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本ってどうしてなくなっちゃうのだろう

なくしたと思ったLA LA LANDのDVDが、部屋のブルーレイレコーダーの中から出てきて小躍りした夜。
車にいつもおいてあるのに、こないだ見ようと思ったら中身が空だったので、ずっと探してたのーーーーー。もーーーーーー誰だよ!!!(間違いなく私です)


人間は忘却の生き物だといいますが、それ以前にいろんなことが記憶できません。覚えられません(笑)
そしてあれもこれも紛失してしまいます。オノヨーコのグレープフルーツジュースもないし、CATSのプログラムもない。
多分ないことに気づいていないものもあると思うんだけど、それはまぁおいといて、寺山修司のポケットに名言をもない。

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この本と出会ったのはいつのことだったか。。。それすら忘れてしまったのだけれども(笑)多分10年位前かなぁ。ペラペラと読んでいて、太宰治の文で手が止まったのを覚えています。

死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。
お年玉としてである。着物の布地は麻であった。
鼠色のこまかい縞目(しまめ)が織りこめられていた。
これは夏に着る着物であろう。
夏まで生きていようと思った。


太宰治の最期は皆さまご存知だと思うけど、この文から生への執着を感じました。
太宰が死にこだわったのは、生きる理由を探してもがいていたのであって、本当に死にたかったのかどうかはわからない。
というのは私の見解であり、本当のところわかんないけど。


「生きる意味」なんていったら、急に重そうに感じちゃうけど、たまになんとなく、そういうことを考えます。
エクスペリエンス・マーケティングの藤村先生が
「明日死ぬつもりで生きなさい。永遠に生きるつもりで学びなさい」
というガンジーの言葉を、いつだったかブログかなにかに書かれていました。

誰しも命は有限であることをしっているのに、忘れてしまう。
明日が来ることを当然だと思ってしまう。
私は、私の最期の日には、この一生でどれだけ笑えていたかが=充実だと思っています。
生きるということに執着しているというより、その中身には執着していると思う。
なんとなく日々が過ぎていくのは、なんとなく嫌です(笑)

それにしてもこの本、どこにいったんだろう。

 
 
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