諦める必要のない社会を作る。加藤健一さんのおはなし。
- 2018/07/21
- 22:37
けんぼーさんこと加藤健一さんが、ご自身の車椅子を格好いいでしょと、くるっとまわって見せたのが、壇上にあがって5分もたっていなかったと思います。

私は、お会いしたことのない、この方の話に引き込まれるであろうことを予感しました。
こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
Gratitude代表、山形県バリアフリー観光ツアーセンター代表理事
加藤健一さん。

空飛ぶ車椅子社長です。
20代前半まで、立ったり走ったり出来る体だったけんぼーさん。
現在は、筋萎縮と筋力低下が進行していく筋疾患、筋ジストロフィーに侵されて、車椅子の生活を余儀なくされています。
世の中に、佐藤さんってたくさんいますよね。どこかにでかけたら、その中に1人は佐藤さんがいる。それくらい多いというのはみなさんも認識していらっしゃるところです。
じゃあ、車椅子の方は?街で車椅子の方を見かけますか?どこかにいったとき、佐藤さんと同じくらい、車椅子の方と会いますか?
会わないんですよね。
でも実際は、佐藤さんより車椅子の方のほうが多い。それなのに会わないのはなぜか。
その答えは「引きこもっているから」だそうです。

けんぼーさんは、そんな方々に、あらゆる可能性を広げたいと、活動していらっしゃいます。
旅行に行ったり、温泉に入ったり、美味しいものを食べに行ったり。。。
誰もができていること、車椅子だから出来ない
仕方がないって諦めなくていいように。
もう、我慢しなくていいって。
藤村先生が、あるときこうおっしゃったそうです。
「けんぼーはさ、自分の好きなことやるといいよ。
社会に関わることが一番の社会貢献。生きてるだけで価値が溢れてるんだから!」

昔ね。障害のある方を応援する番組で、黄色のTシャツに白のミニスカ履いて、番組の最後に歌を歌うっていう、エキストラ的なことをやってたことがあるんです。でも私、あの番組が実は苦手で。
私自身が出来ていないことが多いのに、ただ五体満足だというだけで、「応援する」なんておこがましいから。
ましてや「偉いね」とか。どこから目線なのだ。
けんぼーさんは、確かに出来ないことも沢山ある。しかし、体が不自由でなかったら出来なかったこともあるとおっしゃった。
「ボクにしかできないこと」があると。

お話を聞いて「自分は一体何やってるんだって」思わなかった人のほうが少ないのではないでしょうか。
いや、もっとやれるはずじゃんって。
耳の痛いお話が、1対1で向けられているわけではない場合、人は途中から他人事だと思って話を聞いてしまいがちです。
でもそこから逃げ出そうとしていると自分自身が気づけた場合、弱点だと認識しているということなのでしょう。
何故出来ないんだろう。何がたりないんだろう。どうしたらいいんだろう。
行き詰まるとどうしても
「あれさえあればできるのに」
「こうだったらできるのに」
と、逃げる理由を探してきては、自分に言い訳して、納得させます。

でも持っていないものを数えるのではなく、本当は、持っているもので出来ることがあるんだ。
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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現在は、筋萎縮と筋力低下が進行していく筋疾患、筋ジストロフィーに侵されて、車椅子の生活を余儀なくされています。
世の中に、佐藤さんってたくさんいますよね。どこかにでかけたら、その中に1人は佐藤さんがいる。それくらい多いというのはみなさんも認識していらっしゃるところです。
じゃあ、車椅子の方は?街で車椅子の方を見かけますか?どこかにいったとき、佐藤さんと同じくらい、車椅子の方と会いますか?
会わないんですよね。
でも実際は、佐藤さんより車椅子の方のほうが多い。それなのに会わないのはなぜか。
その答えは「引きこもっているから」だそうです。

けんぼーさんは、そんな方々に、あらゆる可能性を広げたいと、活動していらっしゃいます。
旅行に行ったり、温泉に入ったり、美味しいものを食べに行ったり。。。
誰もができていること、車椅子だから出来ない
仕方がないって諦めなくていいように。
もう、我慢しなくていいって。
藤村先生が、あるときこうおっしゃったそうです。
「けんぼーはさ、自分の好きなことやるといいよ。
社会に関わることが一番の社会貢献。生きてるだけで価値が溢れてるんだから!」

昔ね。障害のある方を応援する番組で、黄色のTシャツに白のミニスカ履いて、番組の最後に歌を歌うっていう、エキストラ的なことをやってたことがあるんです。でも私、あの番組が実は苦手で。
私自身が出来ていないことが多いのに、ただ五体満足だというだけで、「応援する」なんておこがましいから。
ましてや「偉いね」とか。どこから目線なのだ。
けんぼーさんは、確かに出来ないことも沢山ある。しかし、体が不自由でなかったら出来なかったこともあるとおっしゃった。
「ボクにしかできないこと」があると。

お話を聞いて「自分は一体何やってるんだって」思わなかった人のほうが少ないのではないでしょうか。
いや、もっとやれるはずじゃんって。
耳の痛いお話が、1対1で向けられているわけではない場合、人は途中から他人事だと思って話を聞いてしまいがちです。
でもそこから逃げ出そうとしていると自分自身が気づけた場合、弱点だと認識しているということなのでしょう。
何故出来ないんだろう。何がたりないんだろう。どうしたらいいんだろう。
行き詰まるとどうしても
「あれさえあればできるのに」
「こうだったらできるのに」
と、逃げる理由を探してきては、自分に言い訳して、納得させます。

でも持っていないものを数えるのではなく、本当は、持っているもので出来ることがあるんだ。
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