お友達が育てた牛をいただきました
- 2019/02/16
- 22:57
色んな職業の方と関わりあうことができることって、そんなにないと思う。
こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
私はお洋服やさんだけど、お友達のほとんどは全然違う業種。
美容師さんにお菓子やさん、でんきやさん、他にも沢山。どんなに仲がよくても、そのお仕事ならではの大変さや喜びは、やはりそのお仕事をしていないと理解することはできません。
昨年の秋。ご夫婦共に仲良くしてくれてる、兵庫県は田中畜産に1泊お世話になりました。

私の仕事はこんなに大変なんだよ!
なんていう投稿をする人はいません。
斉藤和義も、自分の仕事が一番辛いと思うヤツにはならないって歌ってるけども(何の話)
お仕事の投稿ってね、本当に楽しい場合もあるけど、本人にとっては日常を切り取っているだけなのに、はたからみると、その人にとっては珍しいことだから、なんだかただただ楽しそうに見えることもあります。牛さんに餌やり!かわいいね!楽しそうだね!って。そう思う方もゼロではないと思うの。
どんなお仕事も、楽しいだけなんてことは絶対になくて、大変さも含めてやり甲斐と呼びます。
投稿してない(見えてない)時間は、何もしてないのではなく、投稿できない時間。みんなそうじゃないかな。
にしても。
にしてもですよ。
ウシカイ ハンパナイデス
あ、カタコトになっちゃったよ。
もう一回言いますね。
牛飼い。ハンパないです。

大変なお仕事です。本人たちにとっては日常だから分かってないかもしれないけど、生き物相手だし、生半可な気持ちで関われる職業じゃない。
だけどね、ここのご夫婦は旦那さんのカズマも、奥さんのあっちゃんも話すと穏やかなの。大変そうに見せない。
そんな田中畜産が、年に2度ほど、直接消費者にお肉を販売する日があります。
これが販売のスタートから争奪戦なんですけどね。
私もその闘い(笑)に参加して、手に入れたのは念願の(前回買えなかった)ヘレ。
多分みなさんは、ステーキ屋さんやお肉屋さん、スーパーに並ぶお肉を想像されたと思います。
だけど届いた段ボールを開け、お肉を見たら、私はなんとも言えない気持ちになりました。

10月に田中畜産に伺ったとき、あっちゃんに連れられて、山にのぼりました(車で)。鋼錬見て、共通の趣味である声優さんのお話に花を咲かせていました。

到着すると放牧している牛さんは、広大な敷地の、車を停める場所のすぐ近くにいて、餌を待っているようでした。
奥さんのあっちゃんは餌をあげていて、私はただぽかんとそれを見ていました。
実感がわかなくて、とても複雑な気持ちで。でもまるで動物園にでも来たような気分で、写真におさめました。
もうすぐお肉になる。
この牛と、お肉売り場に並ぶ牛肉が結びつかないんです。
私は感想を2人に述べようと思いましたが、できませんでした。
語彙力も足りないけど、そもそも感情を整理できなかった。
彼らはありがたく思って欲しいわけじゃないんです。

ただ、生活と共に牛がいた。休みなく。365日。

子どもたちもよく理解しているようだった。

これはお肉にかぎったことではないけれど、私たち消費者が簡単に手に入るものは、誰かが汗水垂らして生産したもの。
綺麗に言葉を並べるのは簡単です。だけど、それっぽいことを言うことが、友達なわけじゃない。
尊敬してるから、尚のこと。
私は相応しいお皿を選び、焼き方に注意をはらって、味わっていただきました。

美味しかった。
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
私はお洋服やさんだけど、お友達のほとんどは全然違う業種。
美容師さんにお菓子やさん、でんきやさん、他にも沢山。どんなに仲がよくても、そのお仕事ならではの大変さや喜びは、やはりそのお仕事をしていないと理解することはできません。
昨年の秋。ご夫婦共に仲良くしてくれてる、兵庫県は田中畜産に1泊お世話になりました。

私の仕事はこんなに大変なんだよ!
なんていう投稿をする人はいません。
斉藤和義も、自分の仕事が一番辛いと思うヤツにはならないって歌ってるけども(何の話)
お仕事の投稿ってね、本当に楽しい場合もあるけど、本人にとっては日常を切り取っているだけなのに、はたからみると、その人にとっては珍しいことだから、なんだかただただ楽しそうに見えることもあります。牛さんに餌やり!かわいいね!楽しそうだね!って。そう思う方もゼロではないと思うの。
どんなお仕事も、楽しいだけなんてことは絶対になくて、大変さも含めてやり甲斐と呼びます。
投稿してない(見えてない)時間は、何もしてないのではなく、投稿できない時間。みんなそうじゃないかな。
にしても。
にしてもですよ。
ウシカイ ハンパナイデス
あ、カタコトになっちゃったよ。
もう一回言いますね。
牛飼い。ハンパないです。

大変なお仕事です。本人たちにとっては日常だから分かってないかもしれないけど、生き物相手だし、生半可な気持ちで関われる職業じゃない。
だけどね、ここのご夫婦は旦那さんのカズマも、奥さんのあっちゃんも話すと穏やかなの。大変そうに見せない。
そんな田中畜産が、年に2度ほど、直接消費者にお肉を販売する日があります。
これが販売のスタートから争奪戦なんですけどね。
私もその闘い(笑)に参加して、手に入れたのは念願の(前回買えなかった)ヘレ。
多分みなさんは、ステーキ屋さんやお肉屋さん、スーパーに並ぶお肉を想像されたと思います。
だけど届いた段ボールを開け、お肉を見たら、私はなんとも言えない気持ちになりました。

10月に田中畜産に伺ったとき、あっちゃんに連れられて、山にのぼりました(車で)。鋼錬見て、共通の趣味である声優さんのお話に花を咲かせていました。

到着すると放牧している牛さんは、広大な敷地の、車を停める場所のすぐ近くにいて、餌を待っているようでした。
奥さんのあっちゃんは餌をあげていて、私はただぽかんとそれを見ていました。
実感がわかなくて、とても複雑な気持ちで。でもまるで動物園にでも来たような気分で、写真におさめました。
もうすぐお肉になる。
この牛と、お肉売り場に並ぶ牛肉が結びつかないんです。
私は感想を2人に述べようと思いましたが、できませんでした。
語彙力も足りないけど、そもそも感情を整理できなかった。
彼らはありがたく思って欲しいわけじゃないんです。

ただ、生活と共に牛がいた。休みなく。365日。

子どもたちもよく理解しているようだった。

これはお肉にかぎったことではないけれど、私たち消費者が簡単に手に入るものは、誰かが汗水垂らして生産したもの。
綺麗に言葉を並べるのは簡単です。だけど、それっぽいことを言うことが、友達なわけじゃない。
尊敬してるから、尚のこと。
私は相応しいお皿を選び、焼き方に注意をはらって、味わっていただきました。

美味しかった。
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
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