そんなに悩むのなら、北風と太陽を読んだらどうでしょう?
- 2016/02/18
- 21:10
あの話を覚えていますか?
北風と太陽が、どちらが強いのか言い争いをして、
ではあの旅人のコートを脱がせることができるか
勝負をすることにしました。
北風が力いっぱいヒューヒューと吹くと、寒いさむいと、余計にコートを掴む手に力が入るだけ。
一方、太陽は燦々と照らし続け、結果、旅人は暑くてコートを脱ぎました。
こんにちは。
珈琲豆・陶器・ミセスファッション
熊谷のセレクトショップ【Riyon】 みわです。
力ではなく、やり方なのです。
その証拠に太陽は、コートの前に、旅人の帽子をとる勝負で負けています。
燦々と照らす太陽の暑さに、旅人は帽子を深々とかぶり、逆に北風の強い風に、帽子は簡単にふき飛ばされてしまいました。
(書いておいてなんですが、その話までふまえて書くと、長くなってしまうので、子供の頃から馴染みのある、コートの方で進めていきたいと思います。)
人に行動してもらうためには、北風のように、強引に押し付けても状況は変わりません。むしろ人は頑なになります。
太陽のように、着実に
(帽子を取るときは力技だったくせに、急に「これじゃダメだ」って気づいたんですかね)
どうするのが適切かを考えれば、無理することなく、相手は自分の意思で動いてくれます。
北風ならこう言うでしょう。
「あなたが最近来てくれないから、そのせいで売上がおちて、このままではお店が潰れてしまうよ」
「だから毎日のようにお店に来て、もっとたくさん買ってね。」
「それから駅に行って、うちの店のために、チラシ配りをして人を呼んできてよ。」
もしも、今までは来てくれていたのに、最近は来てくれないお客さまが多いなと疑問に思うのなら、今来てくれるお客さまに「来てきて」というより、今までお客さまがお店に足を運んでくれていた理由を考えるべきなのだと思います。
きっとお客さまにとって、心地よい場所だったのです。楽しい場所だったのです。
もちろん、引っ越してしまった、収入が減った、忙しくなった。
など、状況や環境の変化は仕方がありませんが、それ以外の場合、かわってしまったのは、お客さまではありません。
楽しくない、癒されない、それでもお客さまが、そのお店に足を運ばなければいけない理由はありません。
首輪を引っ張られても、痛いからやめてと思うばかりです。
人は、心を動かされなければ、動きません。
愛を感じなければ、何かをしてあげたいとは思いません。
たとえそれで動いてくれる人がいたとしても、心のどこかで、やれやれと思っています。だからいずれは離れていくでしょう。
でも北風は気付かない。
太陽ならばこう考えるでしょう。
「お客さまは、どうしたら喜んでくれるかな?」
「お客さまが楽しむために、私に出来ることはないかな?」
「こないだこんなことをして、あのお客さまは喜んでくれた!他のお客さまにもして、喜んでもらおう!」
主語は自分です。お客様ではない。
動くべきは自分なのです。
感謝の心を持たずに、お客さまに望んでばかりでは、相手に伝わり、結果的にお客さまだけでなく、多くのものを失うと思います。
いつも来てくれてありがとうと思わなければ、せっかく今来てくれているお客さまも、離れていきます。
逆に、一生懸命やっていると、それを誰かが見ていて、
「よくやっているね」
と声をかけてくれるかもしれない。
そういうことに、感謝の気持ちで接していれば、その「ありがとう、大好きです!」は、なんらかのカタチで相手に伝わりますし、やがて協力者まで出てくるかもしれません。

今日、税理士の友人の、会計の手伝いに行ったのですが、彼女は、目の前のお客さまのために動いてあげたいと、いつも心がけています。
だから、口コミでいつも忙しい。
いつでも、求められたことを出来るように、お客さまをしっかり見ています。
そんな親友をもって、誇らしい気持ちと共に、学ばせてくれることに感謝しました。
お客さまの心が満たされた笑顔で、お店ははじめてイキイキとするのです。
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :10時~18時
おやすみ:日/祝/第1・3月曜

