわいがって使っていただけたら、作家さんはもちろんのこと、私も嬉しいです。
いいなと思って、自信を持って仕入れてきたものが、誰かのお気に入りになるというのは、最高に幸せなことです。作家さんの鍛錬やセンスを誰かに伝えるのが私の役目です。

先程の木の葉皿なんかも含め、順番にネットショップに載せていきますね。ただいまBASE(ネットショップ)では、5月21日まで、お会計の前にクーポンコードをご入力いただくと、10%OFFになるので、そちらをご利用の方は是非クーポンコードの欄に「shop100thx」といれてください。ではでは、私はこれから登録にとりかかりますね。お楽しみに♪
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