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文章から気配も読み取ってほしい

私は毎日自分の文章を見ているので、自分の文のクセは、あまり気にすることもなかったのですが、文や文章には必ずクセがあって、たまに興味深いなと思うことがあります。文章の書き方とは、一体いつ覚えたのでしょうか。

「きょうは、おかあさんと〇〇にいきました。」

強い主張などあるはずもなく、ただ行動や感情を箇条書きにしていた子供の頃。

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先日お掃除したときに、少しだけ捨てずに残してあった作文。6,7歳なので何を言っているかわからないけれど、今の自分なら絶対にこんな文章は書けないので、逆に面白かったです。


そこへ、いろんな本を読んで感じたことを書いたり(読書感想文)、人様に正確に情報や考えを伝えたいと想いを綴ったり(作文)。そうやって回数をかさね、今の自分の文章の礎が作られていくわけだから、同時に、いつのまにか感じる力や表現力も培われてきたのだろうなと思います。

自分のことには気づけないのに、人様の文だと、ちょっとした一文にもクセが表れていると感じるのだから不思議です。語彙そのものというより、文体、比喩、表現方法、あとは、漢字で書けるものをわざとカタカナにしたり、一般的にひらがなで書くものにわざと漢字を使うのも、何らかの主張が見られます。

たとえばとても小さなことなんだけど、私はお店のお客様を基本的に「お客さま」と書いています。
これはお友達のように接してくださる方が多いから、「お客様」より、もっと近い存在と思っていますよという気持ちを込めています。

誰か特定の相手に向けた言葉のチョイスもそうです。

文字で情報を正確に伝えたい場合は、長文で説明するのもありですが、ありがとうや、おめでとうなど、感情を伝えたいとき、私はわりと胸の中で想いが溢れる方なのですが、ぴったりの語彙がたいてい思いつかずに困ります。だけど、その相手との関係性において、ときにはどんなに説明的に書くことよりも、短文のほうが気持ちが伝わることもあります。


そんなときは、とても心地がよいものです。

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よく知っている人には、見えているまんまの文字だけでなく、気配も含めて感じてほしい。
言葉というのは便利なものとして作られたんだろうけど、本当に美しいものだと感じます。言葉の間には余白があり、そこを想像し、感じとることで、もっと豊かになるものです。

 
 
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