理解されなくても好きなものは好き

2019/02/25
23:31

今日ある方とお話ししていて、やっぱり、殊CATSに関しては、理解されにくいってわかりました（笑）
ただね、１回めより２回め、２回めより３回めのほうが楽しいですよ。それだけは言える。
でもやはり、はじめてのミュージカルでCATSは選ばないほうがいい。

って、いろいろ書いたけど、まぁいいんです（笑）
気になる方だけでも読んでくれたら嬉しい。

こんにちは。

珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。

4ヵ月ぶりの #CATS でした。今日もサイコーでした。はぁーーーーー♪
やっぱりグリザベラの江畑さんスゴ衣。そして桒原さんのミストフェリーズ初めて見ましたが素晴らしかったです。
はぁー♪♪♪次は5月。長いなー。 pic.twitter.com/8isthuY266
— みわ♪和の器と洋服と珈琲。Riyon (@chococoooa) 2019年2月24日

歌のうまい人ならたくさんいると思う。
でもそういうことじゃなくて。

CATSには様々な猫が出てくるのですが、その中にグリザベラという娼婦猫がいます。

以前も書いたけど、今までCATSを何度も観てきたけど、今演じている江畑さん以外のグリザベラに泣いたことはありません。
歌は上手い人ばかりだけど。

グリザベラはかつては美しかったんだと思います。今輝く若い猫たちのように。いえ、もしかしたらそれ以上に。
そしてその自覚もあったはず。
今は踊ることもできず、毛並みはボロボロ。ハイヒールを引きずるように歩いています。
蔑まれている。

若い猫たちが歌い、踊る姿を、端から見ているだけ。

私だって昔は。そんなプライドは持っていて、いつも襟を直します。
あるとき、試しに踊ってみたものの、うす汚い自らのしっぽを見て、しっかりと保ってきた心も折れる寸前。
自分を騙しながら強がって生きてきたけど、本当は仲間に入りたいし愛されたい。

グリザベラはみんなの前で歌います。

「花のように朝が開く
思い出は去る
お願い私にさわって
私を抱いて光とともに」

お願い私に触ってって、なんてストレートな叫びなんだと思う。
プライドが高そうなグリザベラが、よくこんな歌を歌ったと思う。

心の奥にいる孤独が疼く。

多分みんな見ないと思うから結末書くけど、このあとグリザベラはただ一匹、選ばれたネコとして天に召されます。
(CATSは元々聖書からきています)

さて、今回のミストフェリーズですが、桒原さんという初めて見る俳優さんでした。

ミストフェリーズは、私がCATSで最も好きな役のネコ。マジシャンなんですけど、好きな理由にマジシャンかどうかはあまり関係ないです。
最もダンスが素晴らしい。
素晴らしいバレエダンサーでないと、この役はできない。
それでいて、ミストフェリーズの役どころは、悪魔メフィストから名前が来ているとは思えないほど、純真で可愛いネコです。

CATSを見に行くたびに同じような内容のブログばかり書いてしまうのですが、私的には、今日コレをかかなくてどうするんだっていうくらいなのです。

いろんなネコがいます。あの人に似ているネコもいれば、自分に似ているネコもいる。
クールで無表情。そんなネコもいます。憧れるけど私にはそんな生き方はできない。

Riyon

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