母のお誕生日祝いに、第二の故郷山形の郷土料理をお友達から取り寄せたお話。
- 2018/10/24
- 21:07
山形県から、あやこ芋煮のセットをお取り寄せしました。
こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
お野菜と米沢牛、そしてたれがセットになったもので、この他に水と料理酒さえあれば、簡単に芋煮が作れるというありがたいセットです。
10月6日は母の誕生日。毎年家族でお寿司を食べに行くのですが、今年は私が大阪に行っていたのでタイミングを逃していました。
そんな中、山形の「時の宿 すみれ」の女将、あやこさんが山形の有名な郷土料理 芋煮のセットを出すということで、注文させていただきました。

時の宿すみれはこんなところ。「おふたり様専用の宿」です。

ね、素敵。そして女将のあやこさん(あやっち)はとても優しい方。とか言いながら、会うと毎回人見知りを発動して、あんまり喋れてないけど(笑)
旅行に行きたくなってしまった方はコチラ(時の宿すみれHP)から。
たまに自分が食べられないものなのに買っちゃうこともあるけど(笑) それは友達が作ったもの、直接的でなくてもその方がオススメしているものだから食べたいって思うんです。その方の想いっていうかな。
お客様も、食べてみたい方がいたらおっしゃってくださいね。芋煮はまだ注文できるはず。もちろん直接のご注文の方が早い。
↓
あやこの芋煮のご注文はコチラから

お野菜を切り、順番に鍋に入れるだけで完成です。

もちろんお代わりもしました(笑)米沢牛のお肉も最高に美味しい。全部入れたかったけど、半分で充分とかいてあったし、もったいなくてやめました(笑)
母も父も美味しいと喜んでくれて、お腹も心も満足しました。
でね。そんなあやっちの芋煮をいただくにあたり、どれに盛ろうかなーと、映えるうつわを探していて、「お、これなんていいかも」と、ちょっと変わった形のものを手に取ると、その様子を見た母が言ったんです。
「山形は本当に寒いところで、その人たちが温まるためにいただくものだから、もっと大きなうつわに盛った方がいいと思うよ」
母が私を産んだのは37(遅いと思ってたけど私はその歳を過ぎちゃった笑) 。昭和15年、東京生まれ。戦争が激化していく中、空襲から逃れるため、山形の新庄市に一時期疎開をしていました。1番上のお兄さんは学校もあったし、そのまま東京に残ったらしいですが、母はお姉さんや弟、お母さんと共に山形に行き、高校生までそこで過ごしました。
山形県新庄市はとても雪深いところなのだそうです。
子供の頃、道とも言えない道を、母のお母さん(私の祖母)が朝早く起きて、子供たちのために雪を踏み固めていたことを、何度となく聞いています。
それを聞くたびに、私は会うことができなかった祖母の、子を想う気持ちに想いを馳せ、今と違ってカイロもないですから、どれだけ寒かっただろうかと、冷たかっただろうかと、なんとも言えない気持ちになったものです。
母にとって山形は第2の故郷。そこの郷土料理。母の誕生日のお祝いを、あやっちの芋煮にしてよかった。
私は心から思いました。
ぐつぐつ美味しそうになってきた頃、味見をしてみたのだけれども、私は芋煮を食べたことがありません。
これでいいのかわからない。
「ちょっと味見してみて。私、芋煮の正解がわからないから。」
私がそういうと、母は言いました。
「私も正解わからない。食べたことないから」
「え。。。。。」

というわけで、母も私も初めての芋煮でした。はー美味しかった。いいお誕生日のお祝いになった。あやっちご馳走さまでした。(真ん中があやっちね。右はうつわcafeで来月もお世話になるカフナのオーナー、ナオミです)
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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うぉっほい!あやっち@SumireAyatchi から #あやこの芋煮 がとどいたよー!見てこのお肉(*´艸`)今日食べたいなー! pic.twitter.com/GoW4S0FxqK
— みわ♪和の器と洋服と珈琲。Riyon (@chococoooa) 2018年10月23日
こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
お野菜と米沢牛、そしてたれがセットになったもので、この他に水と料理酒さえあれば、簡単に芋煮が作れるというありがたいセットです。
10月6日は母の誕生日。毎年家族でお寿司を食べに行くのですが、今年は私が大阪に行っていたのでタイミングを逃していました。
そんな中、山形の「時の宿 すみれ」の女将、あやこさんが山形の有名な郷土料理 芋煮のセットを出すということで、注文させていただきました。

時の宿すみれはこんなところ。「おふたり様専用の宿」です。

ね、素敵。そして女将のあやこさん(あやっち)はとても優しい方。とか言いながら、会うと毎回人見知りを発動して、あんまり喋れてないけど(笑)
旅行に行きたくなってしまった方はコチラ(時の宿すみれHP)から。
たまに自分が食べられないものなのに買っちゃうこともあるけど(笑) それは友達が作ったもの、直接的でなくてもその方がオススメしているものだから食べたいって思うんです。その方の想いっていうかな。
お客様も、食べてみたい方がいたらおっしゃってくださいね。芋煮はまだ注文できるはず。もちろん直接のご注文の方が早い。
↓
あやこの芋煮のご注文はコチラから

お野菜を切り、順番に鍋に入れるだけで完成です。

もちろんお代わりもしました(笑)米沢牛のお肉も最高に美味しい。全部入れたかったけど、半分で充分とかいてあったし、もったいなくてやめました(笑)
母も父も美味しいと喜んでくれて、お腹も心も満足しました。
でね。そんなあやっちの芋煮をいただくにあたり、どれに盛ろうかなーと、映えるうつわを探していて、「お、これなんていいかも」と、ちょっと変わった形のものを手に取ると、その様子を見た母が言ったんです。
「山形は本当に寒いところで、その人たちが温まるためにいただくものだから、もっと大きなうつわに盛った方がいいと思うよ」
母が私を産んだのは37(遅いと思ってたけど私はその歳を過ぎちゃった笑) 。昭和15年、東京生まれ。戦争が激化していく中、空襲から逃れるため、山形の新庄市に一時期疎開をしていました。1番上のお兄さんは学校もあったし、そのまま東京に残ったらしいですが、母はお姉さんや弟、お母さんと共に山形に行き、高校生までそこで過ごしました。
山形県新庄市はとても雪深いところなのだそうです。
子供の頃、道とも言えない道を、母のお母さん(私の祖母)が朝早く起きて、子供たちのために雪を踏み固めていたことを、何度となく聞いています。
それを聞くたびに、私は会うことができなかった祖母の、子を想う気持ちに想いを馳せ、今と違ってカイロもないですから、どれだけ寒かっただろうかと、冷たかっただろうかと、なんとも言えない気持ちになったものです。
母にとって山形は第2の故郷。そこの郷土料理。母の誕生日のお祝いを、あやっちの芋煮にしてよかった。
私は心から思いました。
ぐつぐつ美味しそうになってきた頃、味見をしてみたのだけれども、私は芋煮を食べたことがありません。
これでいいのかわからない。
「ちょっと味見してみて。私、芋煮の正解がわからないから。」
私がそういうと、母は言いました。
「私も正解わからない。食べたことないから」
「え。。。。。」

というわけで、母も私も初めての芋煮でした。はー美味しかった。いいお誕生日のお祝いになった。あやっちご馳走さまでした。(真ん中があやっちね。右はうつわcafeで来月もお世話になるカフナのオーナー、ナオミです)
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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