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エクスマ新春セミナーについて少し書こうと思ふ

勉強はやろうと思えばどこでもできるけど、感じ、それによって熱くなることは、ロジックではできないこと。
 
こんにちは。一昨日、大阪のエクスマ新春セミナーに参加してきました。
 
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
 

本当は、今の私には大阪までセミナーに行くなんて、分不相応なんです。
でも行かないと、知ることができないことがあるから、「やはり来てよかったなぁ」と、心から思いました。

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ステージ上にいる方々は、既にビジネスで成功している方々です。
私はそれを下から見上げているだけ。
下から見上げているだけ。。。とか、悔しい。(ステージに上がりたいという意味ではない笑)

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セミナーといえども、今回は演劇と映画でそれらを表現されていました。
正直、演劇は全体の流れからうまく組み立てることができず、終わった後、あれれと思いました。学生時代、下北沢とか阿佐ヶ谷とかに演劇を見にいったときのことを思い出しました。どうしよう。ついていけなかったって。

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でもそのあと藤村先生が、全体を通してではなく、断片的に感じたらいいとおっしゃったので、安心しました。
今日はまず、主に演劇を見て感じたことを記していきます。


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昨年ある映画を見たときにも感じたことなんだけど、完璧な善人なんていなくて、かといって極悪人もいなくて。
一見嫌な人に見えたとしても、そこにはその人が辿ってきた過去があり、苦悩があり、葛藤がある。
そこに目を向けると、自分にもこういう部分ってあるじゃないかと、なんなら誰にでもあるじゃないかと。人間らしいじゃないかと。
そんなことを思うのです。

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喪失感は、胸の奥にあり、多分消えない。たまに疼くそれらに気付かぬふりをしながら、誰もが進んでいる。
強がって、進んでいく。
今回の登場人物たちも、みんな強がっていました。もう、誰からも傷つけられることのないように、鎧を身に纏い、刀を乱暴にふりかざしているように見えました。当人だけは、傷つくことを恐れていることには気づいていないんだけど。

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(対照的な二人の表情)

藤村先生はおっしゃいました。
人は喪失感を埋めるために生きているんだって。

喪失感ってね、ぽっかり穴があくけど、でもそのままじゃないんですよね。誰かが身を挺してその穴を塞ごうとしてくれるときがある。
そこに穴があることに変わりはないんだけど、でもその誰かの優しさや愛情は、もしかしたらその穴がなかったら気づけなかったものかもしれない。


以前、やはりエクスマセミナーで、藤村先生はノスタルジーのお話をされていたことがありますが、今回の演劇では、昭和の曲ばかり使われていました。
否が応でも過去へ引き戻され、実在しない登場人物たちの過去に想いを馳せます。

藤村先生はこうもおっしゃっていました。
「共感力を高めないと孤立していく」って。
演劇は、観客側からすると、傍から冷静に登場人物を見ることができる分、共感力があがるのでしょう。
そして演じている側も、自分以外の誰かの人生を送っているわけだから、共感力は養われます。

藤村先生は、ある1つの角度からでなく、いろんな角度から見ていらっしゃるから、きっと私は、先生の意図するところの半分も感じ取れていないかもしれないけど、でもその「断片的に」感じるという意味では、興味深かったです。
いいことがかいてある本みたいな感じです。全体を通して何かをしるというより、その1ページいちページに、気付きがあると言ったらいいかな。

長くなりそうなので、続きはまた。
 
 
Riyon
 
 
埼玉県熊谷市別府5-80-3  
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日
 
 
 
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プロフィール

Riyon

Author:Riyon
埼玉県熊谷市。籠原駅から徒歩15分ほど、公園のめぐりにある、珈琲豆と器とお洋服の、小さな小さなセレクトショップ、Riyonです。
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