私ができるのは提案まで。その先の価値を作るのは使うヒト。
- 2018/06/22
- 23:51
昨日、うつわネタを書いたのですが、オニオンリングも、鶏の唐揚げも、私はうつわを目一杯使ったりしないんですね。

ええ。そうです。余白ってやつで。
余白があると、バランスよくまとまるよって書いてはいるんですけど、ただ育ち盛りのお子さんや、体力勝負のお仕事のご家庭はそうはいきません。
こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
そしたら、ご夫婦そろってうつわが大好きな兵庫の牛飼いさん、カズマがFacebookの今日の私の投稿に連なって、1年前の投稿がでてきたよって教えてくれて。


カズマのご家庭は、お子さんが沢山いらっしゃる上に、牛飼いさんなので体力勝負なんです。
毎日投稿を見てるけど、すごくハードなの。とてもじゃないけど私なら務まりません。とにかく沢山たべなくちゃ、お仕事にならない。
だからいつもてんこ盛り。ここでは一応ツッコんでいますが、カズマのお家のお料理は、私も大好きなあつみさん(奥様)が、家族の健康や、ご主人への労いをこめて(といってもあつみさん自身も大変なはずだけど)作っているお料理で、それが伝わってくる、幸せの象徴みたいな食卓なんです。
たくさん食べたいのは量だけの問題じゃなくて、お料理も上手だからなんだと思う。
上に貼られている画像はコチラ↓

いいもの買ってくれたなーって。
あのときこれを選んでくれたこと、嬉しかったなーって思い出しまして、
「目利きだね」
と返したら
「目利きしたのはあなたです」
って言ってくれました。
カズマはそう謙遜したけど、そうじゃないんです。
私ができるのはあくまで提案までだから。
昨日のブログには、あえて1000円代のお求めやすいものを使いました。あれはあれでいいんです。いいんですけど、私が「おぉーーーーーー」ってなっちゃうほど「いいもの」って、高くはないけど安くもないんです。
(そもそも高いと安いのボーダーラインが曖昧ですけどね)
たとえば5000円のお洋服をみて、高いって思う人って(よほどペラッペラでない限り)そうそういないと思うんだけど、じゃあそれがうつわなら?って聞いたらきっとみんな、ちょっと考えちゃうと思うんですよ。
ごはん茶碗1こに5000円かーって。
500円でも買えるじゃん、なんなら100円でも買えるじゃんって。
でも実際は、飯碗とかカップって、毎日のように使うものだから、本当に気に入ったものを使うのがいいと思っています。
お客様からうつわのご注文をいただくとき、1番いいのはご予算を教えていただくことなんだけど、中にはご自分のものだったり、家族のものだったりで、とくに予算が設定されてない方もいるんですね。
いくつか提案させていただく中に、買いやすい価格帯のものをいれるように心がけています。私の好みの押し付けにならないように。
もちろん安いからといって、ダメなものではないですよ。そんなのは私にもプライドがあるので売れないです。たとえ安かったとしても、ちゃんと食卓を映えさせることができるもの。
上を見たらキリがないけど、このお値段でこれなら充分ですよって。
でもね、その中から最後に選ぶのはお客様なんです。
私が「あなたにはコレを」っていうのは簡単なんですけど、やはり「自分で決めた」っていう思いがあるのとないのとでは、思い入れが違います。
それに、うつわに触れ慣れてない方にはとくに、そういうのも体験してほしいんですよね。
「うつわを選ぶ」っていう体験。
どれがいいかなって、自分が使うもの、誰か大切な人が使うものを考える時間。
お洋服は、買うときも毎朝着るときも「どれにしようかな」って。 これなら持ってるボトムスと合わせやすそうだなとか、考えるじゃないですか。
それなのに陶器だとあまりそういうことって考えないですよね。いいんです。仕方がないんです。。。
使い勝手がいいことはもちろん大事だけど、お皿としての機能以外にも期待できることってある。
陶器にもそういう習慣がつくと、珈琲の時間や、お食事が楽しくなると思うのです。

