金継ぎ・皿
- 2023/05/12
- 23:27

先日、益子の今成先生の所へ伺ったとき、いただいてきたうつわ。仕入れの段階で欠けていることに気付き、先生がくださいました。とても素敵なお皿です。早速金継ぎしました。こちらは検品の際、はじいた片口鉢。土そのものの顔を持ちながら、温かさと力強さに加えて上品さもあります。金が映えます。お店に並べていて、気づいたら欠けていたカップは、(この写真では上が見えませんが)葉っぱの形にしてみました。最後は木製のブロ...
お預かりの金継ぎ・エルサ
- 2023/04/21
- 22:55

お預かりしたワイングラス。裏返した姿がドレスの様。縁どりがあることで、ドレスの裾にゴールドが入っているように見えます。お話があったときに冬だったこともあり、「アナと雪の女王」エルサをテーマにしました。エルサはアレンデール王国の長女。触れるものすべてを凍らせる力を持っていることから、自らを抑えて生きてきた女性。物静かで愛情深く、優雅で、何事も慎重に考えてから行動にうつす性格です。氷の様に透明感のある...
お客様の金継ぎ・春隣
- 2023/03/11
- 23:00

同じタイミングで、お二人の金継ぎが終わりました。お客様がインスタグラムにあげてくださいました。喜んでいただけてよかった。テーマは「キャンディ」。弾けるように元気なイメージです。今回はブルーの方が割れてしまったとのことでしたが、毎日のように使い、割れたら金継ぎをしてまで使い続けたいと思っていただけることは、作り手の先生もですが、私も嬉しいです。割れてずれているマグカップ。ヒビも入っています。白いマグ...
ヨビツギピアス
- 2023/03/06
- 23:59

金継ぎとは、欠けたり割れたりした陶磁器を、漆で継ぎ、金属粉をかけ、そこに景色、美しさを見出す、室町時代から伝わる日本の伝統的な修復の技法です。金継ぎの仲間に、呼び継ぎというものがあります。呼び継ぎとは、欠損している部分に、別のうつわの破片をいれこんで継ぐことです。同じうつわでも、どんな陶片でどんなふうに組み合わせるかによって、味が異なるのが、とても興味深いです。うつわだけでなく、小さなものだけを組...
文様を描くことで雑念が払われる
- 2023/03/05
- 23:59

3/3から公開中の「マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン」マイヤ・イソラは北欧を代表する、マリメッコのデザイナーです。今日はナカムラ先生がそちらの映画でのアフタートークの出演があるので、金継ぎはおやすみ。【公開記念イベント情報 🔇】3月5日(日)10時15分の回上映後@ #新宿シネマカリテ 公開記念アフタートーク「マイヤ・イソラに学ぶ『インスピレーション術』」ゲスト:#ナカムラクニオ さん(荻窪『6次元』主...
青海波、箸置き
- 2023/02/11
- 22:50

昨日は大雪警報が出るほどの雪でした。皆様大丈夫でしたか?音を吸い込む雪の日に、どのように過ごされたでしょうか?お店の前の公園も、埼玉とは思えない雪化粧でした。風情があり、いいものです。。。が、危ないので14時で閉店させていただきました。今日は益子仕入れの予定でしたが、そちらも明日へ延期。さて、日本には伝統的な文様がいくつもありますが、よく見かける柄に、波が描かれているものがあります。Wi-Fiみたいな...
呼び継ぎピアス
- 2023/02/05
- 23:59

今日はいつもの金継ぎのお教室の後、呼び継ぎアクセサリーのワークショップに参加させていただきました。呼び継ぎもアクセ作りも初めてで、どのように作ろうかと参考になりそうな画像などを検索して行ったものの、そもそもどんなものが出来るのか、いいと思ったものがあったところで、この不器用さんにできるわけがないではないかと諦めて、逆にまっさらな気持ちで臨むことができました。まずは今回のワークショップ担当、りつ先生...
金継ぎ
- 2023/01/22
- 23:00

今日はおやすみだったので、金継ぎをしていました。講座を卒業して1年が経つのに、まだまだだなぁとは思いますが、やはり面白いです。みんな、落としたりぶつけたり、同じような感じで破損するので、いくつかやっていると、「よくあるパターン」というのがでてきます。それでもたまに、どう直したらいいのか、(自分のものならなんとなくやってしまうのですが)という物が出てきて、勉強にもなりますし、難しいからこそ、お客様が...
金継ぎの料金について
- 2023/01/10
- 23:35

よく使ううつわは、ぶつけて欠けてしまったり、落として割ってしまったりすることもありますよね。金継ぎ(きんつぎ)とは、そのかけた部分、割れた部分を修復する、室町時代からの日本の伝統的な手法です。といっても、ただ元の形に戻すのではなく、そこに新しい景色を作るもので、不完全なものに美を見つけることのできる、日本らしい楽しみ方ということができます。Riyonでは、金継ぎを承っています。注意事項を読んで、ご納得...
金継ぎ・スープカップ
- 2022/12/25
- 22:50

お客様からお預かりのスープカップです。持ち手が割れ、少し欠けてしまっています。森の中にひっそりとある湖。その水面に映る光をイメージして、継ぎました。お手本のような割れ方をした(洗うときに手が滑りました)カップ。釉薬のチェックのために作られたサンプル品ですが、そのムラがかえって気に入っています。自分では内側の方が良く出来たかなと思っていたのですが、先生には外側だけお褒めの言葉をいただいたので、見る目が...