私の中にはない表現が出来る人を本気で尊敬します
- 2018/02/27
- 22:39
先日「Love Music」で、ORIGINAL LOVEの田島貴男主催のライブが放送され、斉藤和義が出演し、ORIGINAL LOVEの代表曲「接吻」を歌いました。それはもう素晴らしかった-。

こんにちは。
珈琲豆・器・洋服
埼玉県熊谷市のセレクトショップ【Riyon】みわです。

斉藤和義ばかり何回も観てしまいましたが、他にもネバヤンや、

ヨギーも出演していました。
私は15年くらい前まで、斉藤和義といえば「歩いて帰ろう」くらいしかまともに聞いたことがなくて、でもある人の影響で聴きはじめたら、その歌詞に圧倒され、また、全ての楽器を自分で演奏してレコーディングしていると知り、「あぁ、この人はきっと天才なのだ」と、自分と同じ次元の人だと(思うと自分の甘さが露呈するから)思うのをやめました。
作家さんやミュージシャンには、いろんな文体や歌詞や歌声などの表現があるけれども、斉藤和義のそれは独特だなと驚いたのです。
 
なんかこう、突拍子もないことを聞かされて、こっちが驚いて「え?今なんて言ったの?」なんて聞き返している間に、「あ、ごめん聞いてなかったわ。もう一回言って?」くらいのスピードで、先に進んでいるような人だと思うのです。
以前、伊坂幸太郎が斉藤和義のために「アイネクライネ」という本をかきおろし、それをもとに歌にした「ベリーベリーストロング」という曲が好きという話をかいたことがあるのだけれども、それ以前に驚いたのは「やわらかな日」や、「君の顔が好きだ」の方だったと記憶しています。どこから出てくるのだろう。
その佇まいとしては、飄々としているのに、歌詞の中には生活感がぎっしりと詰まっているというか。格好つけるのではなくて、現実が見えるから惹かれるのかもしれないけど。
不必要なところにまで、肩の力をいれるなんて無駄で、いらないもの全て削ぎ落として、そのかわり大切なところには全力で向かうとこうなるのかな。
上手く言えないのだけれども、自分の好きなものや世界なんて、オトナになると大体決まってくるから、同じようなものばかり求める傾向にあるじゃないですか。
この作家が好きだから、とか、このアーティストが好きだからとか。
でも、たまに頭の中を、ぐっちゃぐちゃにされるほどのものと出逢ったとき、私はね、脳の一部に、隙間があいたような感覚に襲われるんです。
たとえば、斉藤和義もそうなんだけど、はじめてオノヨーコの「グレープフルーツジュース」を読んだときとか、すごく美味しいチョコレートをたべたときとか、いつもはちゃんと見ていないくせに、なんとなく流していたアニメやTVから、おもいもよらない台詞がでてきたときとか、とにかく物事が誰かのフィルターを通してコチラに伝わって来たときに、それが見たことも聞いたことも食べたこともないものだと、感動させられることがあります。
あ、そんなこと知らなかった。って。
知らずに生きてきたって。
そして、そんな表現があるのかと、そんな考え方もあるのかと、知れてよかったって。
頭の中って、もういっぱいな気がしていても、そういうものが入り込む場所が、実はまだちゃんとあるものなんですよね。意識さえしていれば。
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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斉藤和義ばかり何回も観てしまいましたが、他にもネバヤンや、

ヨギーも出演していました。
斉藤和義が出てる #Lovemusic 始まっちゃった!ブログ推敲したら観るっ!(って言いながらTVつけちゃった)
— みわ♪和の器と洋服と珈琲。Riyon (@chococoooa) 2018年2月11日
斉藤和義が歌うオリジナルラブの「接吻」楽しみ(✧◡✧) pic.twitter.com/7DTehMo9Xu
私は15年くらい前まで、斉藤和義といえば「歩いて帰ろう」くらいしかまともに聞いたことがなくて、でもある人の影響で聴きはじめたら、その歌詞に圧倒され、また、全ての楽器を自分で演奏してレコーディングしていると知り、「あぁ、この人はきっと天才なのだ」と、自分と同じ次元の人だと(思うと自分の甘さが露呈するから)思うのをやめました。
作家さんやミュージシャンには、いろんな文体や歌詞や歌声などの表現があるけれども、斉藤和義のそれは独特だなと驚いたのです。
 
なんかこう、突拍子もないことを聞かされて、こっちが驚いて「え?今なんて言ったの?」なんて聞き返している間に、「あ、ごめん聞いてなかったわ。もう一回言って?」くらいのスピードで、先に進んでいるような人だと思うのです。
以前、伊坂幸太郎が斉藤和義のために「アイネクライネ」という本をかきおろし、それをもとに歌にした「ベリーベリーストロング」という曲が好きという話をかいたことがあるのだけれども、それ以前に驚いたのは「やわらかな日」や、「君の顔が好きだ」の方だったと記憶しています。どこから出てくるのだろう。
その佇まいとしては、飄々としているのに、歌詞の中には生活感がぎっしりと詰まっているというか。格好つけるのではなくて、現実が見えるから惹かれるのかもしれないけど。
不必要なところにまで、肩の力をいれるなんて無駄で、いらないもの全て削ぎ落として、そのかわり大切なところには全力で向かうとこうなるのかな。
上手く言えないのだけれども、自分の好きなものや世界なんて、オトナになると大体決まってくるから、同じようなものばかり求める傾向にあるじゃないですか。
この作家が好きだから、とか、このアーティストが好きだからとか。
でも、たまに頭の中を、ぐっちゃぐちゃにされるほどのものと出逢ったとき、私はね、脳の一部に、隙間があいたような感覚に襲われるんです。
たとえば、斉藤和義もそうなんだけど、はじめてオノヨーコの「グレープフルーツジュース」を読んだときとか、すごく美味しいチョコレートをたべたときとか、いつもはちゃんと見ていないくせに、なんとなく流していたアニメやTVから、おもいもよらない台詞がでてきたときとか、とにかく物事が誰かのフィルターを通してコチラに伝わって来たときに、それが見たことも聞いたことも食べたこともないものだと、感動させられることがあります。
あ、そんなこと知らなかった。って。
知らずに生きてきたって。
そして、そんな表現があるのかと、そんな考え方もあるのかと、知れてよかったって。
頭の中って、もういっぱいな気がしていても、そういうものが入り込む場所が、実はまだちゃんとあるものなんですよね。意識さえしていれば。
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