私もいくつかオススメしながら「でも、この方はこれを選んでくれるといいなぁ」ってたいてい思っているんですね。それを相手に伝えるか伝えないかはその時々によるんですけど。とにかく、それが選ばれたとき、私の中ではその方が使っているイメージができているので、とっても嬉しい。
それはね、お値段じゃないんです。
今日も、ご家族へのプレゼントでお買い求めいただいた遠方の方がいたけど、そういう笑顔が増えていくといいなって、素直にそう思います。
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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ええ。そうです。余白ってやつで。
余白があると、バランスよくまとまるよって書いてはいるんですけど、ただ育ち盛りのお子さんや、体力勝負のお仕事のご家庭はそうはいきません。
こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。
そしたら、ご夫婦そろってうつわが大好きな兵庫の牛飼いさん、カズマがFacebookの今日の私の投稿に連なって、1年前の投稿がでてきたよって教えてくれて。


カズマのご家庭は、お子さんが沢山いらっしゃる上に、牛飼いさんなので体力勝負なんです。
毎日投稿を見てるけど、すごくハードなの。とてもじゃないけど私なら務まりません。とにかく沢山たべなくちゃ、お仕事にならない。
だからいつもてんこ盛り。ここでは一応ツッコんでいますが、カズマのお家のお料理は、私も大好きなあつみさん(奥様)が、家族の健康や、ご主人への労いをこめて(といってもあつみさん自身も大変なはずだけど)作っているお料理で、それが伝わってくる、幸せの象徴みたいな食卓なんです。
たくさん食べたいのは量だけの問題じゃなくて、お料理も上手だからなんだと思う。
上に貼られている画像はコチラ↓

いいもの買ってくれたなーって。
あのときこれを選んでくれたこと、嬉しかったなーって思い出しまして、
「目利きだね」
と返したら
「目利きしたのはあなたです」
って言ってくれました。
カズマはそう謙遜したけど、そうじゃないんです。
私ができるのはあくまで提案までだから。
昨日のブログには、あえて1000円代のお求めやすいものを使いました。あれはあれでいいんです。いいんですけど、私が「おぉーーーーーー」ってなっちゃうほど「いいもの」って、高くはないけど安くもないんです。
(そもそも高いと安いのボーダーラインが曖昧ですけどね)
たとえば5000円のお洋服をみて、高いって思う人って(よほどペラッペラでない限り)そうそういないと思うんだけど、じゃあそれがうつわなら?って聞いたらきっとみんな、ちょっと考えちゃうと思うんですよ。
ごはん茶碗1こに5000円かーって。
500円でも買えるじゃん、なんなら100円でも買えるじゃんって。
でも実際は、飯碗とかカップって、毎日のように使うものだから、本当に気に入ったものを使うのがいいと思っています。
お客様からうつわのご注文をいただくとき、1番いいのはご予算を教えていただくことなんだけど、中にはご自分のものだったり、家族のものだったりで、とくに予算が設定されてない方もいるんですね。
いくつか提案させていただく中に、買いやすい価格帯のものをいれるように心がけています。私の好みの押し付けにならないように。
もちろん安いからといって、ダメなものではないですよ。そんなのは私にもプライドがあるので売れないです。たとえ安かったとしても、ちゃんと食卓を映えさせることができるもの。
上を見たらキリがないけど、このお値段でこれなら充分ですよって。
でもね、その中から最後に選ぶのはお客様なんです。
私が「あなたにはコレを」っていうのは簡単なんですけど、やはり「自分で決めた」っていう思いがあるのとないのとでは、思い入れが違います。
それに、うつわに触れ慣れてない方にはとくに、そういうのも体験してほしいんですよね。
「うつわを選ぶ」っていう体験。
どれがいいかなって、自分が使うもの、誰か大切な人が使うものを考える時間。
お洋服は、買うときも毎朝着るときも「どれにしようかな」って。 これなら持ってるボトムスと合わせやすそうだなとか、考えるじゃないですか。
それなのに陶器だとあまりそういうことって考えないですよね。いいんです。仕方がないんです。。。
使い勝手がいいことはもちろん大事だけど、お皿としての機能以外にも期待できることってある。
陶器にもそういう習慣がつくと、珈琲の時間や、お食事が楽しくなると思うのです。

私もいくつかオススメしながら「でも、この方はこれを選んでくれるといいなぁ」ってたいてい思っているんですね。それを相手に伝えるか伝えないかはその時々によるんですけど。とにかく、それが選ばれたとき、私の中ではその方が使っているイメージができているので、とっても嬉しい。
それはね、お値段じゃないんです。
今日も、ご家族へのプレゼントでお買い求めいただいた遠方の方がいたけど、そういう笑顔が増えていくといいなって、素直にそう思います。
Riyon
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