風の谷のナウシカ
- 2023/05/21
- 17:33
子供の頃、TVで放送された「風の谷のナウシカ」。何の気なしに見始めたのに、気付けば夢中になっていました。
当時子供だった私は、それまで観てきたあらゆるヒロインに憧れは持ってきたけれど、それとは明らかに違う、衝撃的で、強い憧れを抱いた記憶があります。
ナウシカが好きなどと言いながら、実はアニメ映画しか観ておらず、ほんの一部しか知らなかったことを聞き、漫画本をお借りしました。
この原作漫画は「アニメージュ」に連載が続き、完結したのは12年後の1994年。
日本漫画家協会賞の大賞を受賞。さらに多数の国と地域でも発売されており、国内だけでも単行本の累計発行部数は1600万部を超えているそうです。

漫画を読み始めると、全7巻のうち、映画は1、2巻といったところでしょうか?
3巻に入ったとき、すでに知らない物語へと進んでいっていました。その先に、ナウシカが選んだ道が描かれています。
そう考えると、映画は漫画の予告編と言っても過言ではないかもしれません。
巨大産業文明が衰退し、「火の7日間」と呼ばれる戦争の末、人々は大地と文明を失い、限られた「住める場所」に小さな国を作り、生活しはじめました。
ナウシカは、人々に慕われる「風の谷」の姫。
あるときペジテの飛行艇が堕ち、ペジテの王女・ラステルから、兄(アスベル)に渡してほしいと秘石を託されます。
この秘石、映画では「それ何?」と思ってみていたのですが、ペジテで見つかった巨神兵に大きく関わるものでした。
その後、その秘石を狙い、風の谷にトルメキア王国の王女・クシャナ率いる部隊が侵攻してきて、風の谷VSトルメキアのような画になるのですが、漫画でトルメキアと戦うのは、映画には登場しなかった「土鬼(ドルク)」という帝国です。
一昨年、現代美術舘でのユージーンスタジオ展、ゴールドレインをみながら、私はナウシカを思い出していました。
映画ではナウシカの父ジルが病床に伏していましたが、ユパ(ジルの親友であり、ナウシカが師匠として慕う人物)が以前来た時には飛んでいたと言っているくらいなので、ものすごいスピードで、腐海の毒に侵されているということになります。
ジルの子供たちもやはり腐海の毒に侵され、唯一元気に育ったのがナウシカでした。
そもそも腐海って、何?
映画では、腐海は瘴気をだす植物に覆われており、マスク無しでは人類が生きていかれない恐ろしい世界のように描かれています。しかし実際のところは、なんと言ったらいいか、、、逆でした。
そのあたりは、私にはしっかりとした説明ができる気がしないので、漫画を読んでいただくのがいいと思います。
現実世界でも、人類は文明を発展させてきました。勿論それは豊かな生活を送るためです。
こんなに文明が発展しても、人々の愛情で満ち溢れているように見えても、どこかで戦争が起こる。すべてを一瞬で壊す戦争の愚かさは、現実も同じです。
読んでいて怒りをおぼえました。
綺麗事では生きていけないのかもしれない。それでもナウシカは、生きろと伝えてくれます。
お洋服と和のうつわと珈琲豆のセレクトショップ
Riyon
埼玉県熊谷市別府5-80-3
TEL : 048-533-9533
営業時間 :11時~18時
おやすみ:日/月曜/祝日

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当時子供だった私は、それまで観てきたあらゆるヒロインに憧れは持ってきたけれど、それとは明らかに違う、衝撃的で、強い憧れを抱いた記憶があります。
#ナウシカ「みんな、必ず助ける!私を信じて、荷を捨てなさい!」#風の谷のナウシカ #宮崎駿 #金曜ロードショー pic.twitter.com/wPoihFucq6
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 25, 2020
ナウシカが好きなどと言いながら、実はアニメ映画しか観ておらず、ほんの一部しか知らなかったことを聞き、漫画本をお借りしました。
この原作漫画は「アニメージュ」に連載が続き、完結したのは12年後の1994年。
日本漫画家協会賞の大賞を受賞。さらに多数の国と地域でも発売されており、国内だけでも単行本の累計発行部数は1600万部を超えているそうです。

漫画を読み始めると、全7巻のうち、映画は1、2巻といったところでしょうか?
3巻に入ったとき、すでに知らない物語へと進んでいっていました。その先に、ナウシカが選んだ道が描かれています。
そう考えると、映画は漫画の予告編と言っても過言ではないかもしれません。
巨大産業文明が衰退し、「火の7日間」と呼ばれる戦争の末、人々は大地と文明を失い、限られた「住める場所」に小さな国を作り、生活しはじめました。
ナウシカは、人々に慕われる「風の谷」の姫。
あるときペジテの飛行艇が堕ち、ペジテの王女・ラステルから、兄(アスベル)に渡してほしいと秘石を託されます。
この秘石、映画では「それ何?」と思ってみていたのですが、ペジテで見つかった巨神兵に大きく関わるものでした。
その後、その秘石を狙い、風の谷にトルメキア王国の王女・クシャナ率いる部隊が侵攻してきて、風の谷VSトルメキアのような画になるのですが、漫画でトルメキアと戦うのは、映画には登場しなかった「土鬼(ドルク)」という帝国です。
#アスベル「泣いてるの?」#ナウシカ「うん、うれしいの」#風の谷のナウシカ #宮崎駿 #金曜ロードショー pic.twitter.com/u68Ri4qPsO
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 25, 2020
昨日訪れたユージーンスタジオの展覧会から「ゴールドレイン」という作品。暗闇の中天井から降り注ぐ金や銀。落下するものが呼ぶのは、どちらかというと寂しいとか悲しいという負の感情だけれども、キラキラと輝く様は、人の一生に見えて、美しく、不思議と受け入れる気持ちになる。 pic.twitter.com/sWjNXblYeI
— みわ♪お洋服とうつわと珈琲豆Riyon (@chococoooa) December 27, 2021
一昨年、現代美術舘でのユージーンスタジオ展、ゴールドレインをみながら、私はナウシカを思い出していました。
映画ではナウシカの父ジルが病床に伏していましたが、ユパ(ジルの親友であり、ナウシカが師匠として慕う人物)が以前来た時には飛んでいたと言っているくらいなので、ものすごいスピードで、腐海の毒に侵されているということになります。
ジルの子供たちもやはり腐海の毒に侵され、唯一元気に育ったのがナウシカでした。
そもそも腐海って、何?
映画では、腐海は瘴気をだす植物に覆われており、マスク無しでは人類が生きていかれない恐ろしい世界のように描かれています。しかし実際のところは、なんと言ったらいいか、、、逆でした。
そのあたりは、私にはしっかりとした説明ができる気がしないので、漫画を読んでいただくのがいいと思います。
現実世界でも、人類は文明を発展させてきました。勿論それは豊かな生活を送るためです。
こんなに文明が発展しても、人々の愛情で満ち溢れているように見えても、どこかで戦争が起こる。すべてを一瞬で壊す戦争の愚かさは、現実も同じです。
読んでいて怒りをおぼえました。
綺麗事では生きていけないのかもしれない。それでもナウシカは、生きろと伝えてくれます。
#ナウシカ「アスベル、みんなに言って!腐海の生まれたわけを。蟲は世界を守ってるって」#風の谷のナウシカ #宮崎駿 #金曜ロードショー pic.twitter.com/Qla9IXYOAR
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 25, 2020
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営業時間 :11時~18時
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