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北風と太陽が、どちらが強いのか言い争いをして、
ではあの旅人のコートを脱がせることができるか
勝負をすることにしました。
北風が力いっぱいヒューヒューと吹くと、寒いさむいと、余計にコートを掴む手に力が入るだけ。
一方、太陽は燦々と照らし続け、結果、旅人は暑くてコートを脱ぎました。
こんにちは。
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力ではなく、やり方なのです。
その証拠に太陽は、コートの前に、旅人の帽子をとる勝負で負けています。
燦々と照らす太陽の暑さに、旅人は帽子を深々とかぶり、逆に北風の強い風に、帽子は簡単にふき飛ばされてしまいました。
(書いておいてなんですが、その話までふまえて書くと、長くなってしまうので、子供の頃から馴染みのある、コートの方で進めていきたいと思います。)
人に行動してもらうためには、北風のように、強引に押し付けても状況は変わりません。むしろ人は頑なになります。
太陽のように、着実に
(帽子を取るときは力技だったくせに、急に「これじゃダメだ」って気づいたんですかね)
どうするのが適切かを考えれば、無理することなく、相手は自分の意思で動いてくれます。
北風ならこう言うでしょう。
「あなたが最近来てくれないから、そのせいで売上がおちて、このままではお店が潰れてしまうよ」
「だから毎日のようにお店に来て、もっとたくさん買ってね。」
「それから駅に行って、うちの店のために、チラシ配りをして人を呼んできてよ。」
もしも、今までは来てくれていたのに、最近は来てくれないお客さまが多いなと疑問に思うのなら、今来てくれるお客さまに「来てきて」というより、今までお客さまがお店に足を運んでくれていた理由を考えるべきなのだと思います。
きっとお客さまにとって、心地よい場所だったのです。楽しい場所だったのです。
もちろん、引っ越してしまった、収入が減った、忙しくなった。
など、状況や環境の変化は仕方がありませんが、それ以外の場合、かわってしまったのは、お客さまではありません。
楽しくない、癒されない、それでもお客さまが、そのお店に足を運ばなければいけない理由はありません。
首輪を引っ張られても、痛いからやめてと思うばかりです。
人は、心を動かされなければ、動きません。
愛を感じなければ、何かをしてあげたいとは思いません。
たとえそれで動いてくれる人がいたとしても、心のどこかで、やれやれと思っています。だからいずれは離れていくでしょう。
でも北風は気付かない。
太陽ならばこう考えるでしょう。
「お客さまは、どうしたら喜んでくれるかな?」
「お客さまが楽しむために、私に出来ることはないかな?」
「こないだこんなことをして、あのお客さまは喜んでくれた!他のお客さまにもして、喜んでもらおう!」
主語は自分です。お客様ではない。
動くべきは自分なのです。
感謝の心を持たずに、お客さまに望んでばかりでは、相手に伝わり、結果的にお客さまだけでなく、多くのものを失うと思います。
いつも来てくれてありがとうと思わなければ、せっかく今来てくれているお客さまも、離れていきます。
逆に、一生懸命やっていると、それを誰かが見ていて、
「よくやっているね」
と声をかけてくれるかもしれない。
そういうことに、感謝の気持ちで接していれば、その「ありがとう、大好きです!」は、なんらかのカタチで相手に伝わりますし、やがて協力者まで出てくるかもしれません。

今日、税理士の友人の、会計の手伝いに行ったのですが、彼女は、目の前のお客さまのために動いてあげたいと、いつも心がけています。
だから、口コミでいつも忙しい。
いつでも、求められたことを出来るように、お客さまをしっかり見ています。
そんな親友をもって、誇らしい気持ちと共に、学ばせてくれることに感謝しました。
お客さまの心が満たされた笑顔で、お店ははじめてイキイキとするのです。
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :10時~18時
おやすみ:日/祝/第1・3月曜

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