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繊細だけど力強いうつわを紹介させてください。

最近、朝ドラのスカーレットのおかげで、作家さんたちのご苦労と言いますか、穴窯じゃないにしても、どんなふうにものづくりをされているのかが伝わりやすくて、うつわやとして、そしてひとりのうつわ好きとしても、とても嬉しく思っています。


今日、愛知の小川先生から、とても素敵な作品が届いたので、どうしてもご紹介したくて。
いつも私が扱っているうつわとは、ちょっと価格帯が違うので、今日はお値段も書きますね。


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ゴールドというか、ブロンズというか、とても上品な色合い。
真ん中の3枚のお皿は、フチを少しあげていますが、右下に隠れている角皿は完全に平ら。
(丸皿・直径13cm、税込各¥5,082)



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薄いので、触るの少し緊張します(角皿・14×14cm、税込¥5,808)


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とてもとても薄く、フラットなお皿。
反ってしまったり、ヒビが入ってしまったり。作家さんが何枚も何枚も作っても、そういったお皿は世に送り出せませんので、こうして「作品」になるものはごくわずかではないかと思います。
 

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こちらはやや大きめの角皿。
(左・22×22cm、税込¥15,730、右・19×19cm、税込¥13,310)

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先程のお皿とは真逆で、とても分厚い。その厚み、1cmはあります。


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こちらの楕円皿も、フラットで分厚く、どっしりとしています。(27.5cm×18.5cm、税込¥14,520)

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ところどころ、まるで噴火のように盛り上がって主張しています。これがなんともいえない風合いなのです。作家さんは、もちろん仕上がりを考えて作り、釉薬をかけ、窯に入れるときの場所も考えて焼いていますが、実際にどうなるかは、焼いてみなければわかりません。だからこれは奇跡。
同じものは作れません。

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直径25,5cm。なかなかの存在感です。(税込¥18,150)


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(左・直径17cm、税込¥8,712  右・直径18.5cm。税込¥9,680)


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(楕円皿・20×14cm、税込各6,050、半月皿・16.5×15cm、税込¥7,260、角皿・13.5×13.5cm、税込各5,808)
この季節に見ると、まるで雪景色のようですし、夏に見れば涼しげにみえます。


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こちらもとても薄く作られています。
素焼きのあと、2回本焼きをしてあるそうです。釉薬も、先生の納得のいく色になるよう、試行錯誤して、この色を出しています。

お菓子を1つのせ、赤いお花、例えば椿や梅などを添えるととても映えますし、香の物やお刺身をのせてもいいですね。

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最後はぐい呑。(税込¥2,420)

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素焼きの後、灯油窯と電気窯で本焼きを2回。こちらも先生の思い通りの色にするまでに時間をかけられています。


素敵なお洋服を見たときに、これを着てどこへ出かけようかと、ウキウキ思いを巡らせるように、素敵なうつわというのは、これに何を盛り付けようかと考えさせてくれるものです。
写真だと伝わりにくいのが残念なのですが、この肌、この景色、繊細で、かわいらしい作家さんからは想像もつかないほど力強くもある、先生の拘りがつまった作品です。一度生で見ていただきたい。

 
 
お洋服と和のうつわと珈琲豆のお店
Riyon
 
 
埼玉県熊谷市別府5-80-3  
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日
 
 
 
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Author:Riyon
埼玉県熊谷市。籠原駅から徒歩15分ほど、公園のめぐりにある、珈琲豆と器とお洋服の、小さな小さなセレクトショップ、Riyonです。
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